アポロ編
どうも、負け豚野郎です。
こちら非常に読みにくいかもです。次回からは読みやすい様に頑張ります。
第一話 〜神〜
僕はムライタカノセだタカノセが名前ね
今は43歳で普通の教師、教員歴は20年くらいだよ。さぁて今日も出勤やで…
ーーーピヨピヨ
信号は青ダネ。毎回思うけどアレは緑だよね
って、は?居眠り運転だって!?金曜日で疲れてても頑張って起きてよー朝なんだから
「おーい!ちびっこッ危ねぇゾー!!」
ーーーキキッー
あ?俺は死んだのか?ちびっこは無事だったようだな…良かったよ…最後にちびっこを助けられて
、、、これは?
「やあ僕は神だ」
ん?なんだ走馬灯かな…あの死ぬ前に見るってやつ
「いやいやいや、チガウヨー」
じゃあ夢か!
「だーら違うって!ココはね現実と夢の間」
んー?じゃあココはあの世って事か?
「いーやあの世じゃないマジナイさ!いいかい?僕はね神なんだよ」
そんな胡散臭い、誰が信じるか!そもそも死ぬまで何もしてこなかった神を誰が信用するんだよって話ですよね。
「はーせっかく異世界でゆるゆるスローライフ送れる様にしてあげようと思ったのに。もうなんか生きづらくして異世界に放つからな!」
へっ勝手にしてくださいよ!
ーーーピピロロロ
ん?ここは?
ーーーチュートリアルを開始しますか?ーーー
☆YES☆ ☆NO☆
第二話 〜チュートリアル〜
ーーーチュートリアルを開始しますか?ーーー
☆YES☆ ☆NO☆
ん?何だこれ?とりあえずYESだ
「やあーどうもームライ君」
げっ!さっきの神!
「そこはね異世界だよ」
なんだって!?確かに何かいつもと違う感じがするな…
「君にはそこの不在の神の代わりに成って貰う事にしたんだ!」
おいー!ちょっと待てい!
「君は神だからなんでも出来るよ!」
「試しにそこの木をココに移動するよう念じて見て!」
なんだこの神はまるで話が通じない
ムライが手を伸ばす
んーこうか?
【木よ動け】
ーーーズズズズ
!これは
「上出来だ!その力で頑張りたまへ」
ーーーピロロン
ーーーチュートリアルが終了しましたーーー
なるほど…どうゆう状況だよ畜生!
まぁこんな所に居ても埒があかないし近くに見える街まで行くか、、、
これはテレポートできるのかな?
【あの街へ!】
お!来れたじゃあないか!
「止まれ!」
第三話 〜この世界のこと〜
「止まれ!」
なんだ?なんだ?
(そう言ったのは門の警備のお姉さんだった)
「貴様!入国許可証を持っているのか!」
え?何々?私、神なんだけど
「何を言う!この世界の神など不在だ!それが原因で今世界中で戦争が起こっているんだろう!!」
えー?なんだと?じゃあこうすれば信じてくれる?
ムライが手を伸ばす
【木よ動け】
「!?何だそれは!私には信じられない力の持ち主だと言うのか…本当に神なのですか?それが知られればあなたは命を狙われる!」
ところで君は誰なんだ?
「ハッ!申し遅れました!私ジュリと言います!どうかこの無礼をお許しください!」
良いよ良いよ、というか神不在で世界不況なのに何で神の私が狙われるんだい?
「神とは全ての権限を持たれるお方!神に成れれば世界の権限を握る事になるので皆神に成りたくて戦争が起こっているのです!」
なるほど
(大体この世界ののことが読めてきたぞ…要するに神不在のこの世界で勝手に僕が神をして存在しているとバレたら命狙われるって事か……と言ってもこの力を持って負ける事なんてある?)
