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鍛冶回
この世界ではダンジョンという不思議な場所があり、
冒険者が日々魔物と戦うそんな世界。
魔物を倒し、生活するもの。
魔物を倒し、自らを強化するもの。
また、
魔物を倒し、名を上げるもの。
この世界に最強はあり得ない。ダンジョンの底はまだ誰ひとりとしてたどり着いたものはいなかった。
…………
ここは大都市カイルア。いろんな人やものが集まって来る世界有数の大都市。ここには日々冒険者や商人、また奴隷商や鍛冶師などが行き交っている。
そんな中には「今日ダンジョンのどこどこまでいこう!」とか「昨日の魔物はヤバかった」などと言い合う冒険者がそこらじゅうにいた。そこにひとりの男性が(無意識的に)冒険者を避けて歩く姿があったようななかったような気がした。
初投稿です。見きり発車ゆえあしからず…