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5話 瞳の奥に映るのは

 海底洞窟を抜けて地上に出て、すぐ見えるほどの距離に町が見えた。

 あそこが港町ルナックスか。

 遠目に見えるだけでも、エコールの町よりも町並みが高く、停泊している船のマストが見える。


 港町と言うだけあって、潮風の匂いが香ばしい。

 タラップに繋がれて停泊する船群に、船乗りたちが忙しなく動き回る。

 ある者は貨物を降ろしたり載せたり、ある者は船を掃除したり、ある者は港の住民と話し込んだり。

 住宅区にも寂れたような場所はなく、石畳はきちんと整備されて老朽化した部分も見当たらない。


「活気に溢れるいい町だな」


 一目見て、俺はこの港町をそう評した。


「とりあえず、宿を取ろっか。町を見て周るのは、その後でもいいよね」


「そうだな。さっきの戦いでそれなりに稼いだし、少しお高い宿にしてもいいな」


 まずは宿屋を探して、今晩の寝床と食事を確保。


 ……ちなみに大きな町だからか、宿は宿でも、町の片隅の路地中に『LOVEな宿』もあったが、さすがにそこに入るのはエリンに悪い。いや、エリンが「いいよ(意味多数)」って言うなら俺は一向に構わんというか望むところだと言わせてもらおうというか。


 それはともかく、閑話休題。


 ルナックスの宿のそこそこいい部屋を二部屋借りて、武具は部屋に置いておき、最低限の荷物だけを手に町の散策だ。


 居住区を抜けて、商業区。


 話し掛けやすそうな人を見掛けたら、観光人を装いながら話し掛けて、些細なことでも情報収集。

 ついでに露店で美味しそうな食べ物を見つけたら買ってみて、エリンとシェアして食べる。

 港だけあるのか、新鮮な海産物を活かしたシーフードが多い。

 エリンも美味しい食べ物を食べられて楽しそうだ。


 そんな中で。


「魔物の被害?」


 船員さんらしい人に話し掛けて、簡単な世間話をと思ったら、思いがけない重要情報だ。


「おぅ。最近やけに水棲の魔物を見かけるようになってな。ちょっとやそっとくらいなら俺らで退治出来るんだが、デカい奴とか、群れでこられちゃ堪らねぇ。……既に何隻も被害が出てるんだ。何とかしねぇとって、この町の町長や、交易船団のお偉方も対策を急いでるんだが、芳しくなくてな……だからって交易を止めるわけにもいかねぇしな」


