表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
125/240

124 遠い道のり

夏合宿をすることになった駅伝部。


けど決まっってないことは多々あって…

(;´・ω・)

 はてさて、(・.・;)


 いきなり夏合宿ってことに

 なったのはええけど、

 もちろん課題は山積み。。


 やはりその最大は…


 まず何よりも練習プラン。

 ( 一c一)

 せっかく高い金をかけて

 合宿するのにムダなことは

 一切でけへんけど、、


 指導者がおらん。(・_・;)


 一応の練習案は千林さんが

 作ってくれるらしいけど、

 高校生だけではその。。。


 顧問の中津先生は来てくれ

 へんし、コーチを務める

 みなみはやはりド素人。。


 せやからみなみは他の

 ことで頑張るわけで…


 もう一つの課題に

 頭を抱えてるわけで…



『…うーん、(´・ω・`)

 泉のおかげで宿泊費と食費は

 安くなったし、練習場所は

 タダ同然になったけど…』

「…やはり厳しいな、、

 部費だけでは足が出るのは

 仕方ないな、(;´・ω・)」


『…多少はな。(-_-;)

 けど突然の出費ってのは

 大した金額はムリでは??』

「…となるとやはり一番に

 削るべきは、(´・ω・)」



 …交通費。(・_・;)

 ということになる、。


 特急料金なんて無理。

 新幹線は以ての外。。


 できれば誰かが車を

 出してくれたら

 うれしいんやけど…



「おい!みんな喜べ!(^c^)」

「どうしました千林さん。。

 何かええことが??」


「ボクは甲子園の取材から

 外されたのだ!!(^^♪」

「…はぁ、(´・ω・`)」


「…会社に直訴したんだ、、

 あんな暑いトコで働かすのは

 パワハラだって。( ;∀;)」

「…それはまぁ…(・c・;)

 けどそやからって楽できる

 わけやないのでは??」


「…その通り!!(`v´)

 それで代わりの仕事を

 直訴したらその通りに

 割り振られてだな、、」

「…うそ??(・v・;)」



 嬉しい仕事というのは

 そういうものらしい。

 新たな仕事は…


 菅平の取材。(・v・;)


 長距離走が専門で

 ラグビーにも詳しい

 千林記者は実は菅平への

 派遣員として最適任。。


 ということは…



「じゃぁつまり…( ;∀;)

 千林さんも一緒に菅平に

 来てくれはるんなら…」

「…ああ。その通り。

 そのために直訴した。」


「ワシらをコーチをして

 くれはるんですね、、」

「…もちろん仕事優先には

 なるけどな。。( ;v;)

 できる限りは面倒見るから

 期待していてくれ、、」


「…じゃぁその…( ;∀;)

 課題の一つは解決や。。」

「まぁな、(´・ω・`)

 だがもう一つの課題は…」



 車は…出せないらしい。

 (。-`ω-)


 なにせ千林さん、

 明日の朝には大阪発。


 移動は会社の軽乗用車。


 そりゃ仕事の合間に無償で

 コーチ業をしてるのは

 会社には内緒なんやから

 これ断れるはずもなく…


 というかその…



「…残念だがな、(・c・;)

 ここは素直に電車で行った

 方がいいと思うぞ。。」

「…けど駅伝部は9人。。

 普通免許でも10人までは

 乗せられるかと。。」


「そもそもそんなワゴン車

 誰が持っている??」

「…たしかに、(・.・;)

 レンタカー借りたら

 余計に高つきそう、、」


「…あと運転手も。。

 そもそも高校生に運転は

 できないないだろ。。」

「…(・_・;)、、」



 うーむ、(´・ω・`)

 たしかにその通り。。


 泉のおかげでかなり

 安く済みそうとはいえ

 交通費は削れん。。


 …けど我が駅伝部には

 泉にライバル意識を

 持ってる男がいるわけで…


 だからその…(・_・;)


 

「あの…放出、、(;'∀')

 なぜ高校生が運転免許を

 持っているの??」

「…なぜって、(・.・;)

 そりゃ俺は18歳だから。。」


「…いつ教習所に??

 このところは毎日のように

 駅伝部は練習してたのに…」

「……播工を辞めた後、(^^♪

 うつで学校には行けなかった

 けど外出はできたから。」


「…それで親に勧められて

 暇潰しを兼ねて??」

「ああ。17歳で仮免までとって

 18歳になってすぐ。(^^♪」


「あと…ワゴン車って??」

「おいおい忘れたか?(;'v')

 ウチの家業は自動車販売店。

 親父に頼んだら売り物を

 貸してもらえたんだ。。」


「…で、(;'∀')大丈夫??

 若葉マークなんやろう??」

「まぁ最近はテスト走行の

 手伝いもしてるから。。

 10人乗りのワゴンも何度か

 転がしたことあるし、、」



 うーん。(・c・;)

 だったら大丈夫かも、、


 とはいえ高校生が事故でも

 起こしたらネットとかで

 初心者がぁって言われるし、


 まぁ放出はアホやないから

 無謀運転はないやろけど、

 長野まで運転手が一人って

 のは心配やけど…


 みんなは大喜び、(-_-;)


 交通費が安ついたって

 ハシャいどるわけで、、


 もうワシに止める術は

 ないわけでその、、



「では出発!!(`v´)」

「おう!!(*^O^*)ノ」


 三日後の朝…

 放出運転のワゴン車で

 菅平まで300キロの旅。。


 みんな気持ちには

 余裕がありそう。


 とはいえ…(・_・;)

 ワゴン車に9人プラス

 合宿の荷物一式。。


 遠足気分で行く程の

 余裕はない。。


 運転先には放出。

 助手席にワシ。


 二列目が女子(?)席。

 みなみと遥と泉。。

 だって大柄な男どもは

 三人並べない、(-_-)


 三列目は比較的大柄な

 浜寺とキックス+荷物…


 そして乗り心地が悪くて

 狭い最後列には小柄な

 赤阪と能勢+荷物、、


 余裕は…ない。。

 更に出発してしばらく…



「…おいおい放出。。

 さっきまでの余裕は

 どうしたん??」

「…スマン、(・_・;)

 道案内以外では

 話しかけないでくれ。」


「…なんで??(・.・;)

 運転に慣れてるように

 思えたけど…」

「実は…俺はその、、」



 はぁっ!!?(/:O:)/

 高速に乗ったことが

 ないってぇ!??


 それでその…(:O;)

 カーナビの使い方も

 わからんって!??


 ワシにナビ見て

 案内しろって!??



「こ…ここ合流、、」

「…ってどうするの??」


「わぁ!(;;゜Д゜;)

 行きすぎてもたぁ!!」

「じゃぁその…

 次はどうすれば??」


「ええっと、(゜Д゜;)

 とりあえず次を北に…

 京都方面に、、」

「…北ってどっち!!?」



 なんてこと!??

 (@_@;)


 ワシらは無事に長野まで

 辿り着けるの??


 これってまさか、、

 都大路より遠い道のり??




次回から菅平で合宿…


のはずです。。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