表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
若さの薬   作者: 藤宮英二
2/4

その2

2話目?になってます。

 数日後、一人の科学者が訪ねてきた。

「はじめまして、科学者のハンムと申します。」

  ハンム博士はハットを脱ぎ、一礼をした。

「おぉ!ハンム博士!よく来てきれた。」

「早速、ご依頼を聞きましょう。」

  二人は向かい合って席についた。

「うむ、実はな、花を枯らさない薬を作ってほしいのだ。」

「新しい花を用意すればいいのでは?」

「いや、わしは花の枯れてゆく様を見たくないのだ。」

「…なるほど。花が枯れないように…。」

  ハンム博士は腕を組む。

「しかし命というものはいつかは尽きるものですよ。」

「もちろん、わかっておる。だから、その命が尽きるまで花を咲かせてほしいのだ。」

「植物が一生を終えるその時まで花を咲かせる薬、ですか。」

「無茶なことは重々承知しておる。なんとかやってもらえんか。」

  オーズ氏は頭を下げた。

「…わかりました。私も科学者の端くれです。チャレンジしてみましょう。」

「本当か⁉︎ありがとう。では頼んだぞ。」


  それから一ヶ月経って、冬が始まった頃、ハンム博士が訪ねてきた。

「オーズさん、何回もの試作品を試し、ついに完成させましたよ!」

  左手に収まるほどの瓶を掲げて、博士は言った。

「おぉ!出来たのか⁉︎では早速見せてくれ!」

  オーズ氏は花瓶を持ってきた。

  花瓶の花は少し周りがしおれはじめていた。

「使い方としましては、この花瓶に薬を一滴垂らして使います。」

  ハンム博士は小瓶の蓋を開け、一滴、花瓶に垂らした。

「…何も起こらんが?」

「一晩待って下さい。さすれば、わかっていただけます。」

「わかった。」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