 ふと船員さんは、海の方を眺める。


「そういや、近頃の沖合は急に霧が濃くなって、霧の向こう側に黒い影が見える、とも聞いたな。一部じゃ、幽霊船がいるとかって噂も出てる」


 幽霊船ねぇ。

 アンデッド系の魔物が普通にいるから、本当に幽霊船の可能性もある。

 だが話を聞く限り、沖に近付くと毎度のように濃霧に見舞われるらしい。

 今がそういう季節や時季なのかどうかは読み取れない。


「お前さん達も、船に乗る時は気ぃつけろよ」


「ありがとう、あなたもお気をつけて」


 互いに軽く会釈しあって別れたら。


「幽霊船なんて……ほんとにそんなの出るのかな」


 エリンは訝しげな顔をしている。


「気になるか?」


「気になるけど……私達、船が無いから確かめようがないよ?」


「それはまぁそうなんだが」


 さて……この流れはメインシナリオか、あるいはサブイベントか。


「まぁ、今のは「そういう噂もある」ってだけだ。もう少し話を聞いて回ってみようか」


 正確性に欠けるな、もう少し情報がほしいところだ。





 そして港区に訪れてみると。


「あの船、すごく大きな船だね」


 エリンが、船群の中でも一際大型の船を指した。

 彼女の指した方向には、他の民間船よりも一回り大きく、どこか物々しい雰囲気のある船。


「確かにでかいな。だが、国章旗が掲げられていないから、少なくとも軍船とはちょっと違うだろうけど」


 どちらかと言うと、"海賊船"だな。


「も、もしかして、海賊船だったりするのかな……」


「海賊船かもなぁ。でも、港町に堂々と停泊しているんだ。正規の手続きは通していると思うが」


 海賊という人種は、主に二つのパターンに分かれている。


 ひとつは、商船や漁船などに襲撃を仕掛けて物資や金品を略奪する、まさに海の賊徒。


 もうひとつは、大海原にロマンを求めて旅をする、どちらかと言えば"冒険家"のそれに近いもの。ゴムゴムのゴムになってひとつなぎの財宝を巡る海洋冒険ロマンのアレの世界には何度もオリ主転生したなぁ。


