目次 次へ PR 1/164 八番目の色を探して ――これは、私の大好きなお姉ちゃんが、 世界に色を取り戻すまでの物語。 右腕を呪いに蝕まれながら、 それでもたった一人の騎士を救おうとした、不器用な魔女の記録です。 「大丈夫だよ、リア。――世界は、こんなにも温かい色をしてる」 そう言って笑ったお姉ちゃんの温もりを、 私は今も覚えています。 離れていても、この空の下で、 私はあの日教えてもらった「八番目の色」を探し続けています。 いつか再会する、大切な家族へ捧ぐ。 「語り部 オーレリア」