「まあ頑張ってくださいヨ」
そういうと彼女は門を通してくれた。
ディ・モールトベネ(とても良いよ)
第四話 〜ダーニングポイント〜
う〜ん金がない…神なのに金がないという問題に直面した…まるでどっかのホ〇バースのゲームの〇神のモ〇無し帝君じゃないか全く流石に私のCV担当が前野〇昭さんになりかねない…冗談はさておき僕は金がないチュートリアルの報酬で神がくれたけどホテル代と食事代で結構取られてしまい一文無しだ…いくらなんでも高いよぉ…もしかして文字が読めないのを逆手に取られてぼったくられた!?そうかもしれないと思うとやり場のない怒りが込み上げてきたぞ…こうしちゃ居られねぇあそこに行くぜ!
【あそこへ!】
そう僕が来たかった場所!K〇MONである!いや〜昔僕もお世話になった物だ…(ここは実際にはK〇MONじゃないけどね!)
すいませ〜ん!文字を習わせてくださ〜い!
「お客さんいい歳して文字も読めないのかい?ここは18歳までR-18の逆だよw」
(なんだこの店主ニヤニヤしやがって)
悪かったね邪魔したよ。
ーーーそういって店を去るムライ
いよいよ困ったぞ誰か文字を教えてくれ〜
???「あのぉどうされたんですか?」
ん?
見上げると少女が立っていた
???「私、フェスといいます。おじさんどうされたんですか?さっきからうずくまって…」
え!?僕うずくまってたの!?
フェス(以下F)「はい…ずっと」
えーまあ良いや君ぃ健康状態は良k…ゴホン
おじさんに文字を教えてくれないか?おじさん文字が読めないし、書けなくてね…
「え?なるほど…でしたら家に来てくたさい!私の家庭教室のカルメが勉強を教えますよ」
え!?マジ!?やったね!お願いします!
F「でも、お父様の許可がないと…じぃや?」
じぃや「お呼びかね?フェスちゃん」
F「この人をお屋敷に連れて行って良い?」
じぃや「良いですよフェスちゃん」
そのじぃやと呼ばれた男性は続けて言った
「あのお名前を教えて頂けませんか?」
ム、ムライタカノセです。
じぃや「この辺では聞いたことのない名前ですね…つかぬことをお聞きしますが旅人の方ですか?」
(うーんどうするか、、、神と言っても良いがあのジュリさんの話だと何をされるか分からないしな…)
はい!旅人です。
じぃや「なるほど…ようこそこのアポロへここは他の国から自由の国と呼ばれています。」
なるほど…こうして僕はフェスの街へ向かった
第五話 〜結婚の申し込み〜
「このワシに二度と顔を見せるなぁぁぁ」
どうして、どうしてこうなった!?
「ほう、このムライタカノセという旅人が俺の娘と一緒に学びたい男か」
はい…
「おい、旅人…なぜ字が読めない?」
はい?えーと私はこの国に来るのは初めてで…
「この世界共通言語の英語を公用語としているのにか…?」
え?そうなの?
(英語だったのか…神の力で普通に話せてたが)
「ふん、くだらん…おい、ジンジャーこの者を追い出せ!」
えッちょっ待ってくださいよ…
「なんだ?まさかワシの娘が欲しいと言うのか?」
そんなことないですよ。
「ロリコンみたいな顔しとるのにのぉ…爆笑」
ーーームライの中で何かが切れる
おい、テメェは人を侮辱する事しかできないのか?人をロリコンと決めつけるだよ英語ができないのを変というのも、、、大体!俺が元いた場所で俺は英語を教わって来なかったつーの!なんで俺はそんなことを知らなきゃのんねぇんだよ!
「ほう…貴様、そんな言い方をするか…」
『このワシに二度と顔を見せるなぁぁぁ』
えええ!?しまった…あの、すいません…
「今更遅いぞ!!」
じぃや「あの旦那様…非常に言い難いのですが…」
「なんだ言ってみろ」
じぃや「フェスお嬢様が…誘拐されました…」
「なんじゃと!?おい、旅人!」
はいッ!?
「ワシの娘を助けてくれんかのう…」
じゃあこのお屋敷に住んでもいいなら良いですよ
「分かった良いから!頼む助けてくれ!」
わっかりました!
こうして僕は少しの怒と共にフェスちゃんを助けに行った
第六話 〜救出大作戦〜
ーーーフェスお嬢様が…誘拐されました…
あの屋敷に住まわせて貰えるようだから助けるけどさ、なんで、家から急に誘拐されるんだ?まぁあのお屋敷広かったからなぁ…
【フェスちゃんの場所へ!】
ここは?廃工場というやつか?
