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今年で剥がれた

殴り書きです

私今年に入って3つのことに気づきました。1番は自分が自ら思う以上に愚かで非人情な人間だったことです。私は女癖が悪く交際を始めても2ヶ月ほどで終わってしまうのが当たり前でした。ですが運良くこんな私となんやなんやで長く続いて1年の交際を果たせました。が、日々お互い嫉妬や独占欲みたいなどろっとしたやな感情に苛まれ限界が来た私は友人の別れに「乗るしかないこのビックウェーブに!」と軽率な考えで別れを一方的に切り出しました。その後後悔は少ししましたが1ヶ月ぽっきでそんなもの無くなりました。好きだったつもりですがそんなことなかったらしいです。交際相手も新しく交際を始めたらしくお互いそんなもんだったのかぁと振った立場でメンヘラチックなことを考え4月が過ぎました。

私の気づき2番です。それから6月にかけて様々な恋路を辿りましたがいずれも上手くいかず破局に破局を重ねていました。7月に入り始めて心からしっかり愛した人に出会えました。初めに言いますが11日間の短い交際でした。ですが純愛と狂愛どちらも知らしめられました。別れの原因は私の突発的な身勝手な行動です。寂しかったんです。愛してるといえど私はまた軽率な事を愛した人にしたんだと別れの夜にしみじみ心に切り刻まれ動悸が激しくなりました。その子のためならなんでも出来た。それくらい本気で愛していました。私の求めていた感情でした。私は気づきました。私は昔も今も自分で幸せを枯らしているんだな。と。

それからは私は廃人のように日々を適当にのられくらり暮らしてきました。当然日に日に気持ちは腐っていき挙句の果てこれまであった誰かに求められたい誰かが欲しいなどの汚らしい感情も燃え尽きて散ってしまいました。私はなにがほしいんだろう。考えました。考えることに疲れ体を横にした時ふと思ったんです。今年3番目の気づきです。私はとっくの昔に求めることに疲れていた、それかそれに近い無気力に近い求めることに臆病、億劫になっていました。それに気づいても焦りも消沈もできませんでした。腐りに腐ったんです。

このたった3つの気づきで私は去年の私の対比のような人物に枯れ果てていきました。たった3つです。人なんてたった数個のことで自分が剥がれていくんです。私は今年剥がれた。剥がれたものは貼り直しがきかないくらいぼろぼろに剥がれてった。私はこの先新たな衣を身にまとい歩いていけるかな

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