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狐の君はお嫁さま。  作者: ShinGo


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6/7

狐の心境の変化

殺した後はどうやって逃げようか。そんなことを考えていたらどうやらこいつの家に着いたみたいだ。

えーと、年齢を訊いても良いですか」

年齢?あー、よく覚えてないけど、18ぐらいなら見た目とも違和感はないだろう。ついでにか弱い感じも出しとこう。

「………18です……。」

「俺も18歳なんです。よろしくね。」

ふーん、18歳なんだ、顔もよくみると綺麗だな…

「…よ、よろしく、です………。」

こいつ、何考えてんだろ。ちょっとだけ覗いてみるか?

『いま、顔が赤くなった?恥ずかしかったの?

えっ、好き。めっちゃ好き。結婚して。』

「!け、けっこん⁈」

「あ!すまん、声が出てた?」

いや、出てないけど!

えええええ!こ、こいつ何言ってんの?

私が思考を読んでいたこと、ばれてはいけない!

「はい…」

あ、頭大丈夫か?私は亜人だぞ?お前ら人間が憎んでいる亜人だぞ?

そんなことを考えているとこいつが何かを決したような顔をして口を開いた。

「あの、俺と結婚してください!」

はあ?無理に決まってんだろ!

「むりですぅ」

「うぐ、なんでですかあ(泣」

え、ちょ!泣かないでよ!罪悪感がでるでしょ!

「あ、貴方様は人間、なんですよ、そして私は亜人です。貴方様に迷惑をかけることになってしまいます……。」

そうよ、私は亜人。あんたは人間なんだから。

「俺は嫌ではない?」

は?どういう質問?

「えっと…その」

「なに言っても怒らないから本当のことを言って、思ってもないことを言われるのは心に突き刺さるから。(泣」

泣くなよ!えーと、傷つけない返し方、傷つけない返し方…

「分かりました……私は貴方様のことをよく知らないのでお答えできません……すみません…。」

「なら、これから俺のことを知っていって!」

まぁ、それくらいはいいけど、

「それなら……分かりました。」

「あのさ、俺に敬語は禁止ね、あと、貴方様も禁止でお願い。」

「えっ、分かりました……」

えっ、いや、良いけどさ、敬語外したらぼろが出そうなんだよ。私って元々めちゃくちゃ口悪いし。普段は話さないからばれてなかっただけでさ。

「敬語。」

「……分かった………です。すみません…」

やっぱ無理!いま、OK、分かったぜ。って言いそうになったわ。

「もー。まっいいよ、いまから慣れてってね。」

「うん、ありがと……」

こんくらいならいいんじゃね?

なんかめっちゃこいつがニマニマした顔してたから何考えてるか知りたかったけど、思考を読むのは中々大変でもう既に頭が痛くなってたから見るのをやめた。けれどなんかゾワッてした。

一緒に話しててなんとなく思ったけど、私の正体がバレるまでは、一緒に過ごしてても良いかな。

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