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先生の断り方  作者: Catch262
3/12

迷惑

明日投稿日と言う事をすっかり忘れていました。

でも何とかなった。

 1か月間の間勝負することになった零咲は落ち着かない雰囲気で二日目の学校に登校した。

 それに気づいた友子が心配そうに話しかけてくる。


 「おはよ~。どうしたのそんな顔して!まだ二日目だよ!」

 「おはよ。別に何でもないよ」

 「ふーん。それならいいや。そうそう!昨日ね......」


 友子は学校に着くまでずっと話していた。私はそれに相槌を打つ感じになっていた。


 「そういえば、昨日先生に呼びだし食らってなかった?」


 友子が思い出したかのように効いてきた。


 「あーあれね。間違いだったみたい。私に似た人と間違えたみたい」

 「そうだったんだ。そうえいば昨日の入学式で数学の先生だった寺前先生だっけ?めっちゃかっこいいって話題になってるよね」


 零咲は少しビクッとしたが何事もなかったかのように聞き返す。


 「そうなんだ。私はあまりかっこいいと思わないけどね」

 「そう?結構かっこいいでしょ。この高校でよかった。そういえば今日の1時間目数学だね」

 「あ......」


 零咲は絶望した顔で校門を通り過ぎた。


 そして時は来た。授業で先生と目を合わせないように、下を向いている作戦を考えた。運の良いことに私の席は後ろの方なので目立たない。けれど後ろの席ほどよく見えるらしい。


 チャイムが鳴り先生がドアを開ける。


 「おはよ。今日から数学を教える寺前だ。面白くない授業はしたくないので楽しんでいこうと思ってます」

 

 先生もこちらの方を見る様子はない。多分生徒全員がどんな人なのか分析してるのだろう。


 「それじゃ最初は自己紹介からしてもらおうかな。全員の名前と性格を知りたいから。誰か最初に発表したいやつはいるか?」


 寺前が聞くと誰も反応しなかった。


 「まさかの誰もいないか。それじゃ、先生が勝手に指名しようかな」


 零咲はこの瞬間すごく、ものすごく嫌な予感がした。


 「それじゃ高橋零咲さんお願いしていいかな」

 「え......」

 

 やっぱりそう来たか。迷惑すぎるよと顔で伝える。多分伝わるだろう。


 「寺前先生。お言葉ですが名乗るの時は自分からじゃないですか?」

 「そうだったな。高橋さんの言う通りだな。すっかり忘れてた」


 零咲は少し微笑み先生の自己紹介を聞く。寺前が話終わった後零咲も続いて自己紹介を始める。


 「高橋零咲です。あまり人と関わるのは得じゃないですけど馴染めるように頑張ります」

 「それはこのクラスに向けての自己紹介でしょ。先生に自己紹介してよ」


 寺前は笑いながら言うと周りも同じように笑った。零咲は少し腹が立ったので言い返す。


 「別にいいじゃないですか。昨日間違えて呼び出した時に少し話したでしょ」

 「まぁそれもそうだな。よし次のやつは......」


 零咲は簡単に流されて少し腹立たしい気持ちになった。


 数学を終えるチャイムが鳴り号令して休み時間に入る。すると瞬間的に友子が来て話始める。


 「零咲昨日、寺前先生と何話したの?!」

 「やっぱり来たか。予想はしてけど早くない?」

 「そりゃそうでしょ!目つけてる先生だよ!」

 「わかったわかった。昨日は間違いで呼ばれてついでにって事で名前と趣味とか聞かれたぐらいだよ」

 「いーなー!私も寺前先生と話したい」


 零咲は心の底から数学の授業は出たく居ないと思った。数学は週3か4であるのでほぼ毎日寺前先生の顔を見ることになる。


 この先どんなめんどくさいことが待ち受けているのか零咲は想像するのが怖くなったそうです。

 見ていただきありがとうございます。 


 まだ3話ですがネタ切れも時間の問題ですね。


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 次の投稿は1月10日水曜日17時です。

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