表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

2024 俳句ノート

飴色の

-----------------------------------------------------------


飴色(あめいろ)魚籠(びく)(ふる)わせて蝉の声


-----------------------------------------------------------



 どう見ても子供が玩具(おもちゃ)にしていいとは思えないような古色を帯びた上等の魚籠(びく)が、虫籠として再利用されていました。


 上等な着物が()()()()()されているような息苦しさと、そのまま捨てられるよりはいいのかという複雑な気持ちです。



 昔、新素材だったビニール製のハンドバックやハイヒールが新製品として登場した際、アメリカ直輸入の看板商品として一流百貨店で展示され、あっという間に子供の玩具(おもちゃ)にまで落魄(らくはく)したのとも違う感じです。


 文化大革命を先取りした明治維新を思いおこします。



 鮎の友釣りなどをしている時に聞こえてくる蝉の声ならよかったのですが。



飴色(あめいろ)魚籠(びく)の震えて蝉の声」

飴色(あめいろ)魚籠(びく)の震える蝉の声」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