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鍛冶師の本懐  作者: みたらし
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鍛冶回三本目

少し訂正するところがあることと設定もう少しあれすればとか思って見きり発車を後悔しています(笑)



ダンジョンから出ると辺りは夜になっていて、酒場のほうからは賑やかな声が聞こえてきた。ふとどこからか視線を感じたが気にするようすもなく家に帰っていく。


家(店)の中に入りどうやらお客が話し込んでるのが見えた。よくいる面倒な客だなと思って見てみると小さくない声が聞こえてくる。


「ここの武器屋には良いものが置いてあると聞いてきた。なのになんだこの品揃えは。」


男の客がそう言っているのに対して、店番をしていたラルはおろおろした様子でどう答えていいかわからないという表情を作っていた。


「あーもういいわ。帰るわ。」


と男の客が店を出ようと振り返ると丁度俺と目があった。男の客は不機嫌そうな不満たらたらな顔で俺を少し見た後店を出ていった。客の足音がなくなったところで店番に声をかける。


「ラル、ご苦労様。」


少しにやつきながらラルの方に近づきながら言うとホントに疲れている表情をしながら


「はぁ、本当にそうおもってるんですか?こっちはいつもいつも」


と言っているが途中からはほとんど耳が痛いので聞こえないようなそぶりを見せる。すると諦めたのかまた店のカウンターまでとことこ戻っていった。この関係ができてからどのくらい時間がたったのか忘れたが、ひとりしかいなかった時と比べれば少し賑やかで落ち着く場所になったとおもっている。話を終えたあと一応商品棚にある武器や防具をみてため息を吐く。


「はぁ、わかったわかった。そろそろまともな鉄の剣ぐらい作れるように頑張るさ。」


そう言って俺は地下にある工房へと降りていった。


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