つまんねえ記録
この小説、下ネタと『つまんねえ』しか言わねえ。つまんねえ。
俺はどこにでもいるような、クソほどフツーな高校生だ。つまんねえ。
ここは通学路。
道にうんこが落ちてる。歩く気が失せる。
つまんねえ。
バスに乗っても横のおっさんが屁をこぐ。くせえ。つまんねえ。
学校に着く。つまんねえ。
「あっ、○○(普通すぎる名前で、つまらないので省略)」
つまらない奴が話しかけてきた。どうする?
一.無視する。
二.適当に当たり障りのないことを言ったりして、会話を終わらせる。
三.「よう」とだけ言って手短に終わらせる。
四.道にうんこが落ちてた話をする。
五.つまんねえ話をする
あー、どれもつまらなすぎて迷う。
じゃあ、一番早く終わる3だな。
「よう」
「あのさー、今日、道にうんこが落ちててさー」
うんこの話って、小学生かよ。つまんねえ。
「へー(つまんねえ)」
「でさ、でさ、隣のクラスの××が踏んだんだよ!」
「へー(名前すら知らねえ)」
「そしたらさ、××が▽▽に向かって、うんこ付きの靴で蹴りかかったんだよ」
「へー(ガキみたいなつまらねえ高校生だな)」
「そしたらさ、▽▽が激怒してさ、『お前らうんこの力を知らねえだろ!!』とかほざくんだぜ! 超ウケる!」
「へー(どこが面白いのか、全くわからない。つまらない)」
「キーンコーンカーンコーン」
つまらないチャイムが鳴る。
「おっ、チャイムが鳴ったな。そろそろ帰るわ」
「へー(とっとと帰れ。つまらん糞が)」
そして、つまらない朝のホームルームが始まり、終わり、今度はクソつまらねえ授業が始まった。
(授業の部分はガチでつまらないので、省略)
で、帰り道。俺はUFOに出会うこともなく普通に家に帰った。つまんねえ。
唯一変わったことと言えば、俺の靴の裏に茶色い臭い何かがへばりついていたことだけだ。キモイ。つまらない。
帰っても誰もいない。つまらない。
翌朝、俺はつまらない目覚ましで目覚めて、つまらないテレビ番組を見ながら、つまらない朝飯を食って、つまらないうんこをして、つまらない学校に行く。
「あっ、○○(普通すぎる名前で、つまらないので省略)」
つまらない奴が話しかけてきた。どうする?
一.寝たふりをする。
二.適当に当たり障りのない返事をして、会話を終わらせる。
三.「つまらねえ」とだけ言って手短に終わらせる。
四.靴にうんこがついてた話をする。
五.つまんねえから現実逃避する。
さっきよりも、ネガティブでつまらない選択肢が増えた気がする。
まあ、一番早く終わる2だな。
「そうだね。じゃあバイバイ」
「お、おう」
会話終了。ああ、つまらなかった。
そして、つまらない朝のホームルームが始まり、終わり、今度はクソつまらねえ授業が始まった。
(授業の部分はガチでつまらないので、省略)
そして、帰り道。俺は、ただひたすらに飛んでいるカラスを見つめていた。つまらない。
「カラスって普通だな。つまらない」
と、だけ言い残して俺はその場を立ち去った。
が、カラスも怒ったのだろうか、俺の頭にフンを乗せていきやがった。ちくしょー、つまんねえカラスが。
そして、俺はいつもどおり、誰もいないつまんねえ家に帰り、つまんねえ夕食を食い、つまんねえ布団で寝た。
翌朝、俺はおねしょしていた。つまんねえ。