先が見えない世に疲れてしまったアラサーDKに住み着かれました。
「さりさん僕を居候させてください。なんなら居候させてくれないのなら警察に襲われたとか言いますよ??僕一応高校二年生なのでさりさん捕まります笑」
そんなにっこりな顔で言われても、、恐ろしいこというな未成年と二人で暮らすわけにはいかないしな、、
「じゃあそらくん両親には許可得た??」
「・・・得ました。」
「その沈黙は何??」
「何でもないですよ。それよりもさりさんは僕のこと嫌いですか??」
うまぶしいこれが若者そんな目で見ないで〜〜
「嫌いじゃないけど、、、」
「じゃあ大丈夫ですね。これからよろしくお願いします。」
「ちょちょ待って待って何を勝手に決めてるの??」
「え?ただ一緒に住むことが今決まっただけですよ。じゃあご飯作りますね。途中スーパーに寄って材料買ってきたんですよ。ほらにんじんにたまねぎに豚肉、カレーにしようかなと思って笑お米ありますよね??キッチ借ります〜」
といいそらくんはキッチンに行ってしまった。はぁ〜なんでこうなったんだろう、、と思いながらテーブルに顔を伏せた。そらくんとの最初の出会いはゲームだった。
私はその最初にゲーム出会った日会社からの帰り道スーパーに寄っていた。
「はぁ〜今日の晩ごはんどうしよ。」
今日課長に尻さらわれたし、あのクソ好色ハゲジジイくそが、眼鏡かちわってやろうか
「お、豚肉やすい、ラッキー」今日は生姜焼きにでもしようかな
豚肉を商品だなから取りカートを押してレジに向かった。
完全に日が沈み家に帰ってきた。
ご飯作る前にお風呂でも入ろと鏡の前に立つとどこか弱々しい女の人の顔が写っていたこれが私か、、、学生の頃にはクラスのマドンナとも呼ばれてたのにと思いながら苦笑いを浮かべた。
お風呂に入りご飯作りながら携帯をいじってると私の好きなアニメがゲーム化したという広告を見かけた。リリースはもうされてるみたいでご飯食べ終わったらやってみるかと思った。
よし出来た。さっさと盛り付けて食べるか。
一人寂しくテーブルに移動しいただきます。
ごちそうさまでした。さ食器洗ってゲームでしてみようかなロードを先にしておいてその間に洗ってしまうかと思ったのでゲームを携帯でロードしておいた。食器を洗い終わったころには名前を決めてくださいと画面が表示されていた。名前はどうしよ、、、夜狐でいいかと思い入力をしゲームを初めた。
チュートリアルが始まりサクサクと進めることが出来た。好きなキャラがいっぱいで癒されると思った。チュートリアルの途中にクランに入ってみようと表示された。クランに入るためには自分でクランを作るか他の人が作ってるところに入らなければいけない。自分で作るためには課金が必要らしい。課金はまだする気がないので他の人のところに入ろうと思った。どうやって入ればいいのだろうかと思いチュートリアルでチャットで声をかけてみようと表示された。何回も文章を書いては消したりしていた。その間チャットを見ると楽しく会話してるなと思った。この輪に入るのは、、、と思いながらも決心してチャットで
夜狐「会話の途中すみません、今チュートリアルでクランに入るように言われ探してるんでけど入れてもら
えることは出来ませんか??」
わたあめ「あ〜初めての方だ〜〜おはつ〜〜」
猫「お初ですクランですか、うちに来ます??」
お!猫さんって方が入れてくれるみたいだ、それなら
夜狐「本当ですか?!ぜひお願いします。」
猫「了解です。今招待送りますね」
これが猫さんとの出会いだった。
猫さんと一緒にゲームをしていくうちにどんどん仲良くなっていった。そして徐々に会社であったことを愚痴るようになっていった。その時クランでオフ会やらないかという話になり、猫さんに会ってみたいと思い参加をした。そこにいたのは若い男性だった。声が聞いたことないから女性かなと思っていたが、、男性でそれも高校生なんてことに驚いた。クランに指示をだすときは丁寧に細かくみんなに出していた。そのおかげでゲームがしやすくなりクラン全体がいい雰囲気でやれていた。だからてっきり大人の女性かと思っていた。
「夜狐さんですよね??」
猫さんが話してきた。
「そうですけど、高校生なんて驚きました。」
「あら何歳だと思ってたんですか??クソガキとでも笑」
「いえいえ違っくてっきり大人かと、、」
「え?!そんなに僕老けてます???てかリアルで会うの初めてですよね?改めてクランリーダーをしています猫またわ高校二年生そらです。気軽にそらってお呼びください笑。」
「、、、初めまして夜狐です。本名は、、、さりです。」
「さりさんって言うですね。いい名前です。一旦みなさんに挨拶をしたいのでこれで」
そらくんは別の人のところに行ってしまった。
その後のオフ会は楽しく未成年がいるからといって17時には解散になった。帰ろうとしたらそらくんに声をかけられた。
「あ、さりさん待ってください。」
「ん?どうしたのそらくん?」
「僕ずっとさりさんのご飯たべてみたいと思ってたんですよね。いつも飯テロするから笑」
「ん〜いいけどまた後日ね。」
「わかりました。それじゃあ今日は楽しかったです。じゃゲームで、さようなら」
「じゃばいばい」
とこれで分かれ私は電車にゆられながらそらくんになにを作ってあげるか考えながら家に帰った。
その後なかなか予定が合わず冬休みの今日になってしまった。ん〜〜てか私が料理作るはずだったのに、、、なにがなんだかわかんなくなってしまった。
いい匂いがキッチンからした。気づいたらカレーが出来ていたみたいだ。
「さりさん〜〜ご飯出来ましたけど今食べますか??」
「ん、食べようか」
私はなにを言ってんだ帰らせないと
「そらくんこれ食べたら帰ってね」
「え?何いってんですかもう家に帰ってきてるじゃないですか。ここにいますよ笑」
「ん〜そういう意味じゃなくてそらくんの家はどこかな?」
「ここですよ。」
あ〜〜話が通じないどうしよ〜〜もうスプーンを手に取りカレーを頬張った。
ん?!
「美味しいなにこれ!?これ美味しい」
「ん〜〜良かったさりさんいい顔ですね。いっぱい食べてください。多少はおかわりできるんで」
「んじゃあおかわりちょうだい。」
「食べるのはや笑 おかわりですねさりさん。」
そらくん暮らす日々は私の人生に光をくれていた。毎日家に帰るのが楽しくなっていた。
そらくんとの二人暮らしが始まって半年が過ぎようとしてた頃、私が家に帰ったらテーブルに一通の手紙があった。
「旅に出ます。楽しかったです。」
え、、、、私はこれを読んだとき意味がわからなかった。ただ涙が止まらなかった。私の手からは携帯が落ちた。
「高校男子高校生死亡!!家庭内問題での自殺か?!」




