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一 大戦の始まり

ある日、世界には神器が落ちてきた。

神器を持つものはおごりを持った。

おごりを持つことは、、、

ある日、戦の支配人(ウォー・オーナー)と名乗るものが世界に現れた。


「人類の皆様、ごきげんよう、今回、私がこちらに来たのは、君らに神器を与えようと思いこちらに来た、だが、ただ渡すだけでは面白くない、故に君たちには殺し合いを行っていただく、ルールは三つ。

一つ目 殺した相手の神器を破壊すること

二つ目 自身のもとに来た神器は手放さないこと

三つ目 他者に自分の神器を渡さないこと

以上がルールだ、では、これから神器を落とす。

それでは、さようなら。」


そう、支配人がいい、空から無数の神器が落ち、人々の手に渡った。


~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~


その日から、三年が経った。

世界は神器を持つものと持たざる者がいた、持たざる者は持つものにより、奴隷に近い扱いを受けていた。


「おら!!きびきび働け、お前らを生かしてやってんのは温情なんだからよ!!」


「はぁはぁ。」


息を切らした少年が倒れた。


「う!!」


「おいおい!?何倒れてんだよ!!おら、立てよ!!」


男がそう言い、少年をける。


「う!!がは!!」


「やめて!!」


そう叫びながら女性が走ってくる。


「!!相手は子供よ!?何もけることはないでしょ!?」


「働けねぇ、奴隷はいらねぇんだよ!!」


「!!なら、私がこの子の代わりに働くわ!!」


「ほぉ~、お前がか?女に何ができるんだよ。」


「そ、それは、、、」


「まぁ、でもよ~、女にできる一番の仕事はあるよな~?」


男がそう言いながら、女性の体を舐めまわすように視線を動かす。


「!!わ、わかりました、、、」


「ま、待って、、、僕は働けるから、、、大丈夫だよ、、、」


「何言ってるの、私はあなたに何度も助けられたの、だから、今度は私に助けさせて?ね?」


「おら!!行くぞ!!」


「待って、、、待ってよ、、、おいていかないで、、、」


神器は持ち主を選ばない、神器はその力を振るえるものの前に現れる、暴力を振るうことに躊躇がないものにはそれ相応の神器が、音楽に対し天性の才があるものにはそれに見合った神器が落ちてくる。

そして、今、この少年は、強い決意と殺意があふれた、そしてその少年の前に神器が落ちる。


「これは、、、糸?どうして、、、いや、今はどうでもいい!!今は!!あの屑どもを!!」


少年がそう言いながら、その糸をつかむ、すると、その糸は少年を包み、傷を癒し、自分の使い方を教えた。


「わかったよ、君の使い方、少し僕に力を貸してくれる?」


そう糸に問い、糸は答えるかのように、弓に変わった。


「ありがとう!!ふぅ~、、、」


少年はゆっくりと息を吐き、歩いていく男の胸に狙いを定めた。

しかし、男も神器を持っている、その殺意を感じ取り、神器の短剣を抜き、振り返る。


「あ!?なんだそれ、お前弓の神器をつかんだのか!!バカだな!!この距離じゃ、俺の短剣の方が早いぜ!!」


男がそう言い、素早い動きで距離を詰めてくる。


「死ね!!クソガキ!!」


「避けて!!」


「射貫いて。」


男が叫びならが飛び掛かる、しかし、少年は一切の緊張と恐怖がなく、ゆっくりと弓を引く。


「もらった!!」


男が確信をし、短剣を振り下ろす。


「いや!!」


「、、、、」


男が立ちながら止まる、すると、ほんの少しの後に血を吐く。


「ぶ!!な、何だよ、これ、、、な、何で、、、」


男がそう言いながら、倒れこみ、冷たくなった。


「ふぅ~。」


少年が息を吐き、顔を上げると女性が走ってきていた。


「はぁはぁ、大丈夫!?けがは!?どこか痛いところは!?」


「ないよ、大丈夫、大丈夫だよ。」


「はぁ~。」


女性が息を吐き、腰から落ちる。


「ふふ、大丈夫?ペルセ。」


「えぇ、大丈夫よ、、、」


「これからどうするの?アロン。」


「とりあえず、ここの頭を潰すよ。」


「そう、なら、私もついていくわ、それにしても、また助けられてわね、ありがとう。」


「いいや、こっちこそありがと。」


「ふふ、どういたしまして。」


「んん、お話のところ失礼しますが、その男の神器を破壊をお願いしたいのですが。」


「え?あ、あぁ、わかった。」


アロンがそう言い、男の神器の短剣に弓を引き壊した、すると、壊れた破片がアロンの神器の糸に吸収される。


「こ、これは、、、」


「貴方は神器に選ばれました、ですので、破壊する意味を説明します、まぁ、色々と話すと長いので、簡単に言いますと、殺した相手の神器を破壊すると自身の神器に吸収され、強化されます、それが破壊する意味でございます。では。」


そういい、支配人は消えた。


「アロン、、、」


「大丈夫だよ、さぁ、行こう?」


アロンがそう言い、ペルセの手を引きながら、相手の頭のもとまで歩いていく。

お読みいただきありがとうございます。

誤字脱字、意見などありましたら、コメントなどしていただけると幸い。

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