第38話 重鎮たちで野球!?
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pcがブルスクして1200文字が飛びました。
急ピッチで書き直したので誤字が多くても勘弁を。
(頭に来て危うくキーボードクラッシャーになってしまうところだった……)
「何やるのって……。確かに言ってませんでしたね」
そういえばヴィルフさんは「暇だし面白そうなことをやろうとしてる俺たちについて行こう」みたいな適当なノリでついてきておまけにこのヤバい部屋を貸してくれたんだよな。
この部屋の凄さについて聞いてたら本来の目的やさっきまでの出来事を思わず忘れてしまった。
「俺たちがやろうとしてるのは野球ってゲームですよ。基本的には棒で球を打つ。それだけです。ただそこに複雑なルールや細かい駆け引きなどがあってすごく面白いんですよ。それじゃあ早速やってみますか……って思ったけどそういえば人数が足りませんね。野球は最低でも9人×2チームの18人はいないと」
俺はせっかくこんな素晴らしい部屋を貸してもらったのにどうしたものかと悩む。
「18人か。今ここに4人いるからあと14人だな。ちょっと待ってろ。すぐに連れてきてやる。お前はその間に部屋のカスタマイズでもしておきな。そこにある魔道具に手をかざして頭の中でどんな部屋にするかをイメージすればそのイメージ通りの空間になる」
ヴィルフさんはそれだけ言って一瞬で消えてしまう。
スキルか? いや、そんなスキルは聞いたことがない。
とすると固有スキルか。
まあそれはひとまずおいておいて早速空間をカスタマイズしてみよう。
「えっと、その魔道具というのは……」
俺はあたりを見回して魔道具を探すと、すぐに見つけることができた。
どうやら入り口入ってすぐのところにある壁に張り付いていたようだ。
俺はその魔道具に触れて頭の中で鮮明に野球場をイメージしてみる。
ベンチとか客席までは細かくイメージしなくてもいいが、ベース間の距離やマウンドからバッターボックスまでの距離とかはしっかりイメージしないとな。
俺は頭の中で一瞬で野球場を作り上げていく。
完成。
「「おお!」」
2人の驚く声がする。
どうやら成功っぽいな。
俺は目を開けて辺りを見回してみる。
「凄いな。俺のイメージとぴったり一緒だ。だけどこうしてよく見るとちょっとおかしい部分もあるかも」
「そうなのか?」
キースがこれでも十分凄いと言いたげな表情で言ってくる。
まあそれもそうか。
どうせ本格的なものをやるわけじゃない。
そもそもバットが鉄パイプなんだ。
それっぽい感じになればそれでいい。
「連れてきたぞー」
俺が空間の形を完成させたところでヴィルフさんが帰ってくる。
すごく強そうな人たちを引き連れて。
「2チームで戦うんだろ? 黒の尖兵8人と近衛兵6人を連れてきた。俺率いる黒の尖兵とリューン率いる近衛兵で勝負しようぜ」
ヴィルフさんがニヤリと笑う。
黒の尖兵っていったら魔王軍の中でもトップクラスのエリート兵士。
たった48人しか存在せず、人類の誇る化け物兵士たちに勝るとも劣らない実力を持っている。
野球に直接的な戦闘能力は関係ないが、戦闘能力が高いということは運動神経もいいということ。
それだけで俺たちは不利だ。
なるほど、俺はルールを熟知しているのでそれがハンデってことか。
「上等ですよ。いくら魔王軍の誇るエリート兵士とはいえこれは戦闘じゃない。野球は頭脳戦だ!」
ルールを全員に教え込んでいざ開始!
リューン「ついに試合開始……のまえにまずは自己紹介!?」
作者 「運動神経もチームワークも劣っているこちらは果たして大丈夫なのか……?」
リューン「いよいよ試合が始まる」
作者 「次回『プレイボール』」




