謎の老人現る。
あまり自信がないのですが
(腹ヘった)
俺は今、夜空に輝く星を眺めながら歩いている。理由?腹がヘったからな、この腹の虫を黙らせるためにコンビニへと向かっている。
おっと!
紹介が遅れたな。
俺の名前は池内夜光(いけうち やこう )。17才、現在1人暮らしをしている。なぜ1人暮らしをしているかというと、俺には親がいない。
俺が14才の時、交通事故で死んじまった。
まあ…今となってはどうでも良いがな。
金銭面では問題ない。父の兄、いわゆる俺の伯父さんに当たる人が毎月仕送りしてくれている。伯父さんは優しい、伯父さんは両親が死んだとき、俺に一緒に住もうと言ってくれた。まあ、断ったんだがな。
だって伯父さんに迷惑はかけられないからな。
その時伯父さんは何を察したのか、薄く微笑んでただ一言「…そうか」と言って俺の頭を撫でた。その後伯父さんは「けど、仕送りぐらいはさせてくれ」と言った。
そして今に当たる。
俺の話はこんくらいだ。
さて、そろそろ話を戻すか
それからしばらく歩き、俺はコンビニに着き、中へ入る。
(何にしようか)
俺は適当におにぎりやジュースなどを買い、店を出る。
店を出た俺は元来た道を歩きながら上を見て、
「星が綺麗だ」
と思った。
家の近くのカーブを曲がると、誰かとぶつかり俺は尻餅をつく。
尻をさすりながら顔をあげると、そこには少し怪しげな老人が立っていた。
夜「…誰?」
この場合、普通は謝らないといけないと思うのだが、なぜか俺は『だれ』と聞いてしまった。
老「導くもの」
夜「へ?」
そう言うと怪しげな老人は俺に背を向けて去っていった。
夜「訳わかんねぇ」
俺は立ち上がり、自分家へと再び歩き出した。
なんとか1話できました