「スベルグ・ベルヘルム」
「ああ、神道誠は問題ない。監視を外せ」「はっ!」
バート・カードナーは神道誠は仕向けてない……か。
「メロ」「はい」「パーフェクトチームのほうは?」「エアリア様が……倒しました」「なんと……」
エアリア、思ったよりやるな。ただ、バート・カードナーは危険な人物だ。エアリアは強い。だが、バートの危険性のほうが遥かに勝る。彼が下に付けているのはパーフェクトチームだけではない。パーフェクトチームより厄介な存在をたくさん下に付けている。それがランカーエースならまだ分かりやすくていい。ランカーエースより質の悪い奴すら、下に付けている。それが、僕が危惧してるところだ。また、彼は悪知恵が働く。それで僕ですら命を失いかけたんだ。
とりあえず、エアリアだけは守らないといけない。彼女がこの世界の希望なのだから。
「スベルグ様」「何だ?」「エアリア様が何か人を引き連れてるのですが……」
人……? スパイ? いや、エアリアはそういうのは分かる人間だから、それは……ないか?
「とりあえず、気にはなるな。そのまま監視を続けてくれ」「はっ!」
バートが次どんな手を打つか、僕は読まないといけない。さあ、どうするバート、お前がやばい厄介なのは知ってる。だけど、それでも僕は負ける訳にはいかないんだよ。




