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093 全国レベル…

天下茶屋駅伝部の初戦。


いよいよ真打登場ですが、

そのお相手は??


「おう、二人とも。('◇')

 最高のレースだったぞ。」

「…いいんですか千林さん。(;´・ω・)

 天下茶屋のテントに居浸りで…」


「…まだいいよ。(*'ω'*)

 どうせ取材は第五組だけだから。」

「…そうやなくて。。(・.・;)

 ウチの関係者やってバレバレですよ。」


「……それより浜寺はどうだ??

 初めてアンツーカーを走った感想は?」

「…気持ちよかったです。。(*'ω'*)

 このトラックは記録が出やすいスね。」



「…だがこのタイムは大したもんだ。

 都大路でも遜色ないぞ。(`・v・´)」

「…ありがとう放出。

 全国レベルのお前が付き合ってくれた

 おかげだよ。。(;´;ω;)」


「…そう言うな。(´・v・`)

 今の俺では全国レベルとは張り合えない。

 せいぜい赤阪が戦ったのと同程度さ…」

「…ということは…(・.・;)」


「…第五組の面々。。

 あそこは本気で全国レベルだぞ。」

「…アイツら…そこで戦うのか…」


「…特にアイツは。(`・ω・´)」

「…アイツ??(・.・;)」



 アイツらとは…ワシらや。(´・ω・`)


 けどアイツって誰??

 強豪揃いの五組目の中にさらに

 突出したのがおんの??


 …ユニフォームに注目しよう。


 社会人は三人。

 ただいわいる実業団やないから

 ユニフォームも知らん。。


 大学生は二人。

 ってこのユニフォームは…

 立明館に京都蚕業。(;'∀')


 関西トップの実力校や。。


 …けど泉曰く…

 こういうとこに出てくる大学生は

 生き残りをかけるレベル。

 つまり大学の陸上部でついていけるかが

 微妙な可能性が高いらしい。


 そんなら…なんとかなるかも…



 となると本命はやはり高校生。


 まずは…報緑が5人。

 昨年度都大路7位の大名門。

 ここにいるのは今年の主力選手。。


 とはいえ…今年はそこまでの

 注目株はおらんみたい。。


 続いては我が天下茶屋。。


 182センチ66キロ。

 大型で長距離型のワシと、

 154センチ41キロ。

 小型で中距離型の泉。


 見た目もタイプも違う凸凹二人が

 今の天下茶屋の主力。


 つまりこの二人があの五人と

 互角以上でなければダメ。


 天下茶屋は都大路には届かない。

 


 続いて地元の強豪選手が次々と

 コールされていくんやけど…


 これだけ強豪が揃っていても、

 注目されてるのはワシらみたいや。


 まぁ仲間たちが頑張ったからムリもないが、

 ワシらはワシらで周囲を見渡すわけで…


 それは天下茶屋のテントも同じなわけで…

 


「…それはそうと放出…

 アイツって誰??(´・ω・`)」

「…そんな強いのがいるのか??」


「ああ。アイツだよ。。」

「でもパンフレットに名前は載ってないぞ。

 どういうことなんだ??…」



「おいおい。お前たち…

 よく考えてみろ。」

「…どういうことです千林さん??」


「飛び入りで最終組に入るのに

 どれだけの実績が必要かわかるか?」

「…それは。。

 けどなんでそんなことに??」


「この阪神大会に出るには資格がいる。

 地元の企業や学校に所属する…

 あるいは…地元の出身者。。」


「…アイツ尼崎出身だからな…

 それで飛び入り参加が許されたんだろう。

 小三までこの近所に住んでたらしいぞ。」

「…放出はなぜそんなに詳しいの??」



 そうこうしているうちに

 コールは最後の一人になった。


 地元の有力選手はほとんどが顔見知りで

 ある中で一人だけ異質な存在。

 無地のジャージに帽子を目深にかぶり、

 マスクまでつけて…

 不気味な雰囲気のある選手やけど…


 ジャージを脱いで驚いた。。

 その黒いユニフォームに書かれた…


 <播州工業>の四文字。。



 まぁワシらは助かったけど…

 注目は全部コイツに持ってかれた。。


 なぜこれまで正体を隠して??



「ちっ…お前やったんかい。。(; ・`v・´)」

「…久々やな。佐野。。

 せやけど大阪のお前がなぜ参加してる??」


「…お前こそどういうことや??

 参加するのはともかく

 なぜ直前まで正体を隠すような真似??」

「…そりゃ…インパクトや。。

 ライバル校に力の差を見せつける。

 どうせなら鮮烈な方がええやろ??」


「…報緑を意識してのことか。。

 せやけどなぜ播工がそこまでする??」

「…都大路に行くため。

 …日本一を取り戻すため。。」


「…この連中を纏めて相手する気か??」

「…ああ。。勝ちに来た。

 そのために冬の間に鍛え上げてきた。。

 まぁ佐野がいるのは計算外やが…」



「おいおい。ワシは復帰戦やど。(;´・ω・)

 残念やが今のお前の相手にはなれん。」

「…それはどうかな??

 けど俺らの目標は日本一やからな。。

 油断はしてねえよ…」


「…おいおい垂水たるみ。。

 お前ほどの男がワシを警戒する??」

「…警戒してるのは佐野やない。。

 ハナのいる…天下茶屋駅伝部をや。」



 …おいおい。

 …垂水さんとやら。。。


 天下の播州工業様が、

 ワシらを警戒してるんですか??


 けど彼の視線を向ける本命は…



「…おいおい。アイツ睨んでない??」

「…またあの悪癖かよ。。

 アイツ試合前には誰かを挑発しないと

 気合が入らないらしいんだ。。」


「…それで…この役回り??」

「…たしかにアイツにはハマリ役だろう。。

 地元出身の利はあるし、

 人を挑発するのは大得意だし…」


「…だし??(・.・;)」

「マルはそれだけの実力者だ。。

この最終組でも頭一つ抜けてるよ。」


「……ってことは…??」

「今のアイツが本気で敵視できるのは…

 この会場では俺くらいのもんさ。。」


「……(´゜д゜`)」



 そう。最終組でも別格なんや。。


 播州工業副主将。

 垂水高丸たるみたかまる



 かつて放出とは【ハナマルコンビ】と

 呼ばれた相棒にして…


 昨年度3000mSC…高校チャンプ。。




放出と双璧の力を持つ

3000mSC高校チャンプ…


垂水高丸とは。。



…というか勝負になるの??


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