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無限の恋しい世界

作者: 秋葉竹



各フロアごとに

さまざまな物語の世界を展開する

雲を突き抜け、天を突き抜ける

高くおおきな塔がある


神さまの国さえ

はるか眼下にみおろす塔


ひとだけが、なぜ

クリスマスを祝えるのか

敬虔に

祈りを捧げられるのか


でも、もしかしたら

あるフロアの世界では

ウサギがクリスマスを祝い

フクロウが敬虔に祈っているかもしれない


世界のみた目なんて

そんなものなんだよなぁ


事実にみえるいまあるがままの世界も

その輝きも微笑みも偽りも憎しみも

すべてをかねそなえた世界にみえる世界も

ただの、いま、いまを生きる

わたしたちにとっての

事実でしかないのかもしれないし


希みすぎず

浮かれすぎず

悲しみすぎず

ゆきすぎず


いつだって、またあしたが来るって

そうじゃない日が

それでもいつかはやって来るとしても

いつだって、またあしたが来るって

そんな世界を恋しく想う想いで

やってゆくのでいいと、

いいのだと云ってほしいなぁ


広々とした

無限の世界のただひとつのこの世界に住み

ただそれが

好きだからここに住んだんじゃないとしても

好きなひとがいる世界なんだから

それに感謝して

ありがとうございます、と

想いも、価値も、1秒も、とわも、


いつか一緒に

いつまでも一緒に

生きてゆこうよと

想えるひとに

出逢わせたくれた奇跡だけにでもいい

感謝して

感謝して


じゃあ、生きてゆこうか







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