ーーーう、うえーん
「うるせぇぞガキ!」
(なるほど…今分かったんだけど人に対してはこの能力なんにもできないんだ…今あの誘拐犯が動けない様にしたかったのに効かなかったんだよね。じゃあ、自分を透明化するのは?いや、それは服で見えるし…そうだ!)
【チューバが欲しい】
ーーーチューバが顕れた
よし、こう見えても吹奏楽部だったんだぞ!"ソ"の音で攻撃するぜ!
F「うぇーん誰か助けて〜」
誘「うるせぇなこの野郎!」
ーーーフェスが蹴られる
…許さない…!
誘「おい、さっきからよぉそこ居るのは誰だ!」
げっなんでバレてんだよ
誘「おい、おおよそお前はこのお嬢様のボディガードと言ったところか?お前こっち側に付けよ。そうだな…100万やろう。」
え?おいおいマジカヨー!!!良い提案だな…
「だろ?ならそのチューバ降ろせよ」
確かにこの歳まで生きてきて金の大切さはよく分かってる…しかも今は金がない…そう、すごく良い提案なんだ…だがな!僕にも捨てられないものがあるんでね…そのお嬢さんは返して貰いますよ!
誘「そうか…なら力ずくで奪い返してみな!」
ーーー緊急任務:目の前の男を殺せ
は?今のは…?
第七話 〜命令〜
ーーー緊急任務:目の前の男を殺せ
は?もしかして神からの…なんだ、この気持ちは…殺意だが殺意ではない何かを体から感じる元々殺すつもりは無いのにとてつもない殺意が…
誘「何止まってんだ?舐めてるのか?それなら一発!」
ーーー誘拐犯がもう一本の真剣を取り出し投げる
【剣は飛ばない】
ーーーカラン
誘「は?なんだ今のは…早すぎる…」
よし、上手く行った…後はトドメを
ーーームライが近づく
誘「残念だったな!死ね!この野郎!!」
ーーー誘拐犯の体が中を舞う
(え?なんで…こいつの体は中を…この力は人に対しては発動しないはずじゃ…)
ーーー気がつくと謎の空間に
[やぁ、ここは精神世界さ]
「は?」
[今、なんでやつの体が中を舞っていたか知りたい?]
「早く教えてくれ」
[今ね君、無意識に上昇気流を発生させてたんだ!流石の僕もびっくりしたよ]
「なるほどな」
「あの緊急任務ってなんだよ…」
[君の闘志を奮い立たせる的な?]
(それで人殺せって…)
「まぁ良いやってやるぜ」
ーーームライを精神世界から追い出す
[まぁ精一杯やってよね]
ーーーいつの間にか誘拐犯は死んでいた
???「お疲れ様ですムライさん」
あなたは…ジュリさん!
ジュリ「ご無沙汰しております。フェスお嬢様は既に保護しています。」
え?なんでジュリさんがここに…?
ジュリ「フェスお嬢様は領主様の娘なので」
え…?
(おいおいおいマジカヨ兄弟!この子良いとこの子だったのかよ…!てっきり実家が太いだけだと思ったぜ!)
ジュリ「ひとまずは御屋敷に向かいましょう…立てますか?」
大丈夫、立てますよ。
(めっちゃ斬られた脚が痛い…神の力で治したとはいえ痛いもんは痛いのか…(;´д`)トホホ…)
ジュリ「ところで何故チューバを持っているのですか?」
それはね…"ソ"の音で攻撃しようと思っただけ
ジュリ「…??」
ーーージュリは考えるのを辞めた
こうしてお嬢様奪還は成功したのだった
第八話 〜もしかして…〜
「よぉくワシの娘を救ってくれた!」
はぁあの…それで御屋敷に住んでもよろしいのですか?
