表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
198/240

197 しくしく(´;ω;`)ウゥ

キス!??

(;゜Д゜)


なんで昇が泉に初めての

唇を奪われたの??


「…ぶは、(;´;д;`)

 どういうことなんや泉、、」

『……ドアホが!!(; `C´)

 まず先に言うことないんか!?』


「…その、(´・ω・`)

 ごちそうさま???」

『ワレ…こんな時に気色悪いこと

 ぬかすなぁ!!(; `C´)

 ごちそうさまてなんや!??』


「じゃぁ…ありがとう?(・n・;)」

『…そうやろが、、(-C-;)

 ワレ…短時間やけど呼吸停止に

 なっとったんやぞ。。』


「…ってことはあれはその…」

『人工呼吸や、"(-"n"-)"

 あれせなんだら下手したらワレ

 死んどったかもしれん、、』



「じゃぁもしかして…(/C;\)

 ワシ…泉に唇を奪われた??」

『せやから!!(;-Cー′)

 変な言い方しなさんなて…』


「……初めてやのに…(´;c;)

 ファーストキスやのに、、」

『…あのね、、(/ーCー)/

 これはあくまで救命行為です。

 わかりますよね天保山くん。』


「…しくしく…(´;ω;`)」

『さめざめと泣くな…(;゜Д゜)

 ウチ…命の恩人やで。。。』



 人工呼吸…救命行為…( ゜Д゜)

 短時間やけど呼吸が止まった?


 まさかワシ…危なかった??

 (;・∀・)


 あの時もしみさき叔母ちゃんの

 方に行ってたらもしかして、、


 ここは一条戻り橋やないのに…

 (;~C~メ)



 命を削って走る、、

 (;´・ω・)

 ワシにその覚悟はあった思う。


 実際これだけの目にあっても

 なおまだ走りたいテンションが

 衰えてないとは自覚する。


 意外なまでに恐怖はない。



 けど…それでええの??

 (´・ω・`)


 一度ならず二度までも救われた

 奇特な18歳の命。。


 価値あることが義務付けられた

 ともいえる貴重な命。。


 走ることだけに使うのが…


 本当に正しい選択なの??

 (@_@)



 というかそのドサクサで

 オカマにファーストキスを

 奪われたワシって、、

 "(-"n"-)"


 気にするなと言われても何や

 モヤモヤして、、


 そんなこと迷い始めるワシに

 周囲は黙ってないわけで、、

 ( ゜Д゜)


 マスコミの注目はワシの命

 以上があるわけで、、、



「天保山くん!!(; ・`v・´)

 一言お願いします!!」

「これまでの日本人最高記録…

 更新した感想は!??」


「…へっ??(/@ω@\;)」


「凄いタイムですよ!!」

「これ…狙ってました!??」


「…(;´⦿C⦿)」



 狙ってなかったけどワシの

 タイムはなんとなんと…


 28分45秒。(;゜Д゜)


 竹島からは15秒遅れたけど

 これまでの日本人最高を…



 2秒ほど更新してしまった。


 名だたる日本ランナーたちを

 上回ってしもうたって、、



 …有り得んよって、、

 (/ω・\)


 最近やっと5000mで14分半を

 記録したばかりの凡人が、


 その倍の距離でその倍より

 早いタイムを出すて、、


 けどそれがそんな非常識に

 西京極のコイツはあまり

 驚いてないようで、、



『…まったく、(-v-)/

 アイツまたやりよった。』

「…だな。(; ・`v・´)

 だがこれは一年前より遥に

 大きな衝撃だよ、、」


『…昇は…追い込むほどに

 伸びるはずなんや。。

 その才には気づいてたが…』

「…ここまでとはな。。

 じゃぁこのお守りは多分…」


『…かもな、(; ー`vー´)

 心臓に悪いヤツよってに…』

「…だったら、(´・v・`)

 そのお守りは難波が持て。。

 お前にはまだまだアイツらを

 見届ける義務がある。。」



 会話の主は西京極におる

 みなみと南方。(-ω-)


 ワシの特異な才能に最初に

 気付いたのがみなみ。。


 その覚醒を現場で見ていた

 現役部員は南方だけ。。


 この二人から見たらワシの

 覚醒はすなわち、、



 二回目。(;・∀・)


 一足飛びで成長する姿を

 見せるのが二回目。。


 こんなこと…しかも…



「…うう、(´;ω;`)

 凄いです天保山くん。。

 なのに私は、、

 なんてことをしようと…」 



 あらら、(;・n・)

 コヤツまで泣かしてもた。


 しくしくされるのはワシの

 本意ではない。。


 凄い希少な命の持ち主と

 認識されたかもしれん。。


 罪深くしてしもうたかも

 しれんけどそれ以上に、、



 ワシって自分で思う以上…


 身近な人間に見えんくらい

 凄いかも。。(;´・v・)


 まぁ自惚れやろうけど実際

 そうでもないようで、、


 目を覚ましたばかりの

 ワシが視るテレビ画面には

 目の覚めるような画面が

 映っているようで、、



<二区も一キロ地点!!

 大声援を受ける天下茶屋の

 能勢選手が…(; ・`v・´)

 先頭をとらえてそのまま

 一気にトップに出る!!>



 先頭…トップ。。

 (;・∀・)


 我らが天下茶屋の二区を

 努めるのは能勢豊。

 (`・ω・´)


 本職はスプリンター。

 400mで全国出場経験あり。

 けど、、


 体力ゼロ。(;´・ω・)

 一年前は3キロ完走さえ

 怪しかった男が今、、


 15秒も先にスタートした

 日本海水産をとらえ…



 都大路の先頭に立つ。

 (;*・∀・*;)


 一キロの通過は下り坂も

 手伝って2分48秒。。


 その地力を見せつける。



 日本に駅伝をしてる高校が

 何校あるかは知らん。。


 けど全体の4分の1を通過

 時点でなお天下茶屋高校は

 その先頭を切っている。。


 全国中継のNHKにその

 雄姿を見せつけてる。



 誇らしげな表情。。

 ( ;∀;)


 周囲は大歓声。

 頑張れ天下茶屋の大合唱。



 滅私奉公を体現するため…

 学校名を誇るため、、


 天下茶屋の看板を背負わんと

 駅伝始めた能勢にとって、

 これ以上の誉れはない。。

 (`・v・´)


 けど…(;´・ω・) 



 後ろから来る。。

 (;゜Д゜)


 強豪名門の看板を背負った

 強者たちが集団で…



 混戦の中を誰一人として

 遅れることなく集団で…


 二位でつないだワシから

 遅れること15~20秒。。


 29分00~05秒の好タイムで

 一区を駆け抜けた10校、、


 その最速区間を任された

 二区の10人の戦士達が、、



 塊で追ってきた。。

 (;・∀・)


 一キロのラップは能勢を

 上回って、、


 集団の先頭は2分41秒。

 後方はなんと、、

 

 2分37秒。(;゜Д゜;)



予想通りに先頭に立ち

誇らしい姿を魅せる

滅私奉公の漢・能勢豊。

(`・ω・´)


これ…逃げ切れるの??



あと世羅高校おめでとう。

(๑╹ω╹๑ )

連載開始から二度目の

アベック優勝って、、

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