02 ようこそ、優劣を決める世界へ 前編
今日も今日とて深夜帯に書いてますのでそこの所はご了承ください
·····最初から突っ込ましてくれないか。
あぁ、構わないぞ。
お前は誰だ!
神です。
神様?神様がどうしてこの地上に降り立ってるわけなんだ?
(それにしても若い神様だな。)
んー細かく説明すると長くなるからさ手短に話す事にする。
(あ、細かく話すと長くなるのね)
えーと、実はさ神様はさ人々の心の声が良く聞こえるってお決まりのパターンが多いわけじゃん。
はい。
まぁ、まさにそれなんだけどさー
·····君さ、この国は良い国だと思ってる?
はい?
(質問の意味が分からない)
ん?あぁ、質問の仕方が悪かった·····じゃあさ君はこの世界で暮らしていて楽しいと思うかい?
まぁ、そうだな·····正直に言ってしまえば人々の優劣が偉い人によって決められてしまうから多少生きづらいかなとは思う事がある。
あ、やっぱりかー
それで、神様がこんな質問をしてきたからには何か意味はあるんだろ?
正解、お見事
まさに、本題はそこなのさ
さて、そんな君に良い話があるんだけどさ。
良い話?
そうそう、その話の内容がさ異世界転移なんだけどさ。
異世界転移?つまり別世界へ行けと。
あ、話が早くて助かる。
そうそう、その世界では君が望む世界が待ってるんだけど、どうかな?
·····一つ質問していいか?
ん?質問とは?
その世界は俺の望む世界と言ったがどんな世界なのか教えてくれないか?
んー簡単に言えば優劣順位を高くする為に闘う世界って事かな。
(闘い·····つまり何か能力的なもので闘うのか)
あ、その点は心配ないさ。
!!心を読んだのか。
まぁまぁ、心を読んだぐらいでそんなに動揺しないでくれ。
それより君はどんな能力が欲しいんだい?