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キミの隣でずっと見ている  作者: ぱんだくん(過去に書いたもの)
10/12

☆☆☆☆

私はいつのまにか涙が頬を伝っていた。

「…すごい、面白い。面白いよ!」

「本当?佳奈、泣いてるけど…」

直紀が心配そうにのぞきこんで、涙をぬぐってくれる。

「感動したんだよ!」

そういうと直紀は「よかった、俺が何か悪い事書いちゃったかと思った」

とおどけて言った。

「じゃあ早速、封筒に入れようかな」

私は直紀がするその作業を少し照れながら、でもわくわくしてみていた。

―――今回は絶対にいけると思ったからだ。もし、もしも落ちてしまったのならその審査員の目が節穴なのだろう。そのくらい、今回の直紀の小説は面白かった。

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