第11話 キースとドレイクのステータス
今日から5日間は2話更新。
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結局俺は、敵を倒すことより自分の身の安全を優先して、『初級物理攻撃耐性』『初級魔法攻撃耐性』『初級状態異常耐性』の3つの耐性系スキルを覚え、もしもけがをした時のために、『初級回復』を覚え、固有スキルと相性がよさそうな『初級幻術』『初級呪術』『初級罠作成』を覚えた。
正直『千里眼』と『隠密』の敵を見つけてすぐに隠れるコンボも強そうだと思ったが今回はあきらめた。
次はこの2つのスキルを入手しよう……。
そんなことを考えて、そろそろ寝ようかと考えた時、後ろから不意に声をかけられた。
「何してんだ?」
「うぉっ」
俺はだいぶ集中して考え事をしていたため、急な声掛けに大きく驚いた。
「なんだよそんな驚いて。お前も飲もうぜ! そんな真剣な顔してどうしたんだよ? 考え事か? 昼間ミアちゃんに振られたときはそんな真剣な顔じゃなかったぞ。思い出せよ」
キースか。
ふざけるな。
昼間のことは俺の心の中で永久封印だ。
ミアちゃんのことは絶対にあきらめん。
「誰が思い出すか! 俺は……ステータスを見てたんだよ」
俺は一瞬言うべきか迷ったが、言った。
どうせだいぶ酔ってるし、なんかぼろ出したとしても大丈夫だろ。
「なるほどね。なんか新しいスキルでも覚えたのか?」
俺の場合は今回だけでレベルが100以上上がっているから新しいスキルを覚えたどころの話じゃないんだが、まあこいつらにはなぜか俺はかなりの手練れって思われてるからな。
今回の狩りでレベルが上がったとしても1桁だと思われているだろう。
ま、本当のことなんて言うつもりはないが。
「まあな。そういやお前の……」
レベルはいくつなんだ? と聞こうとしてやめた。
「ん?」
「いや、魔王軍について教えてくれよ。俺、来たばかりで全然わかんねぇんだ」
とりあえず俺は話をそらしてみる。
そういえばレベルは固有スキル『覗き』を使ってみることができるんだよな。
それより魔王軍のことについて色々聞いた方がいい。
「それなら魔王軍の在籍歴が一番長いドレイクに聞いた方がいいんじゃねぇか?」
ドレイクさん、一番在籍歴長いのか。
まあ班のリーダーを務めてるんだもんな。
「そうだったんですね。ドレイクさん。じゃあちょっと教えてくださいよ」
俺はそう言いながら2人のステータスを除く。
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ステータス
種族:下級竜人
職業:ダブルソードマン
名前:キース
年齢:24
Level:148
HP:1954/1954
MP:252/252
攻撃力:474
防御力:325
知力:74
素早さ:89
スキル:スキルポイント0『初級火魔法(5)★10』『初級風魔法(5)★10』『初級物質操作(10)★10』『初級物理攻撃耐性(10)★10』『初級魔法攻撃耐性(10)★10』『初級状態異常耐性(10)★10』『初級千里眼(5)★10』『初級物理攻撃強化(20)★10』『初級ステータス強化(20)★10』『初級移動(10)★10』『中級物理攻撃強化(30)★30』『炎斬撃(5)★10』『風斬撃(5)★10』『飛翔(20)★10』『憤怒(30)★31』
加護:剣の加護
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ステータス
種族:小鬼
職業:グレートソードマン
名前:ドレイク
年齢:36
Level:181
HP:2335/2335
MP:199/199
攻撃力:525
防御力:398
知力:145
素早さ:54
スキル:スキルポイント0『初級水魔法(5)★10』『初級光魔法(5)★10』『初級物質操作(10)★10』『初級物理攻撃耐性(10)★10』『初級魔法攻撃耐性(10)★10』『初級状態異常耐性(10)★10』『初級千里眼(5)★10』『初級物理攻撃強化(20)★10』『初級ステータス強化(20)★10』『初級移動(10)★10』『中級物理攻撃強化(30)★30』『上級物理攻撃強化(50)★50』『水斬撃(5)★10』『光斬撃(5)★10』『無敵の剣(20)★10』『集中(10)★24』
加護:なし
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2人ともやっぱりレベル高いな。
前から薄々分かっていたが、ステータスの成長の仕方は、基礎ステータス(レベル1の状態のステータス)にレベル×0.1をかけたものだと今確信した。
そう考えると基礎ステータスの高さがかなり重要になってくる。
そして俺の基礎ステータスはざっと計算した感じキースやドレイクよりも低い。
はぁ。
俺は現実を知り、改めてショックを受けた。




