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第60話 階段前の守護者

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今日は早い時間五更新します。

あともしかしたら来週のどこかで2話更新が入るかもしれません。


※途中で図が入っていますがパソコンでは正常に見ることができるのですがスマホだと不具合があるかもしれません。

「しかし階段の場所が分からないじゃないですか」


 ミアちゃんがそんな質問をしてくる。


「いや、屋敷の階段はだいたい入り口正面だろ」


 くっ、今日はやけにキースと意見が合致してしまう。


 別にキースも今日は常識的な発言をしているしおかしなことではないんだが少し悔しい感情が胸中を渦巻くのはなぜだろう。


「俺もそう思う。まずはこの廊下(下の図で上から5段目の廊下)を左に行ってあそこの右への通路(下の図で左から5列目)を通ろう。屋敷に侵入する前に観察した感じでなんとなくこの屋敷の一階の構造は頭に入ってる」


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 (リューンの屋敷の構造想像図)


         正面

 ★★★★★★★●●●★★★★★★★

 ★◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆★

 ★◆◇◇◆◇◇◆▽◆◇◇◆◇◇◆★

 ★◆◇◇◆◇◇◆▽◆◇◇◆◇◇◆★

 ★◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆★

 ★★★★★★★★★★★★★★★★★

         裏手


 ★・・・壁 ●・・・入口 ◆・・・廊下 ◇・・・部屋 ▽・・・階段


 --------------------


「へえ、そりゃ凄いな。俺は全然分からないから頼りにしてるぜ」


 全然分からないっつーか分かろうとしなかっただけだろ。


 まあ別にいいけど。


「任せとけ。それじゃあ行くぞ」


 そして俺たちは出来る限り足音を消して素早く曲がり角まで移動する。


「ストップだ。俺が通路に人はいるかどうかを確認する。俺は隠密スキルをもってるからな」


 俺は2人が無言で頷いたのを確認して壁から少し顔を出して様子を伺う。


 うわー、幸いこちらに向かってきている使用人はいないが入り口の近くで警備をしてる奴がいるぞ。


 しかも2人。


 これはばれないように階段の裏手に回るのは無理がありそうだしあいつらは()るしかないな。


 俺がどうしようかと思案していると不意に左の方から足音が聞こえてくる。


 マズい、ここの廊下には隠れられそうな障害物はない。


 俺は慌てて2人に身振り手振りで窓から外に出るように伝える。


 2人もその意図を汲み取ってくれたのか素早く音を出さずに窓を開けてくれる。


 俺たちは素早く外に出て窓を閉める。


 その後使用人は俺たちの元居た場所を通り過ぎる。


「「「ふぅ」」」


 俺たちは初めての危機が去り一息つく。


「あそこの廊下の曲がり角から見た感じ入り口付近で階段を警備してる奴が2人いた。あれにバレないように階段裏に回るのは不可能だ。声も出せないように一瞬で2人を殺す方法を考えないと」


 俺はひとまず状況を2人に報告する。


「なるほどな。ここまで上手くいってたが最後まで理想通りとはいかないか」


 キースは俺の言葉に動じることもなく次の作戦に頭を悩ませている。


「それは困りましたね」


 ミアちゃんは作戦を考えようともせず完全に丸投げの様子だ。


 まあいいけど。


 しかしこれはこの作戦において最大の山場になりそうだ。


 相手は別に強くないとしても声を上げさせてはいけないというのが非常に難易度が高い。


 そうなれば攻撃方法は遠距離からになるが……。


 すると剣士のキースには不可能だ。


 1人ならミアちゃんの『初級移動』で警備員の背後に回って口を塞ぎながら首を斬撃系の魔法で掻き切ってそのまま『初級魔法陣作成』のスキルでどっかに飛ばしてしまえば死体も消せて完璧だ。


 だが2人を1人で相手するのは流石に無理だ。


 となると片方は俺がやるしかないか。


 だが俺だってそんな有用なスキルは……。


 いや、そうか。


 分かったぞ突破口……!

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