短編1 魔王様の独白
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今日はもう疲れたんでこのいつもの半分もない短さの短編で勘弁してください……。
俺はこの世界で最強を歌う魔族の王、魔王。
魔族は数1000年ほど前までは人類に迫害され続け、それに抵抗することのできる力を持っていなかった。
団結して我々に襲い来る人類に、孤高を美徳とする魔族は1人1人の力は人間たちより上でも、数人を相手にすれば勝利することはできなかった。
魔族たちは次々と殺されていき、俺は思った。
魔族も団結しなければならないと。
最初は俺の考えは否定され続けてきた。
だが、俺は生まれ持っていた力を同胞たちに見せつけると、次第に俺の考えは認められていった。
みな心の中では死を恐れ、何かに縋りつきたかったのだ。
孤高を美徳などと謳っていたのは恐れる心を奮い立たせるため。
みな心の底ではそんなことは思っていなかったのだから。
力を持つ俺に縋りたかったんだ。
けど別に俺はそのことをバカにしたりはしなかった。
魔族1人1人力の違いはあるのだから、俺のように力を持って生まれた者は持たざる者を救う義務がある。
それは間違った考えなのかもしれない。
才能に縛られた生き方は息苦しい。
それでも俺は魔族をまとめ上げ人類に立ち向かった。
それは大変なことではあったが、俺が頑張れば頑張るほど慕われていき、すこし気分がよかった。
俺が全盛期に差し掛かったころ、4度目の人類との大規模戦争。
魔族は初めて勝利した。
俺が魔法で道を切り開き敵兵をなぎ倒していけば皆が着いてきた。
あの日のことは今でも忘れない。
そしてその時から俺は『魔王』と呼ばれて恐れられるようになったんだ。




