詩☆北の宝石
何故だろう
人は気付かない
人は宝石の中にいる
それに気付かない……
眩い輝きの中で
人は生きている
静寂の空の下で
眩い輝きの中で
人は生きている
美しい宝石の中で
眩い輝きの中で
人は生きている
美しい幸せと共に
眩い輝きの中で
人は生きている
苦しい辛さと共に
眩い輝きの中で
人は生きている
美しい宝石を磨きながら
人は気づかない
人は知っている
人は見ている
人は見ていない
人は気づかない
それは日常だから
人は知っている
見たこと
聞いたことがあるから
人は見ている
それはそこだから
人は見ていない
そこからは見えないから
美しくも
見れていない
だから見た時に
より美しく見える
それは不思議な宝石
自ら輝く宝石
でも大き過ぎる……
そんな宝石
夜空の星々は見ている
夜の北の大地に輝く
人の織りなす温もりのある
美しい宝石を……