「良いよ良いよついでに娘と結婚しても良いよ」
はぁ…ありがとうございます。
「で、要件はなんじゃ?」
え?あーはい家庭教師のカルメさんに言語を教わりたいのですが…
「ほう…四則演算はできるのか?」
ええ、まあ元々いた国で算数の教師をやっていたので
「なるほど…旅人」
ムライです。
「ムライ、元いた国ほどこじゃ?」
え?う〜ん
(どうしような…日本なんて多分ないよな…)
あの〜鎖国してるとこです。
「あ、迷穂の邦かのう?」
それです。それです。
「なるほど…故郷に帰る予定はあるのか?迷穂の邦は公用語が英語じゃないからここで英語を覚えて行くのは悪手だし、最悪国王であるユウキ・タチバナにぶった斬られなきか?」
え…?まあ大丈夫です。
「まあチューバで返り討ちにするか!」
そういうと領主様は笑っていた。
(やれやれだ、、、ん?あれは…?)
フェスちゃーん
ーーーフェスが去っていく
え…
(え!?なんでフェスちゃん逃げてくの!?おじさん普通に悲しいんだけど!!)
じぃや「ムライ様…どうされました?」
"いや"別にフェスちゃんに避けられて傷ついた訳じゃないですしぃ?別に良"いや"って感じですしぃ?
じぃや「あ、気にしてるんですねわかりますでもきっとあの子はムライ様の事を嫌ってる訳じゃないと思いますよ。このじぃやから聞いておきましょうか?」
いや、大丈夫です…自分で聞きますので…
(うーんこれってもしかして、もしかして…)
第九話 〜ムライ、カルメに出会う〜
もしかして…もしかして…嫌われてる!?
いやそんなまさかな…だが万が一嫌われていたらこのまま屋敷から出て迷穂の邦に行くルートだ…うーん…とりあえずフェスちゃん追いかけて街に出よう
【フェスちゃんの近くに】
ん?何故こんな市場に?というかフェスちゃん林檎買いすぎだろ…
???「あの…すいません」
ん?
カルメ「私カルメと言うのですが…ムライ様で合ってますか?」
はい、そうですよ
カルメ「あゝ良かった。最近フェスちゃんが変なのです…どうすれば良いでしょうか…」
んー
(なるほど…最近フェスちゃんは変な行動ばかりしてると言うことですか…)
カルメさんフェスちゃんの好きな物ってなんですか?
カルメ「アップルパイでございます」
(!なるほどだからあんな林檎を買っていたのかおおよそどういうことか分かったぞ!)
カルメさん、僕がフェスちゃんを手伝って来ますよ!僕が戻って来たら英語教えてくださいね!
カルメ「はあ、分かりました。」
よっしゃ!【フェスちゃんの場所へ!】
…やっぱり!睨んだ通り御屋敷の台所じゃないか!!(スーパー小声)
フェス「んーアップルパイってどうやって作るんだ?」
やっ!フェスちゃん!どうしたの?
フェス「ムライさん!この前は助けて頂いてありがとうございました!」
いやいやとんでもない!
フェス「いえいえ」
ーーー数秒の沈黙が流れる
と、ところでアップルパイは一人で作れるのかい?
フェス「いえ、作れません…」
なるほど…マカセナサイ!僕が一緒に作るよ!
フェス「フェッ!?良いんですか?」
モチのロンだよ!
フェス「モチの…ロン?まぁよろしくお願いします!」
OK牧場
フェス「???」
(いかん!フェスちゃんに伝わらなかった!コレがジェネレーションギャップか…)
[※違いますシンプルに誰も知りません]
〜甘い匂いが漂う
フェス「上手にできました〜」
やったね!いざ実食!
ーーー取り分ける
二人「いただきます!!」
ーーー口に運ぶ
(ん!?何だコレ!?日本にいたときの物とは大分違うが結構良い!めちゃくちゃ美味しい!コレで店開けんじゃないか!?)
フェス「んー美味しいです〜みんなにも食べて欲しいな!」
じゃあみんなのところに持って行くか!!
フェス「そうしましょう!」
[ドーン!]
