NPC27
我ながら極端な考えだがそれを変えるつもりもないから問題ない。
むしろ、これからどうするのかという事の方が重要なのだが、真白とかいう女を捜すという、ふわりとしたことしか決まっていないのだ。
「そういえばテメェはなにができるんだ?」
「何がですか?」
質問が曖昧すぎたか。
「これから俺についてくるなら、どんなことができる。戦闘はもちろんそれ以外の技能についてもだ」
そんな質問にリーザは困ったように笑った。
「私は奴隷にされていたんですよ? 戦いなんてしたこともありません」
この村に置いたまま出て行こうかと思ってしまう。しかし、そんな俺の様子に気付いたのか、慌てて言葉を続けてくる。
「で、でも、これから頑張るつもりはありますですよ?!」
なにやらおかしな言語だった。
「つっても足手まといはいらねぇしな」
「そんなこと言わないで見てください!」
なにを・・・
「ステータスオープン」
固有名:リーザ・オルト・クシェーネ
職業 鱗族の巫女
レベル3
ステータス
力 2
体力3
素早5
知能80
魔力100
スキル:魔力操作(操作不可)
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明らかにバランスがおかしかった。
そして、俺が何を言うよりも先に、リーザが俺の腕にすがりつく。
「置いていかないでください」
「知能と魔力はともかく体力なさ過ぎだろ」
「何でもしますから」
無表情で言うな。それに何も求めてねぇし。
とはいえこれからに期待するとしよう。
俺はリーザの頭を手の平で軽く叩くと、すがりつく腕をやんわりと引き剥がす。ふと見ればリーザの顔は絶望で染まっていた。
そういや、何も言ってねぇや。
「付いてきたけりゃ好きにしろ。サービスタイムは終わったから、付いてこれなくなったら容赦なく見捨てんぞ」
絶望から花咲くような笑顔に一変。色々と忙しい奴だ。
つーか、魔力操作ってスキルはともかく操作不可ってシャレか?
短くてすみません。もっと時間かけて書きたいですね。




