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18☆おばちゃんとしては

ねえ、どうしてあの子をののしらなかったの?

「しずくちゃん!?」

今まで沈黙していたしずくちゃん本人が喋った。ただし、頭の中だけで。

それに、勉強なんてやるだけ無駄だよ!結局みんな行き着くところは一緒だから。

「私はね、ただ、死ぬまでに何にも知らないのは嫌なだけよ。せっかく生まれてきて、勿体ないじゃない」

じゃあなんで途中で他人に憑依してるのよ?

「憑依……?」

そうよ。生まれ変わったわけじゃなくて憑依。

「転生じゃない!!!」

私は混乱した。

どうする?今なら元に戻れるけど。

「元に戻れる!?」

あの50歳に誕生日からまたやり直して続きができる。

私はその誘惑に胸が高鳴った。でも、このまましずくちゃんをほったらかしにしていいものか思い悩んだ。

余計なお世話よ!

「いいえ。私が納得できるまでしずくちゃんについているわ」

なんで?!

「……」

私は学校へ向かった。

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