ーーー爆発音がする
『は?』
第十話 〜人の欲望〜
[やぁ久しぶり]
『は?』
[いやぁ急な爆発音には最高神の僕もびっくりだね]
『あっそ』
[ネー、もう少し構ってよ〜]
『早く要件を言ってくれ僕をわざわざ呼んだということは何かあるんだろ?』
[そうだね正解さ]
『さぁ早く言え言え〜』
[だが断る!この最高神が最も好きなことは自分が賢いと思って深読みしたやつの頼みを断ることだ!]
(こいつドコの岸辺〇伴なんだよ)
[まー冗談だから普通に教えるけどネ!!]
[良いかい?ムライ君あの爆発の正体を探りなさい。そうすればきっと君のしたい事が見つかるだろう]
ーーー現実世界戻される
…爆発の正体を探れ、ねえ…まあ探しますか
ーーージュリが現れる
ジュリ「ムライさん今の爆発聞きました?」
ああ、勿論だ。今から爆発の正体を探る…
ジュリ「分かりました。でもお気をつけて」
なんで?僕の力知ってるだろう?
ジュリ「いえ、あなたの力は人間に対して作用しないうえにおそらくですが…」
え…?まあ気をつけるよ…
【街へ!】
(ん…?酷いな…街がこんなことに…直して行こう)
【直れ!】
ーーー街の建物が直る…
民衆『なんだ!?街が…直っていく!?』
ジュリ「みなさん!今のうちに避難しましょう!」
(ナイス!ジュリさん!これで思う存分に力が使える!)
???「なんだ…?テメェは」
君こそ誰なんだ?
テツ「俺はテツ・スギモトだ。神に成りたくてね。この地に眠るといわれる炎の魔人を起こそうって訳だ!」
(なるほど…ジュリさんが言っていた通りだ)
人間って欲望に負けるときあるよね。テストの丸付けしないといけないのに眠っちゃったりさ。ダイエットするけど特技がリバウンドとかさ
テツ「ふん、くだらん!俺はこの炎の魔人トモを倒して認めてもらい神になるんだよ!」
認めて貰うって…誰に…?
テツ「貴様、この世界に住んでいてそれは無いだろ繧ッ繝ェ繧ソ繧ッだよ」
(は?何を言ってるんだ?ノイズの様な音が…)
まあ良いさそんな自分の欲を満たすために街を破壊するな!許さない!絶対ぶっ倒す!
【チューバ出てこい!】
ーーーチューバが顕れる
テツ「は?どこに持っていたんだ!?まさか召喚術!?稀にいる魔法使いの上位存在召喚士なのか!?…まぁ良い手始めにテメェを殺し、炎の魔人トモの生贄とする!」
やれるものならやってみろ!!
第十一話 〜赤ジャージと青ジャージ〜
やれるものならやってみろ!!
ーーーチューバと剣がぶつかる
【上昇気ry…】
(なんだ!?こいつ速い!)
ーーー回想
ジュリ「人間の欲望は底がしれません。どうかお気をつけて…」
ーーーチューバの"ソの音"
テツ「そんなもん聴くかぁ!!」
【風域!】
テツ「うわっ!?」
(よし!怯んだな!)
テツ「だから効かねぇって!」
なんだって!?
(しょうがねぇ)
頑張るぞう!
【像!出ろ!】
ーーー緊急任務 目の前の男を殺してください
(緊急…任務!?)
ーーー報酬 支配者の真剣
(報酬…?)
テツ「他所見してんじゃねぇぞ!」
頑張るぞう
テツ「チッ同じ攻撃ばっかで芸のない!」
【強化風域】
ーーー枝や葉がテツに刺さる
さあ終わりにしょうか…
テツ「まだだ…テメェその力召喚術師じゃなくて神だろクソッ…せめてテメェを殺してやるよ!」
いや、無理だろうな…最後に言い遺すことはあるか?
テツ「クックックお前はバカ丸出しだ!ムライ・タカノセ!!」
は?
テツ「最初…!俺は!テメェを生贄に炎の魔人トモを目覚めさせると言った!」
まさか…!やめろ!!
テツ「もう遅い!巨大爆発!」
…やらかしてた
第十二話 〜赤ジャージと青ジャージ その2〜
…やらかしてた
テツ「Let's die together!」
ーーー緊急任務クリア"支配者の真剣"を使うことができます。
(ん…?支配者の真剣?)