 この海賊船は、どっちか。


 前者のような連中は基本的に一箇所に留まらずに、縄張りのあちこちを巡回し、襲えそうな船を見かけ次第襲い、返り討ちに遭いそうなら臆病になる。

 ようするに、弱い者いじめしかしない、いいや、出来ないクソッタレみたいな連中だ。


 そうだとしたら、この場合はどちらかと言えば後者だろう。

 もしかしたら、何か濃霧や幽霊船について知っているかもしれない。


 海賊が町に居座ってそうな場所と言うと……




 カランコロン、と来店を告げるベルと共に、アルコールと煙草の(ヤニ)が混ざった臭いが鼻をつく。


 席のあちこちで、お客が酒を片手に騒ぎ、時には片隅で悪酔いしているのも見かけ、カウンターの向こうの壮年の店主は黙ってグラスを磨く。


 うむ、まさにTHE・ファンタジー酒場って感じの酒場だな。

 ちなみに、余計なトラブルは避けたいのでエリンは連れて来てない。彼女は居住区のおばさま達から色々と訊くようにお願いしている。


 慣れたような雰囲気を醸し出しつつ、カウンター席へ着くと、壮年のマスターは少し訝しげに声をかけてきた。


「おい、子どもがこんなところに一人で来るもんじゃねぇぞ」


「お気になさらず。マスター、ノンアルコールはありますか?」


「……いざこざには、関わらんからな」


「ご心配なく。ではカシスオレンジを」


「んむ」


 こういった、"場末"での振る舞いは心得ているさ。

 喧嘩はしても、全部手前の自己責任。

 喧嘩で何か奪われても、負けて奪われたほうが悪い。


 さてさて、まずは当たり障りの無い内容から行くぜ。


「今日は港に随分大きな船が停泊していましたが、あれが何か知っていますか?」


「……知らんのか」


「えぇ、この町には最近来たばかりなもので」


 端から見た俺は、ただの身なりのいい旅人。世間知らずだと嘲笑するのかと思いきや、マスターは声量を抑えて、店の一角へ目配せする。


 その方にチラリと目を向ければ、何だか貫禄のある黒髭を蓄えた、いかにも無頼漢だと言わんばかりの、ガタイのいい男。

 彼の周りにも荒くれ者達が思い思いに飲んでいる――ように見えて周囲への警戒も怠っていない、歴戦の勇士達だ。


「この港町きっての荒くれ集団だ、下手に関わらんほうがいい。特にお前さんのような、"オノボリ"はな」


「ほぅ」


 この辺り一帯で幅を利かせているのか。

 なるほどなるほど。


「ほれ」


 マスターがカシスオレンジのグラスをことりと置いてきた。

 柑橘のいい香りだ、ノンアルコールだがこれは美味いに違いない。


「ありがとうございます、お代は先払いでも?」


「構わんよ」


 懐からカシスオレンジ代のゴールドを出してマスターに押し付けると、俺はグラスを片手に、荒くれ者のいる席へ歩み寄る。

 マスターは俺を呼び止めようとして、すぐにそっぽを向いだ。お気遣いを無為にしてごめんなさい、でも気になるからさ。


「失礼、同席しても?」


「ん?」


 黒髭のキャプテンらしい無頼漢の前に堂々と座る。

 周りの一般客がざわめく。なるほど、確かにただの荒くれ者ってわけじゃないな。


「おいガキ、てめぇこの方を誰だと思ってやがる」


 側近らしい男が睨んできたので、ニコニコしながら、


「俺はこの方とお話をしたいんだ。あなたの相手は少し待ってほしい」


「てめぇこのっ……!」


 俺のニコニコした態度が気に食わなかったか、青筋を立てながら拳を振り上げようとする側近。

 さて、出来るだけお客のいない方に投げないと……とか思ったら。


「待て」


 キャプテンは側近を手で制する。

 側近の舌打ちは無視して、俺はキャプテンに向き直る。


「小僧。俺が誰だか分かった上でか?」


「アヤト」


 物を言わせる前に名乗る。


「俺はアヤト、旅の者だ。あなたは?」


「ほう、質問に対して名乗りで答えるか。多少は肝が座っているようだな」


「まぁ、色々とありまして」


 色々と……まぁざっと四億年くらいは。

 キャプテンはぐいっとビールを一口飲んでから。


「俺は『ガルチラ』。もう分かっているとは思うが、海賊だ」


 やはり海賊だったか。いや、見た目からしてそんな感じだったけど。


「海賊と聞くと、道理を弁えない破落戸ばかりと思っていたが……どうやらあなた方は違うようだ」


「ふん、下手(したて)に持ち上げて、何を企んでいる」


 えぇ、もちろん企んでいますともよ。


「沖の方に出ると急に濃くなる霧と、その向こう側にいる幽霊船。その正体を、知りたくはないか?キャプテン・ガルチラ」


 途端、周囲を取り囲んでいた取り巻き達の気配が変わる。


 さぁ、ここからは『ハッタリ勝負』だ。どこまで通じるかな?


「小僧……いや、アヤトか。お前、何を知っている?」


 うんうん、小僧じゃなくて、ちゃんと名前で呼んでくれるのは好感が持てるよ。いいね!ボタンを押すくらいのだけど。


「巷では幽霊船。しかし近海では魔物の被害も増えている。となれば、幽霊船などではなく、"実体のある何か"である可能性は高い。……まぁ、実体のある幽霊船である可能性もあるわけだが」


「まどろっこしい奴だな。お前はその正体を確かに見たのか?」


「あぁ。ほんの僅か、一瞬だけどね」


 嘘だけどな。


「黒い影の中に、さらにいくつもの影が蠢いていたように見えた。恐らくあれは、魔物だ」


 多分だけどな。


「だが、魔物だとしたら妙だ。一定の海域に『まるで何かを守っているかのように』居座っているということだろう。何を守っているのかは、検討つかないが……」


「何かを守っている、か……」


 ガルチラは俺のハッタリを半信半疑で聞いているのだろう、指先に顎を乗せて考え込んでいる。


「俺と俺の連れは、剣に自信があるんだが、海路の足を持っていないものでな。そこで……」


「情報を持つお前と、海路の足を持つ俺達。確かに、双方の利害は一致している」


 ほほぅ、まだ警戒を解かないと。中々に用心深いじゃないか。

 まぁそうでなければ、ここら一帯で幅を利かせるほどの規模の海賊など営ませられないか。


「だが、お前が口先だけの男ではないという"(じつ)"もない」


 情報の正確さと、武力の強さは別なんだが?

