故郷の軍人現る?
なぜ自分がガリアント帝国に銃の情報が行きたくないのかと言うと、前の世界では銃は世界で一番人を殺したと言われる武器だからだ。日本は銃が規制されているおかげで銃犯罪が少ないが、外国だと多い。それは外国で銃の販売、製造、所持をしているからだ。それが無くなれば少しは犯罪が減るのだが、もう回ってしまったものは取り返しが効かない。だからここで食い止めておかなければいけない。
「と、言うことで攻め落として来た訳だが......」
「ちょっとまて、攻め落として来た?!あの何年もの戦闘を繰り返してきた国を攻め落として来た?!......はぁ.....おぬし、それは願ったり叶ったりじゃが、加減を覚えよ」
「少しだけ事情があったんだ、だから仕方ない。」
「と言うことはおぬしにかなう国はいなくなったと言うことじゃな.......」
「え?」
「なんせこのアルカリナ王国はここら辺りでは一位や二位を争う国家なのじゃぞ?しかもあのガリアント帝国だってトップスリーにだって入るはずじゃ。それをこんな短時間で攻めたとなるとかなう国は無いはずじゃ」
「マジかよ......もしかして世界最強なのか?!」
「おぬし、自覚しておらんかったのか?」
これは......自覚しないとな.....
「ところでおぬしの服はどこのものなんだ?」
「これは日本の服だな。陸上自衛隊迷彩戦闘服3型と言う服だ」
「なぜ緑色なんじゃ?」
「まぁ、大体は日本は自然に囲まれた国だったんだ。そこで防衛できるようにしている服だからだな」
「そういう服は購入できんのか?」
「これは無理だけどデザインくれたらつくるよ」
「うむ!じゃ、明日ごろにデザインを考えてそっちにいくからよろしく頼むぞ!」
「え?王女が外に出て大丈夫なのか?」
「護衛頼めるか?」
「ああ、大丈夫だ、問題ない」
そんな話をしていると、一つの衛星電話から着信音が響く
「少し待っててくれるか?」
「うむ」
耳に電話を当てる
「もしもし?」
「あ、アカツキ様でございますか?」
「はい」
「アカツキ様と同じ贈り物を使用した武器で魔物を倒している人物が発見されました。見た目は緑色の服で長い木の爆発音がする筒、ベルトには小さい箱が付いていまして、女の子で黒髪です。鉄の乗り物に乗っていました。それも大きく爆発音がしてましたと報告があります。兵士が何人かその少女に危害を加えられてしまいましたが、拘束魔法により拘束しています」
「わかりました、今すぐそちらに向かいます」
「なにやら大変なことがおこったようじゃな」
「すみません、自分はもう出ますね」
「うむ!次も甘味を頼むぞ!!」
「了解しました」
「モンドール、最初の国に向かう、大日本帝国陸軍装備にしてきてくれ」
「わかりました、マスター」
多分俺の予想が合ってるとしたら、その少女はいくつもの功績を残した、芹川彩里と言う陸軍最強戦力となっていた人だ。確か第二次世界大戦で行方不明になってたはずなんだけど、まさか飛ばされていたとは.......
「よし、行くか......」
あまり使わない空間移動魔法を使う
「状況は?」
「はい、この者が城壁を破壊し、襲ってきた少女です。話をしようにも言葉が伝わらず困っていたところです」
「わかった。城壁はこちらが直しておく。その少女とは故郷が一緒かもしれないからこちらで預かっておく」
「了解しました」
さて、話し合えるか心配だ......
どうも赤月先生です!!!
初登場芹川彩里さんですが、みんなからロリコンと言われそうで怖い.......
この芹川彩里と言う人はフィクションですよ?架空人物って言うのかな?そんな感じですので注意です!!