[やぁさっきぶり]
『またかよ』
[その"支配者の真剣"知りたいよね?]
『ああ』
[その剣は不可壊で刀身が君の思うように動くし、伸びるんだ]
『え!?ナニソレ最強じゃん!』
[そうだね。それで炎の魔人トモを倒してくれよ]
『なあ炎の魔人っと何なんだ?』
ーーームライを精神世界から追い出す
[はあムライ君能力が本当にアイツに似てるね…あの真剣もう一つ能力あるけど…いいや]
ーーー炎の魔人の咆哮
早速試運転だ支配者の真剣!
ーーー炎の魔人は炎で盾を形成する
なるほど…炎の魔人というだけあってしっかり炎で攻撃してくるんだね。
トモ『貴様、何故我を目覚めさせた?』
うわ!喋った!
トモ『何故我を目覚めさせたか聞いている』
目覚めさせたのは俺じゃなくてあっちで死体になってるやつだ。
トモ『ほう我が安眠を妨げる者は既に死んでいると…』
ああ、だから街には手を出さないでくれないか?
トモ『ならば街を破壊しましょう!神の気配もせぬことだしな…何故貴様我と対話できているのだ、そして何故逃げない』
それは…俺が神だからだ…
トモ『ふーん神は嫌いだな。まず最初に貴様を焼き払ってくれよう!!』
第十三話 〜赤ジャージと青ジャージ その3〜
トモ『まず最初に貴様を焼き払ってくれよう!!』
ーーー炎が飛ぶ
【激流!】
トモ『そんな物では止められんぞ!』
(水で止められないのか…高温すぎると…)
トモ『喰らえ!』
ーーームライがいない方向へ飛ぶ炎
(なんだ?この違和感は?まさか!)
【音も無く炎の魔人の前へ!】
トモ『隠れても無駄だ!出てこい!』
(やはり!やつは目が見えていない!となると…耳が余程良いんだな…耳を切り落とせれば勝ちか…)
トモ『爆炎!』
…!さっきよりも範囲が広く…
【大波!】
トモ『ほう…大きな波で我が炎を防ぐか…』
よし!この大波なら!
トモ『それが分かった事でなんなのだ…』
【大波!!】
一応聞いとくけどお前の戦意がなくなったら僕の勝ちだよね?
トモ『当たり前だ!まあ貴様は勝つ事ができんがな!溶岩!』
溶岩だと!?
【上空へ!】
酷い有様だ…だが…溶岩が判明したことで!
トモ『どこへ行った』
上だよ
トモ『そこか!溶岩!』
この時を待ってたよ
【北極の氷!】
ーーー支配者の真剣を氷に巻き付けながら降りる
【溶けろ!】
炎の魔人さんこうすればさ溶岩固まるから君を殴るだけで良いんだ
ーーー溶岩が固まる
じゃあな炎の魔人!
トモ『甘い!炎の雨!』
【大波!】
クッ防ぎきれない…なら…
【豪雨!】
トモ『なに!?』
そして"支配者の真剣"伸びろー!
ーーートモの耳をぶった斬る
トモ『ぐあ!』
第十四話 〜赤ジャージと青ジャージ その4〜
トモ『ぐあ!』
やったぞ!怯んだ!今の内に!
トモ『やはり300年前から変わらず戦いとは面白いなぁ…相手がコチラを妨害したと思っていても変わることのない戦況!いつまで経っても衰えることを知らない闘いの愉悦!さあ!どうぞとっとと死ね!!』
フッ戦況が変わっていないって笑わせるな。もし戦況が変わってないって言うならこっちが僕が不利な戦況じゃあなくて君が不利な戦況だ!まだ溶かしきってないよな
トモ『まさか、、、』
【氷解】
トモ『うぐあーぐっ、苦しい』
"支配者の真剣"時の一太刀…
ーーートモが斬り伏せられる
トモ『これで終わると思うなよ、我が死ぬことで他の眠っていた連中も、、、』
勝ったぜ!さーて一刻も早く街を直さなくては…
ーーームライが倒れる
(あら?参ったな過労だろうか…意識がそろそろ遠のく…その前に街を直すぞ…)
【街よ直れ】
ーーームライ入眠
30分後ムライは騒ぎが収まったことに気がついたジュリに発見された
一同『乾杯!!』
ムライ「すやすや」
村人A「いやぁそれにしても騒動が収まって良かったよな」
村人B「本当だな、しかしどのようにしてこの騒動は収まったんだ?」
村人A「よく分からないが騎士団長のジュリさんが言うには魔術士の旅人がなんとかしてくれたと言っていたなぁ」
村人B「魔術士ねぇ…しかし、本当にこの地に炎の魔人が眠っていたなんてな」
村人A「ほんとびっくりだよな。まさか伝説だけの話じゃなかったなんて…」
ーーー一方その頃
ジュリ「あ、ムライさんお体の方は大丈夫なのでしょうか」
ああ、うん大丈夫です!
