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てきに かこまれた!

作者: 犬汰

こんにちは。初めまして。初投稿でございます。犬汰(けんた)と申します。


さて、自分が苦しんでいることを、周りに理解されないこと、皆様はありますか?

みんなが出来ていることが、自分にだけできない。

みんなが理解出来ていることが、自分にだけできない。


ゲームをやっていて思いました。

強い武器、弱い武器での格差のようなものがある。

強ければ招き入れられ、弱ければ弾き返される。


ゲームの世界と現実の本質は、紙一重なのではないでしょうか。

僕は今、


「恐怖」という化け物を目の前に


なまくらと化した剣と


ひび割れた盾を両手に


ボロボロの仲間2人と


震える体を抑えながら睨み合っている


化け物の群れに剣を振るうが


彼らが繰り出した「言葉」という攻撃で


剣が折れ、盾は真二つになった。


次の瞬間、化け物は仲間の1人を貫いた。


一瞬のことで何が起こったかはわからなかった。


慌てて駆け寄るが、返事はない。


勝てないことを悟った僕は


残りの仲間の手を引き


化け物に背を向け走った


奴は追いかけてくる。


どこまでも


どこまでも


どこまでも


途中で仲間が石でつまづき、化け物に捕まり


邪悪な魔法で眠ってしまった


ー終わりだ。


武器もない、仲間も失った。


とにかく僕は、どこか建物を目指し


捕まらないことだけを考えて走り続けた


ふと顔を上げると、家のような建物を見つけた。


鍵は開いていたので、迷わず入り、中にあったベニヤ板を打ち付けドアが開かないようにした。


暫く奴はやってこない。


撒けたか。


安心したのもつかの間、建物で休んでいる僕を嗅ぎつけたなにかがベニヤ板を蹴破ってきた。


「理不尽」だ。


なすすべのない僕は、されるがまま。


急所攻撃を喰らい、状態異常魔法をモロに受けた。


HP1。


あと1回でも攻撃を受ければ


ゲームオーバー。


その時、自分の背後で何かが光ったような気がした。


回復ゾーンだ。


その場所に全ての望みをかけ、失った仲間に懺悔を繰り返しながら回復ゾーンに飛び込んだ。


HPは全回復。


状態異常もなくなった。


回復アイテムも手に入り


つかの間の安堵をもたらしてくれた。






ーあくまで「つかの間」だったのだが。






全回復したはずなのに


体が動かない。


技も繰り出せず


魔法も放てない。


「何が起こった!!」


僕は叫び、頭上を見上げる。


そこに居たのは、


「恐怖」より恐ろしく


「理不尽」より煩わしい




「怠惰」だった。

弱い装備だと、強敵に苦戦するどころかボロボロに負けてしまいますよね。そして、都合よく回復ばかりしてくれる場所があるとは限らない。


拙い文書で伝わったかはわかりませんが、僕が現在進行形で経験している「登校拒否」「適応障害」をテーマにして書かせて頂きました。

高校に上がって初めて経験することで、未だにどうすれば良いのか分かっていません。

適応障害も、分かりやすく表面的に出るようなものでは無いので、なかなか周りに理解されないことが多いです。

そんな状況に陥ってしまうと、どうしても周りが「恐怖」や「理不尽」の対象である「敵」にしか見えなくなってしまうことがあります。

逃げることを否定する大人、理解しようともせず心無い言葉を浴びせる周り……。

しかし、この場を借りて声を大にして言いたいのは、逃げることは悪いことではないと思う。ということです。

自分が本当に死にそうなほど苦しいときは、逃げ出してしまってもいいと思うんです。

もしかしたら、その先に待っている結末があまり良くないものかもしれません。

けれど、どちらにせよ今を平穏な気持ちで生きられなければ、将来自分が穏やかに過ごせる確証がありません。


理解されないかもしれない。

心無いことばを浴びせられるかもしれない。

終わりのない長い長い自分との戦いにいつか必ず終止符を打つために、自分と向き合い続けよう。


自分に正直になることが、決着をつける近道……なのではないか??


2021.6.2


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