 その辺の感覚はさすが無頼漢であるが故の実力主義か。


「だったらどうする?男の実力勝負と言えば、ゲンコツが基本だが……剣でもいいぞ?」


 出来れば(ゲンコツ)の方がいいなぁ、そっちの方が手加減するのが楽だから。

 すると周りの船員達は静かにいきり立つ。

 一触即発の空気に、外野は喧嘩でも始まるのかと期待と好奇の目を向けてくる。


「好ましくないな」


 意外にも、ガルチラの方から手を引いた。

 手を引いたのがそんなに意外だったのか、船員達は「えっ!?」と驚いている。


「お前のその、"目"」


 俺の瞳の奥にある"もの"を見透かそうと睨んでくるガルチラ。

 おぉ、怖い。普通の奴ならビビって足が震えるだろうさ。


()()()()()()


 でも分かるよ。

 本当に怖がっているのはあんたの方だって。


「まるで底無しの闇のようだ。一体何を見れば、そんな目が出来る?」




「カネと屍と狂気で作られた、誰も何もしなくても生きていける、とってもとっても……クソッタレ(しあわせ)地獄(らくえん)




 いつか前に転生した世界だったが、アレが俺の覚えている限り、最低最悪の世界だった。


 人類が思考を放棄し、全ての選択をAIに委ねた世界。

 人のDNAをAIが解析し、その人にとって何が一番幸福で満ち足りるのかを決定する。

 確かにあの世界は戦争なんて無かったし、貧富の差も、人種差別も、失敗も挫折もなく、成功だけが約束された、誰もが幸せな揺り籠の中で生きられる理想郷。


 それが、全人類が目指した、完全で完璧で完成された究極の世界だった。

  

 けれど、そこに『物語は無かった』。

 喜びも、怒りも、哀しみも、楽しみも、何も……なぁんにも無い、空っぽの世界。


『そんな『物語のない世界』に抗い、人類から"ヒト"を取り戻すための物語』を、"俺"はどうやって"完結"させたと思う?


 俺は"アダム"となり、その世界のヒロインを"イヴ"にして、『人類を殺した』。


 人類を守るAIという機械仕掛けの化け物どもを薙ぎ倒し、殺して、殺して、俺と"イヴ"が『人類最後のカップル』になるまで殺し尽くして、そうして"イヴ"と全てをやり直した。


 だって、これ以外に人類がハッピーになる結末を思い付かなかったんだもん。

 AIだけを全て破壊しても、人類は何も出来なくって次々餓死するのは目に見えていたから。

 だから、餓死させるのではなく、『手を血に染める』必要があった。


「ヒトは殺したら死ぬんだぞ」って言うのを、"アダム"と"イヴ"のDNAに刻み込むために。




 ……と、話が脇道に逸れたが。


「……なるほど、お前がただの小僧では無いのは分かった」


 恐らくは俺を理解するのを諦めたのだろう、ガルチラは深いため息をついた。


「では、こういうのはどうだ?」


 もう一杯ビールを飲んでから、別の案を挙げた。


「ルナックスを海沿いに東へ向かった先……そこの岬の裏側に、『船の墓場』と呼ばれる洞窟がある。その最奥部にあると言う、『龍神の瞳』なる宝玉……それを持ってきて見せろ。お前なら簡単な"度胸試し"のようなものだろう?」


