地球滅亡
よろしくお願いします!
僕はある時友達と共に家へと帰りいつも通り普通の日常を送っていたのだが今日に関してはいつもとは少し違う日常を送っていた。
そう、今日は友達が彼女と放課後何かを見るから一緒に帰るなどと言い出したのである。
前々から居るとは知っていたのだがそれでも彼は僕と一緒に帰ってくれていた。
しかし今となって落ち着いてお茶でも飲みながら考えてみると、彼は彼と一緒に帰らなければ一人で帰ることになる僕に気を遣ってくれていたのかもしれない。
僕はそんな変な気分を少しでもそらすために煎餅を持ってきて動画配信サイトを見る。
そしておすすめ欄に出てきた一本の動画のサムネイルに目を引かれて僕は秒でタップする。
少しロードが入りいつもの如く広告が流れ出す。
それと同時に僕は「はぁ」とため息をはき、煎餅を口に運ぶ。
「お!」
そして僕がガリガリと食べていると突然広告が終わり動画が流れ出す。
僕の体は一瞬上下に揺れお茶が少し揺れお茶が溢れる。
「はぁ、少しビクッとして揺れただけなのに溢れるなよぉ〜、そんなに揺れてないだろ〜」
僕はそう言いながら動画を流したまま放置し、立ち上がり雑巾を取りに行く。
そして雑巾を取り出し、お茶を拭きに戻り拭く。
「めんどーだなぁ」
僕の耳に一つの動画の内容の文章が流れ込んでくる。
《もしも太陽が地球の隣に突然出てきたらどうなるのか!気になりますよねぇ》
な訳ないだろ、なんて思いながらその動画を止めることなく聞く。
いつのまにか僕がサムネイルに惹かれた動画ではなく、違う動画になっていたようだ。
僕の惹かれた動画は高校生の間で流行っている恋愛鑑賞系動画のショート版だったからだ。
その内容とは似ても似つかないものである。
「でも、もし、そんなことが起こったら、、どうなるのだろう僕、、」
と、僕は自分の手を見つめる。
「な、訳!」
そう言って僕は手から乱雑に無理やり目を背ける。
しかしなんとなく気になりニュースをつけるが朝の大量の流れ星の話題をまだやっているのみだった。
突発的に立ち上がり小走りで向かう。
僕は一応と思い、玄関の扉を勢いよく開ける。
そして僕は空を見上げる。
キラン!と何かが光ったと同時に何か家の中からサイレントのようなものがなった気がした。
読んでくださり、ありがとうございました。
短編を久しぶりに書いたので少し腕が鈍ってたらすいません。
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では、また短編か何かを書いたときに!