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閑話『ArOn攻略wiki(Cβ) 初心者(未プレイ)向け解説』

お久しぶりの更新です。


リアルが公私に両面で忙しかったり、以前書き上げていた内容に納得がいかなかったりと、何だかんだで遅くなってしまいました。

その癖、今回は本編ではないのですが……申し訳ない。


基本的に閑話は与太話なので、読まなくても何ら支障はありません。

Q1.Armageddon Online(以下ArOn)ってどんなゲーム?


A.現在Cβ中の国産VRMMOです。

 開発、運営は新進気鋭のベンチャー企業『Null Point』が担当。

 VR技術やVRモデリングは昨今良く見かけられる他企業協賛型なので、実際に製作に関係している企業は100社をゆうに超える。(wiki編集時では126社)



Q2.VRMMOのジャンルは?


A.ジャンルとしては

 PvP前提なので要求PSプレイヤースキルやアクション要素が強い戦闘システムを採用。

 他のアクション系VRMMOと大差はないが、スキルカスタマイズの幅が広く、システムアシストについてもユーザー側で調整しやすいので、ライトユーザーからヘヴィユーザーまで楽しめる。



Q3.職業とかってあるの?


A.Cβの時点では無い。

 プレイヤーが自らアバターの見た目、スキル共にカスタマイズできるので、オリジナリティ溢れるキャラメイクの幅が特徴。

 ゲーム内で名刺代わりになる冒険者カードに、自分で編集可能な【称号】の欄があるので、そこにMMO的な職業を記載してロールをアピールすることが可能。

 同じく、【コメント】欄があるので詳細はそちらに記載できる。

 ロールを【称号】に記載しておくのは強制ではないのだが、野良でパーティを組む場合は情報が閲覧しやすい※1【称号】に載せていると話がスムーズに進む。


※1:これは、【称号】の情報開示レベルが低く設定されているという性質上、ギルとのパーティ募集掲示板で名前の隣に表示されたり、特定のスキルで相手の情報を取得した際に情報ウィンドウにすぐに表示されるためスカウトする側が確認を取り易いというのが大きなメリットとなるから。

 同じ様に自分で編集できる【コメント】だが、こちらは名刺を提示しないと確認が出来ないため、ロールを他人に知らせるには多少使い勝手が悪い。

 主に【コメント】欄をロール提示に使用する場合は、得意な立ち回りやスキル構成、目的のクエストの種類など、より細かな情報を扱う際に活用されている。



Q4.ぶっちゃけ最強の職業って何!?


A.そんなものは無い。

 ……と言いたいが、基本的には他のVRMMOと違ってArOnは近接・物理系が概ね有利。

 理由としては『魔法に詠唱がある』『魔法はカスタマイズの幅が狭い』と言う魔法自身の仕様上のデメリットから、『豊富な武器種』や『アクション、スキルの多彩さ』に『奥深いカスタマイズ要素』と近接・物理系に取ってメリットが大きい点が幾つか上げられる。


 先に述べたとおり、魔法は【詠唱】+【魔法名】という発動アクションが必要になるので、アクション要素の強いVRMMOでは即応性、対応能力が著しく低い。

 その分、威力や範囲に長けた物が多く、しっかりと扱い熟せばリターンは大きい。


 近接系は直観的な行動が結果に繋がりやすく、戦闘の変化に反射的に対応しやすいので、経験さえ積めばイメージ通りに動けるのが最大の魅力。

 特に豊富なアクションやスキル、カスタマイズ要素は魔法に無い最大のメリットであり、「どこかで見たことのある剣技」や「短期間だけハイパーモード」などの必殺技や奥義が開発できる。

 デフォルトでゲーム内にあるスキルも優秀で、それらの特性を把握することで、技と技とを流れる様にチェインさせるだけでも相当に強い。


 また、システム上フレンドリーファイアがあるので遠距離系の技や範囲殲滅攻撃など、リターンの大きいアクションは使い勝手が難しくなっている。

 必然的に魔法と近接、それぞれの特徴を比較した場合に軍配が上がるとすれば近接となる。


追記:実際、公式の発表でも魔法をメインで使っていたプレイヤーの数は全体の17%。

   魔法を覚えたプレイヤー92%に対してこの数字はかなり少ない割合と言える。

   参考までに言えば、VRMMO総合ジャーナルで発表された昨年の魔法ユーザーの数は総プレイヤーの61%なので、ArOnの例は非常に稀なケースとなる。



Q5.生産職したいんですけど!!!!!