 船の墓場に、龍神の瞳。

 何だかそれっぽい感じだな。


「船の墓場とはまた穏やかじゃないな。その様子だと、今まで何人もの船乗りが挑んでは帰ってこなかったってところか」


「そんなところだ。それで、どうする?」


「分かった。とりあえずそこに行って、それらしいものを持ち帰って来ればいいんだな」


 カシスオレンジのノンアルコールサワーを飲み干して、席を立つ。

 さて、話しぶりからすると、船の墓場はここから半日も無い距離にあるそうだし……一晩あれば十分かな。


「そうだな……明日か。明日のこの時間に、また会うと言う形でいいかな?」


「……明日?明日だと!?」


 明日に持って来る、というと、ガルチラは目をひん剥かれて驚いた。俺も驚いたよ。


「明日だと都合が悪いのか?なら、何日か間を空けても……」


「いや、待て。正気か?これまでに何百人が挑んで一人も生きて帰ってこなかった、あの船の墓場から一晩で?」


「そうだけど、別に一人で行っちゃいけない決まりなんてないだろう」


 俺に"おつかい"を頼んだのはあんただろ、今になって何言ってるんだ。


「あぁそうそう、それともうひとつ」


 グラスを片手に席を立って、カウンターにグラスを返却して、振り向きざまに。


「「騙して悪いが」なんてのは無しにしてくれよ。もしそんなことをしたら……」


 もしそんなことをしたら……!?って感じで、周りの皆さんが慄えてらっしゃる。


「うん、まぁ、その時に考えればいいか」


 敢えて、「そんなことをしたらどうなるか?」を明らかにしない。

 下手に脅しかけるよりも、こっちの方が"効く"んだよ。


「それじゃぁ、また明日」


 友達との別れを告げるような気軽さでそれだけ言い残して、俺は酒場を後にする。


 さて……とりあえずエリンと合流するか。




 ……なんだが、エリンはどこに行ったんだ?

 エリンには近所のおばさま達から情報を収集してもらっているはずだが……町のどこの区画にもいないな。

 宿に戻ったのかと思ったけど、そうでも無いようだし……迷子になっちゃったのか。


 ……まさか、誘拐?


 有り得る。

 昨夜だって俺に何も警戒しなかったエリンのことだ、きっとその辺の悪い汚っさんに騙されて『LOVEな宿』に連れ込まれて、そのままアンなコンなことをサれて……!?


 瞬間、俺は感応波を急速に拡散させ、エリンの気配を探す。


 エリンの魔力固有周波なら分かりやすい。


 先程見掛けた『LOVEな宿』……にはいないな。


 どこだ……どこに……居住区の……そこか!!


 エリンの気配がする方向へ縮地し――到達。


「エリン!ここにいるんだな!?」


 扉を勢いよく開けて、瞬時に情況把握……!


「あ、アヤト。いらっしゃいませー」


挿絵(By みてみん)


 瞬時に情況把握……瞬時に、情況把握……?


 ……ん?

 エリン?

 さっきまで着ていた旅人の服じゃなくて、水兵(セイラー)服とウェイトレスの制服を混ぜ合わせたみたいな格好をしてるんだが……


「えーーーーーっと。何してるんだ、エリン?」


「え?何って、このお店のお手伝いだよ」


 このお店……いくつものテーブル席に、お客が思い思いに食べ物や飲み物にありついて……うん、普通の飲食店だな?


「その、ね。ここの店主さんに頼まれちゃって。困ってそうだったし、ちょっと手伝うくらいならいいかなって」


「………………」


 紛 ら わ し い わ !!


 あーもー、汚っさんに騙されてLOVEな宿に連れ込まれたのかとか思った俺がよっぽど汚っさんみたいじゃないか……


「夕方まで手伝うことになってるから……また宿の方でね」


 なんか、もう……一気に脱力した。 


「……いや、せっかくだからお客としてお邪魔するか。席を案内してくれるか?」


「はーい。一名様ご案内でーす!」


 とりあえず無事で良かったってことにしよう、うん。

 あと、セイラーウェイトレスのエリンが可愛いです。


 おい男性客の皆さん、エリンに色目使うのはスルーしてやるが、毛先一本掠めたらどうなるか分かってんだろうな。

 ってな感じで男性客に片っ端からメンチ切りまくってビビらせたのが功を奏したか、皆さんお行儀よく過ごしてる。


 そうだろうそうだろう、平和が一番いいに決まってる。

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[一言] >情報の正確さと、武力の強さは別なんだが? その武力の正確さを知りたいんじゃね? >明日に持って来る、というと、ガルチラは目をひん剥かれて驚いた。俺も驚いたよ。 贋作作られる可能性もあるし…
[良い点] 人類が思考を放棄し、すべての選択をAIに委ねた世界。 から始まる一節が、なんとなくですがAIイラストが流行している昨今の状況に対する警鐘のように感じられました。 誰でもプロさながらの素晴ら…
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