転生しちゃったのコーナー
「皆さんこんばんはー」
「こんばんは」
「今日もこの時間がやって参りました。お異世界ラジオ転生しちゃったのコーナーです。お相手はメリーと」
「ジェロの」
「二人です。ジェロさんこのコーナーはどんなコーナーなんですか?」
「この転生しちゃったのコーナーは死んだり何やかんやあって転生しちゃった人達のためのコーナーだ。毎回届くお便りに視聴者の皆さんと一緒に答えようと言うコーナとなっている」
「はーい、ありがとうございます。コメント欄の方もぼちぼち人が来てますね。それじゃ初めのお便りです。デュピュイ世界からラジオネーム、体は赤ちゃん心は大人さんからのお便りです」
メリーさんジェロさんこんばんは
「こんばんは〜」
「こんばんは」
いつもラジオ楽しみに聞いています。転生してそろそろ1ヶ月経ちそうなんですが、下の処理だったり母乳を飲むのが辛いです。でも下の処理は自分で出来ないし、母乳も目の前にあれがあるとついつい吸ってしまいます。なまじ中身がいい歳したオッサンなので羞恥心で死にそうです。どうにかなりませんか。
「という、お便りですが。率直にどう思われますかジェロさん」
「諦めるしかない」
「そうですね、こればかりは諦めるしかないですね。二ヶ月くらい経てば慣れてくるんじゃないですかね」
「もしくは心を無にするか子供になるしかない。肉体につられて精神が引っ張られるから、どうなろと時間が解決してくれるだろう」
「そうですね、コメント欄の方も「慣れるっきゃない」「時間が解決してくれるやないやろか」「子供のうちしか楽しめないことだから思いっきり楽しめ!」「常に感謝を忘れてはなりません。母乳には母親の免疫や栄養が沢山詰まっているのですから」と言った感じですね。一部変態がいるような気もしますけどいつもの事なのでスルースルー」
「ということで、体は赤ちゃん心は大人さんは参考にして見てくださいね〜」
「次のお便りはデュワボ世界からラジオネーム子供は辛いよさんからのお便り」
メリーさんジェロさん。こんばんは
「こんばんは」
「こんばんは〜」
いつもラジオ聞いています。今日は私一人ではどうしようもないのでお知恵をお貸しいただきたく、お便りをしたためたしだいです。
私は貴族の家系に転生したのですが、お父様がどうやら悪事に手を染めているようなのです。それもつい最近からのようで前のお父様では考えられないのです。性格も別人のようで、家族の中で悪事のことに気づいたのは私だけです。原因が何なのかさっぱり分かりません。お知恵を貸していただけないでしょうか。
「という事だが、デュワボ世界か」
「ご本人コメント欄に来てるかな〜」
「補足した。ひとまず話を聞いてから対策を考えよう。コメント欄の住人もそれでいいな?」
「あっちゃー」
[やはりアインズルビィーか]
[あれねー、まだあったんだ]
[製作者、製法共に闇に葬られていたはずだがな。メリー]
[はいはい〜もうやってるよ]
「今暇なのはアルフアリアか。子供は辛いよさん、今からそちらにアルフアリアという御使いが行く。君を道しるべに向かうだろうから心構えをしておくといい。事情はある程度伝えておくから説明は不要だ」
「それじゃ子供は辛いよさん頑張ってねー。さて、今日はここら辺でラジオは終了でいいんじゃないかな?」
「そうだな。というか、お便りがもうないからな。読むのものがなければ放送も続かない」
「それじゃ今日はここまで!次回は沢山のお便りをお願いね〜」
「今日のお相手はジェロと」
「メリーでしたー」
「「また来週このラジオでお会いしましょう」」