235 ワシらの駅伝部は
あれからしばらくして…(;´・v・)
彼らの巣立ちの日が来ました。。
はてさて…(;´・v・)
陸上史に残るとさえいわれた
あの都大路から2か月半、、
桜はまだやが梅も咲いて…
ワシらも卒業式。(ーvー)
思い出ある天下茶屋高校を
卒業する日が来た。。
ただ既に進路が決まってる
ワシらにとって三学期は
あってないようなもの。。
(;´∀`)
そこそこ成績優秀やった
ワシは学年末試験も免除、、
卒業式なんて近況報告会
みたいなもんで、、、
「よう、天保山。(・`v・´)
なんやしばらくぶりやな。
引き締まっとるやんけ。。」
「…おぅ浜寺。( ゜v゜)
もしかしてあの日以来??」
「…かもしれん。(`・v・´)
俺も年明けからは大学の
寮生の立場やから、、
登校するのは久しぶりや。」
「…ワシもや。(;´∀`)
今は日精食品の寮住まい。
就職前から親会社に出向って
形で練習三昧やで、、
ぶっちゃけ高校に来るのも
一か月ぶりやから。。」
「…エゲツないな。。(-v-)
まぁ都大路であんな大記録を
出したんやからろうけど…」
「……せやな。。(;´・v・)
卒業式に来れるだけ幸い
ってくらいやから。。」
そういうことになる。
(;´∀`)
ワシは4月から実業団。。
正確には子会社の社員やけど
事実上は日精食品陸上部の
メンバーってことになる。。
浜寺は…近機大学に進んで
競技を続ける見込み。。
やけど気になることが…
(;´・ω・)
「…ああ。( ー∀ー)
最近は自転車三昧なんや。。
それで練習も兼ねて…」
「…それでロードバイクで
卒業式に来たんか??
いつもの電車通学は??」
「…だってや。<(`v´)>
都大路で外人に勝てんかった
俺は陸上を続けても世界に
までは行けんやろうし…」
「…それ、(;´・ω・)
何か関係あんの???」
「…水泳でも同じ。(;´∀`)
この一年を棒に振った俺に
世界は微笑んではその…」
「……うーん、(゜-゜)
厳しいかもしれんけど…」
…たしかにそうかも…
(;´・n・)
都大路を終えてから少しだけ
体重も増えたようやし、、
…かといって水泳してた頃の
筋肉が戻ったわけでもない。
浜寺の目指すヒーローに、
中途半端ではなれない。。
ではそんな彼はどう考えたか
といいますと…
「…つまり俺は…(;´・v・)
陸上でも水泳でも世界には
届きそうにないんだ。。」
「…うーん、、(;´・ω・)
なぜ高校三年生でそこまで
悲観的な観測を??」
「…けど逆に言えば…
陸上と水泳をあわせれば
俺は世界レベルでも戦える
と思うんだ。(; ^v^)」
「……たしかに…( ゜Д゜)
けどそんな競技なんて…」
「…では俺が自転車競技にも
取り組んだとしたら…
どうだ??(; ・`v・´)」
「…えぇとっ、、(;´・c・)
陸上と水泳と自転車って…」
そう、(/・ω・)/
駅伝部一のタフネスが選んだ
次の目標とは、、、
トライアスロンです。。
(((o(*゜▽゜*)o)))
大学入学前の18歳が取り組む
ことは珍しい競技に今から
本格参入するそうです。。。
水泳は中学で最高レベル。
陸上は都大路三区区間18位。
トライアスリートでこれに
勝てる者は滅多におらん、、
それが…浜寺の選択。。
だとすれば…(;´・v・)
「…まぁ…(;´ーvー)
浜寺の気持ちはわかるよ。
俺も似たようなもんだ。」
「…おっ、(;´・v・)
能勢やないか。。
何が同じなんや??」
「俺も普通にやれば世界には
通じそうにない。。
スプリンターとして大学で
練習してたら思ってたより
通用すると実感したけど…」
「…おいおい。(/・ω・)/
通用するのに何を簡単に
諦めてるんや??」
「…諦めてない。むしろ…
俺が日本に貢献する方法を
探った結果としては…」
「…日本???(/・C・)/
能勢は何を目指した??」
「…知ってるだろ…(^ー^)
俺は個人競技に興味ない。
そんな俺が目指すなら…
一番貢献したいのは…」
「つまり…日本代表??
けど400m専門でどうやって
それを目指すんや??」
そう、能勢が目指すのは…
マイルリレー日本代表。
\(゜ロ\)(/ロ゜)/
なぜならリレー種目は
個人の走力だけで決まる
ものではないから。。
専門の技術が要るから。
なのに…マイルの選手は
普段オープンレーンも
バトンパスも練習しない。
抜く練習も抜かれる練習も
したことがない。。
でもそれなら…(/・ω・)/
「…無論、個人の走力ありき
ではあるが、、(;´∀`)
俺はリレーに拘る。。
なにせ駅伝で繋ぐ喜びを
知ってしまったからな。」
「…なるほど。( ;v;)
全ては無駄でなかったか…」
みんな…無駄でなかった。
積み重なってた。( ;∀;)
赤坂は先月に凍羊大の寮に
移り住んで陸上部に入部。。
一般入部の遅れを取り戻す
べく卒業式にも出ないで
競技に専念している。。
アイツ本気で箱根駅伝を
目指すらしい。。
ワシらの駅伝部。(;v;)
はみ出し者やったワシらが
笑って目標に向かえる
ようにしてくれた駅伝部。
それが今は…
『あっ…お久しぶりです。
天保山先輩。。( ・∀・)』
「おう、( ゜v゜)
いい走りできてるようやな。
阿倍野遥主将。(*´ω`)」
駅伝部は…続いてる。
(; ・`v・´)
ワシらの駅伝部は今後は
女子駅伝を舞台とし…
まだまだ続いてるんや。。
皆を成長させ笑顔にさせた
駅伝部はまだ続きます。
(*´ω`)
ちなみにこの物語は…
次回が最終回の予定です。。




