第35話 暇つぶし
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毎回思うけど次話を書いてない状態で次回予告書くから若干かみ合ってなかったりするんですよね。
許して。
あれから3日ほど経った。
ミアちゃんが帰ってきて俺たちは凄く喜んだし、ミアちゃんも久しぶりの再会で喜んだ。
……俺だけはあまり嬉しくなさそうな顔をしていたがきっと気のせいだろう。
間違いない。
怪我で治療室で寝たきりの生活をしていると聞いたからどれほどの重傷だったのかと心配したものだ。
だいぶグロいので詳しくは話さないが、化け物精鋭部隊に襲われたというだけあって相当な怪我だったようだ。
まあだがこの世界には地球と決定的に違うことがある。
そう、スキルだ。
どんな怪我でもレベルカンストの上級回復スキルを使い、数日安静にすれば直ってしまうのがこの世界。
そんなこともあり、今日から近衛兵としての生活が始まったらしい。
で、ヴィルフさんに声をかけられて俺たちの専属メイドに任命されたと。
絶対に拒否したかったらしいが幹部の命令では断れない。
……絶対に拒否したかった理由は考えないでおこう。
そして何故ミアちゃんがいつの間にか近衛兵になったかというと、戦争で夜襲をかけられたとき人類の化け物精鋭部隊『黄金騎馬隊』と交戦することになったようだ。
その時に黄金騎馬隊の構成員をドレイクさん、ローレン、ロイと共に6人討ち取ったようだ。
ミアちゃんはそこまで言って、当時の事を思い出したのか。
喋るのをやめてどこかに行ってしまった。
やはり間近で仲間の死を見たので、いまだに立ち直ることができないのだろう。
そんなわけでミアちゃんも未だにどこかへ行ったっきり行方が分からず、色々と嫌なことを思い出してしまった俺たちの部屋は重苦しい空気でいっぱいになっていて、キースには話しかけづらかった。
別にキースも未だにあの時のことを思い出してるわけじゃないと思う。
論功行賞の日に、自分の気持ちには決着をつけてきたように見えたからだ。
それでもミアちゃんの持ち込んだ重苦しい空気にやはり気分が上がってこないのだろう。
ま、そんな理由もあり、俺は今暇になっている。
まあそれだけが理由ではないのだが。
この世界はスキルの存在があり、基本的には生活レベルは地球と何ら遜色はない。
だが、娯楽という物がとにかくない。
地球にいたころはスマホとパソコンと衣食住があれば生きていける(空気とか電気とかそういうしょうもないマジレスはご勘弁を)と自負していた俺だが、この世界にはそれがない。
そのため、仕事をしなくてよくなり、夢のニート生活が実現できる環境にいる現在、3日は食っちゃ寝する生活が楽しかったが、4日目になってとうとう苦しくなってきたという訳だ。
そこで俺は手軽に作れる娯楽を考えていた。
そして10分ほど考えてひらめいた。
異世界スローライフ物のテンプレと言えば……。
「キース、ちょっと外出てくるわ……」
思い立ったがなんとやら。
俺はすぐに立ち上がり部屋を出た。
リューン「材料を取って来た俺は早速制作をはじめ、すぐに完成させる」
作者 「果たして完成したものとは……」
リューン「そんなこんなで俺の平和なスローライフが始まる!?」
作者 「次回『異世界スローライフのテンプレ』」




