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悪魔喰らいし、呪死の館....,  作者: 今宵の夕方
2/10

2story 疑問

何かありましたら、コメントの方もお願いします。

『アナザイドフェッシェ?』

天然女子が言った。

『はい、そうです。』

5人共、目を合わせる

(お前、コイツ誰か分かる?)

(いや、分からへん。)

刑事と正晴が顔だけで会話する。

『あの〜"バンブランフェッシェの館"ってなんですか〜?』

雛以外の4人は(おい、雛、何言っとるねん。)みたいな事を思いながら、彼は言う。

『ハッハッハ。そりゃ、いきなり、ここに連れられてきたら、わからないよな。』

『え?どういう事ですか?』

文知佳が言う。

『君たちは近くの"猪狩湖"の近くで倒れていたのじゃよ。』

俺は疑問に思う。俺たちは、そんな湖を知らないという事を。何か怪しい。

『まぁ、まぁ、こんな部屋でおしゃべりは身体にききますから、うーん、そうだな....あなた方に部屋を用意しましょうか』

『え、あ、うーん・・・宜しくお願いします』

『いえいえ、館の中は寒いですからねぇ』


俺たちはその後、館の主人に連れられて、部屋を出た。そこから、廊下を真っ直ぐ行き、始めの部屋から3番目のドアに入った。

そこには....


『寒っ!』『さむ〜い!』

『すみませんねぇ、渡り廊下は外の風が直撃でねぇ、まぁ、別館に入ったら、暖かいですよ。』

5メートルほどの渡り廊下を渡り、別館に入った。暖かった。

『そこの2部屋をお使い下さい。で、我は仕事がありますので、本館に戻りますが、何かありましたら我の元へ来てください。』

館の主人、来た道を戻る。

『じゃあ、男子と女子で部屋を分けよう。それで良いな。』

4人、口々に賛成と、言う。

ただ、俺は疑問に思う。なぜ、別館の奥の廊下が真っ暗なのか?それに、部屋の中に黒くなった血だらけなのか?を。

大正4年 12月1日、此れを記す.......

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