ぺりにあるはぴねす

『 泣いたりしないの？ 』

『 ばいばいみたいになっちゃうじゃん 』

『 なるほどね 。じゃあいってきます 』

『 いってらっしゃい 』

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「 ただいま 」

「 おかえりなさい 」

「 はい 、これ 」

「 合鍵を渡す時と同じみたい 」

「 俺らしいでしょ？」

「 うん 、とっても 。普通じゃない 」

「 それを受け入れる君も変わってるけどね 」

「 うるさい 」

「 しかしここまで続くとは思わなかったな 。君は耐えられないと思った 」

「 きっと今までだったら無理だったろうな 。自分でも驚いてる 」

「 運命かな 」

「 寒いこと言うね 」

「 たまには言わせてよ 」

「 じゃあ今日だけは許してあげる 」

「 それはどうも 。で 、どうですか？」

「 よろしくお願いします 」

「 これで断ったらおもしろいのに 」

「 断ろうか？」

「 いや 、大丈夫です 。じゃあ改めて 、よろしくお願いします 」

「 はい 、よろしくお願いします 」

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