A.「来いよベネット!剣なんて捨てて弟子に来い!」

 生産については下手な生産特化VRゲームよりも凝っているので素人には全くオススメ出来ない代物だが、本格的に生産をしたくて堪らない生産ジャンキーには楽園。


①ベースレシピ制

 基本となるレシピが存在し、それに沿って生産を行うと言うのが生産の基本。

 例えばポーションの場合【水】+【触媒】+【素材】のような形で生産を行う。

 各種素材を変えることで薬効が変化するので、基本的にはこのレシピ一つで何十種類のポーションでも生産が可能になっている。

 ただし、組み合わせによっては何の効果も無い失敗作が出来たり、特定のアイテムの組み合わせで作成手順を簡略化出来たりと奥が深い。


②マイレシピブック

 自分の作業手順を詳細に書き残したレシピブックが作れる。

 直前の作業工程をそのまま残せるので、システムアシストによる簡易制作の実行や、比較検証などに用いることも可能。

 また、このレシピは売買も可能なので単純に商品として売りさばくことも出来るし、弟子にレシピを譲ることも出来る。

 もちろん、ただの備忘録として秘匿するのも自由だ。

 レシピブックには上限があるので、むやみやたらと登録し過ぎて泣きを見ない様に注意。


③在庫・流通の概念がある

 色々と悪評もあるがArOnは国家間PvPを前提としている性質上、物流が存在する。

 CβではPvEメインだったので、その辺りは詳細には検証されていなかったが、NPCの店頭からアイテムが売り切れると言う事は頻繁に発生していた。※2

 生産職にはシステム側から需要と供給の機会が用意されるので、商人プレイをしたい生産プレイヤーには正に格好の環境だと言える。

 公式の発表では「Oβにおいて流通や生産の動きを細かくシミュレートしてみたい※3」とあるので、生粋の生産職プレイヤーを自認する諸君は期待して待つべし!!

 ……と言うか、正直Cβの時は生産職少なすぎて物資の枯渇した日程終盤は地獄※4だったので仲間を募りたい訳です。 だから、はよ。


※2.Cβでも一応は実装されていたようで、町によって品切れになっている商品が違っていた。

※3.東京ゲームコンペでのライブ発言より。公式HPの動画からも閲覧可能。

※4.ざっくりと説明すると、生産最強クラスの武器一本の値段が450kに対して、店売り最下級と同程度のヒールポーションが60kで、生産最高ランクのヒールポーションはひとつで最低860k。

  価格の高さは生産効率が多大に影響しており、テストプレイヤー約三千人に対して生産プレイヤーは38人(生産ギルド所属のガチ勢)+α(サブ生産で100人前後)。

  実質、99%の需要を1%の生産力で満たせと言う鬼発注。 ブラック企業も真っ白である。



Q6.噂のグラフィックはどうなのよ?


