表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

45/87

第45話 メイド喫茶に行ってみたい!

 バーベキューの片付けも一段落した。

莉緒たち、書道部のメンバーは片付けが終わると、全員帰って行った。


「今日は楽しかったですね!」

「ああ、たまにはいいもんだな」


 リビングのソファーに座り、コーヒーを啜っていた。


「テレビ、付けていい?」

「ええ、構いませんよ」


 特に見たい番組がある訳では無いが、何となくテレビを眺めていた。


「メイド喫茶特集か……」


 テレビの画面にはメイド喫茶の特集が映っていた。


「兄さんは、メイド喫茶とか行くんですか?」

「うーん、一回行ったくらいかなぁ」

「へぇ」


 紗良が興味深そうにテレビの画面を眺めていた。


「気になるなら、行ってみる?」

「えっ! 行ってみたいです!!」


 紗良がグッと近づいて来た。


「女の子も行っていいんですか?」

「大丈夫だよ」


 最近では、女の子同士でも、メイド喫茶のようなコンセプトカフェに行く事も増えているようだ。


「メイド喫茶といえばアキバだよなぁ」


 春輝は、スマホでメイド喫茶の検索をかけていた。


「前に行ったのはここだな」


 そう言って、紗良にスマホの画面を向けた。


「メイドさん可愛いですね」

「まぁ、そうだね。明日、暇だし行ってみる?」

「行ってみたいです!」


 紗良は乗り気だった。


「うん、じゃあ、明日行こうか」

「楽しみにしています。あ、私、お風呂沸かしてきます」


 上機嫌の紗良は、お風呂を沸かしに行った。


「さて、俺も楽な服に着替えるか」


 そう言って、立ち上がると、自分の部屋で、ラフなTシャツに着替えてきた。


「兄さん、お風呂沸きましたけど、どうしますか?」


 リビングに戻り、のんびりしていると、お風呂が沸いたようであった。


「紗良が先に入っていいよ」

「では、お言葉に甘えて」


 紗良は、着替えとバスタオルを持って、お風呂へと向かった。

紗良がお風呂に入っている間、ソファーに寝そべり、スマホを眺めていた。


「兄さん、上がりましたよ」


 30分と少しした後、紗良が濡れた髪をタオルで拭きながら出てきた。


「おう、俺も入ってくるわ」


 春輝も、着替えを手に持ち、風呂場へと向かった。

風呂に入ると、紗良の後ということもあり、女の子らしい甘い匂いが広がっていた。


「慣れないんだよなこれ」


 体を流すと、湯舟に浸かって一日の疲れを浄化していく。

日本人にとって、風呂は一日の終わりとして、とても大事なものである。


「さて、上がるか」


 一通り洗い流すと、風呂を上がった。


「俺も上がったよー」


 紗良は、リビングでドライヤーを使っていた。


「はーい」


 そのまま、春輝は自分の部屋に戻ると、パソコンを立ち上げた。

メールをチェックすると、編集部からだった。

そのメールを開くと、近いうちに編集部に来て欲しいという内容だった。

アニメ化の件かと思い、春輝は二つ返事で了承するのであった。



いかがでしたでしょうか?

楽しんで頂けましたら幸いです!


少しでも「気になる」「面白い」「続きが読みたい」と思われましたら下の☆☆☆☆☆を★★★★★にしていただけると幸いです!

感想・ブクマも大歓迎!


どうぞよろしくお願いいたします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