ジュリ「なら良かった、みな外で宴会をやっています、参加しますか?」
是非参加させて貰おう
ジュリ「ところでムライさんあの炎の魔人をどのようにして倒したのですか?」
うーん、アイツ炎で体が構成されてたから水で鎮火しただけだよ
ジュリ「なるほど…そうゆうことが思いつくのですね。勉強になります。」
ーーーだんだんと賑やかになる
ジュリ「さあ着きましたよ!」
おーじゃあ早速お酒を…
ジュリ「ちょっと待ってください、ムライさんあなたが炎の魔人を倒した旅人ということは明かさないでください。」
なんで?(まあ元より明かす気はないのだが)
ジュリ「私がよく顔が見えなかったが異国の旅人で間違いなさそうだと言ったからです。」
なるほど了解しました。
ーーームライが歩き去る
村人C「なあ知ってるか?最近、迷穂の邦に変な人が現れたらしいぞ、名はハットリ・タロウと名乗ってるらしい」
(うん?どっかて聞いたことあるぞ?)
村人D「ああ知ってるぜなんでもニホン?という国から来たという話だ。」
(ん!?日本!?)
ちょっと良いかい?
村人C「ん?なんだテメェ?」
今の迷穂の邦の話、もう少し聞かせてくれないかい?知りたくてだね
村人D「いいぜ」
ーーーその後色々聞いた
(…なるほど、これは迷穂の邦に行ってみる価値はありそうだな)
ーーー後日、炎の魔人が死んだということは新聞に載って世界を巡る情報となった
エピローグ
ああ良く晴れた日だ、旅立ちに相応しい
フェスちゃんじゃあね
フェス「…はい、また…」
ーーー昨日
フェス「私を…旅に連れて行ってください!」
んー?フェスちゃんを旅に?
(うーん絶対に連れて行きたくない。この子は10歳だ連れで行ける訳がない。それに、神の力をこの子に見せる訳にもいけないしな…)
フェス「ダメですか?」
うん、ダメだよ。
フェス「何故ですか?」
この旅は危険が伴うんだもし、君を連れて行って、君が死んだら君のお父様はどう思うかな?少なくとも悲しむと僕は思う、だから君は連れていけない
フェス「分かりました…」
フフッすまないね
ーーージュリに会う
ジュリ「ムライさんでは行きましょう」
ああそうしよう、
ジュリ「しかし、何故私を連れて行くのですか?」
(そう、同伴者はジュリさんにしてもらう事にしたのだ)
何故ってジュリさん強いし、状況判断能力も高いし、第一に信用できるんだ
ジュリ「なるほど」
じゃあよろしくね!
ジュリ「はい!こちらこそ!」
こうして僕達は迷穂の邦へと旅立った僕の神としての生活はまだまだ続く、神として生きる以上、面倒事だって沢山あるかもしれないけど、そういうときは一々解決していこう後々罪悪感に駆られるのは嫌だしな
~To Be continue~
どうも、負け豚野郎です。この作品をお読みいただきありがとうございます。こちらね中学生のときに神格化されてた数学の先生をモデルにして書きました。その間に幼馴染と当時の事について思い出し、語りながら書いていました。そしたら、時の流れは早いなと残酷だねと、言って笑っていました。古くからの友達と昔の事について語るのは楽しいですね。