A.非常に綺麗。

 高精度のモデル、グラフィックスを遅延なく表示可能な新機軸の描画エンジンは二世代前の主流だったR-37ベースのVRマシンでも余裕でパフォーマンスを発揮していた。

 一時期話題となった公式の美麗SSに対する「最新ハードによる水増しSS疑惑」だったが、今回のCβのユーザーSSによって疑念は払しょくされた形となる。


 参考用URL(http://www.vrmmoss.com/aron/xxxxx/xxxxxxxxxxxx)注:外部リンク。


 比較画像を見比べれば分かる通り、VRマシンの性能による劣化はR-36以前の骨董品クラスでなければ発生しない。※5

 むしろ、最新のR-39sのSSを見ると分かるが、公式で公開していたSSはR-38のもので、性能的にはほぼR-37と差が無かったことが伺える。

 現行モデルのVRマシンでも十分に美しいグラフィックスを堪能できるのは嬉しい。


※5.そもそもR-35クラスになると既に現行VRMMOの大半が動作対象外。

  同じくR-36も動作保障が無いVRゲームの方が多く、その中で最新のVRMMOが動くだけでも相当な処理の高速化、軽量化が成されていることが分かる。

  実際、R-37では他のVRMMOでは感じたことがあるであろう「ラグ感」をやはり多少は感じるのだが、R-38ではほぼ「ラグ感」を感じることはなく、R-38s以降のモデルならば最高画質でも処理の遅延は一切発生していない。 数値など詳しく知りたい方は「VRMMO技研」から「新作ゲームArOn(Cβ)調査レポート」で検索。



Q7.それで、味は?


A.美味すぎるッ!最高だッ!

 現在も鋭意研究中、開発中の最新鋭味覚エンジンを実証試験の形で搭載しているだけあって、VRMMO界の常識を覆す豊かな味わいを堪能できる模様。

 公式のアンケート結果でも73%のプレイヤーが「他のVRMMOよりも美味い」と回答。

 また、今回のゲストテスター枠で異質な抜擢と言われていたグルメ芸能人【間宮伊良子】のブログの方でも、彼女の書いたグルメレポートの記事が投稿されている。

 気になる方はそちらの記事を参考にしてほしい。


 間宮伊良子のブログ「食は全ての幸せを」

 (http://blog.lifehouse.com/eatme.mogmog)注:外部リンク。

 同ブログ「VRMMOのゲストテスターになりました!?」注:外部リンク。

 (http://blog.lifehouse.com/eatme.mogmog/xxxxxxxx.xxx)

 同ブログ「ArOn(Cβ)世界の食べ歩き方」注:外部リンク。

 (http://blog.lifehouse.com/eatme.mogmog/xxxxxxxx.xxx)

 同ブログ「ArOn(Cβ)世界の隠れ名店を勝手にランキング!」注:外部リンク。

 (http://blog.lifehouse.com/eatme.mogmog/xxxxxxxx.xxx)


 記事のボリュームも然ることながら、見た目にもインパクトきついので深夜の閲覧には注意。

 また、彼女に限らず一般プレイヤーもグルメレポを上げているので探してみるといいだろう。

 ただし、時間帯は選ぶこと。 絶対に深夜には探すなよ! 絶対だぞ!



Q8.ゲームできないんですけど!?!?!?!?


A.まだCβだっつってんだろうがハゲ!

 Cβ(クローズドベータ)とは、一般には広く公開せず限定的な人数や条件で行うβテストのこと。

 ArOnの場合は著名人に参加を依頼する「ゲストテスター」とマシンスペックなどの環境条件を満たしている一般公募枠からの抽選で選出されたテスターの合計約三千人がCβに参加した。

 惜しくも抽選漏れ、あるいはそこそこハードルの高い環境条件を満たさなかった一般ユーザー、または情弱過ぎて知らなかったhusianasanはOβを待つべし。



Q.Oβいつよ? そろそろ風邪ひきそうなんですけど……。


A.まずは服を着ろ。

 Oβについては現在Cβのデータを元にデバッグや調整、時期の検討をしているとの公式回答。

 ほぼほぼ準備は整っているそうなので、細かな調整が終われば割と早い時期にOβが行われる予定となっているらしい。

 ある筋からの情報※6では「今年の夏は暑くなりそうだ」とのこと。

 本当に風邪なんてひいてる場合じゃないぞ。


※6.情報のソースは公式の開発ブログにて、社長の言葉より。



その他、詳細な攻略情報やデータ、キャラメイキングなどについては各項目を参照のこと。

wiki内のデータはCβ時のものであり、Oβ時では異なる可能性があります。

可能ならば本日中にあと一回更新したいです。

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