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第47話 来たる! 第2回幹部会議

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これ10万文字届く前の完結しそう……。

 1週間が経ち俺はまたこの場所に戻って来た。


 数日だらだらと自堕落な生活を送っているうちにいつの間にかこの日がやってきてしまっていたのだ。


 そう、今日は第2回幹部会議 (リューンからすると)があるのだ。


 議題は『人類混乱作戦(仮)』について。


「はぁ」


 先週の会議を思い出し、俺は大きくため息をついた。


 前回俺が迂闊に声を上げなければこんな面倒なことになることはなかった。


 あまりにファルスさんが魔王軍のナンバーツーとは思えないほどバカなことを考えていたからって油断した。


 まあ今日は恐らく色々と話し合いに参加させられることは間違いないだろうとは思うができるだけ最低限で済ませてもらおう。


 正直俺は下級兵士だった時代は成り上がりたいと心の底から思っていたが、今のヴィルフさんの腹心という立場は地球にいたころの俺から考えると身に余る幸せすぎてこれ以上成り上がろうなんて考えは出てこなかった。


 今はただこの生活を守りながらイージーな人生を過ごして一生を終えればいいと。


 そのため面倒な「成り上がりチャンスイベント」は不必要極まりないものだったのだ。


 恐らくこの案が採用されて作戦が成功すれば俺はさらに高い地位へと上り詰めることができるだろう。


 だが必要ない。


 何故ならこの幹部の家臣という地位は下手な上級1000人隊長とかよりも素晴らしい地位だと俺は思っているからだ。


 仕事は週1時間ほど、戦時は幹部のそばに控えてればいい。


 そう、戦時は上級1000人隊長などは前線に出て指揮をとらなくてはならないかもしれないが、幹部の家臣は幹部という最強の存在がいる場所にずっといることができるのだ。


 上級兵士1000人と幹部1人に守ってもらうのは果たしてどちらが安全か。


 幹部の強さを知らない者なら分からないが、知っている者ならどちらが安全かなど聞くまでもなく分からはずだ。


 まあ少し話が逸れたが、とにかく今の俺に地位はいらない。


 いや、まあ強いて言えば美女、美少女が欲しいところだが流石にそれは贅沢という物だろう。


 それに今回意見を出しただけだがこれが採用されそうだしその褒美に美女、美少女を要求するっていうのもいいかな。


 ……って落ち着け俺。


 俺には心に決めたミアちゃんという超絶美少女がいるじゃないか。


「よし、全員揃ったな」


 そんなことを考えているとまたまた最後に登場したファルスさんの合図で会議が始まる。


「本日は前回そこのヴィルフの家臣のリューン……だったか、が話した人類混乱作戦(仮)についての話をする。初めに作戦名から」


 おお、とりあえずは俺は用済みって感じか。


 前回完全に忘れてた書記の仕事に専念できるね。


 ヴィルフさんは前回は「あんなことがあったのだから仕方ない」と笑って許してくれたが、今回は俺の出番もほとんどなさそうだししっかりと仕事をこなさなくてはならないだろう。


 そう言って俺が筆ペンのような洒落たものにインクをつけているとまず第一声が発せられる。


「うん、じゃあ黒の騎士団作戦でどうだろうか」


 は? いやいやルイスさん、ソレジャナイ。


 秘密組織の名前は漆黒の使者団に訂正したから。


「何を言っとるんだ貴様は。漆黒の死者団だろ」


 うん、字が違うけどもうそれでいい。


 だがまさかルイスさんがボケてガウェインが突っ込む展開になるとは思わなかったよ。


「そ、そうだったか」


 ボケたんじゃなくて素だったんかい!


 やれやれ、先が思いやられるぜ。


 そうして憂鬱な会議は始まった。

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