これから委員会
2ヶ月以上開けてすみません…!
またのんびり再開します。
「この後は今年度初めての委員会です。忘れないようにして下さいね」
釘を刺すように、ニッコリと笑う担任。優陽が帰りの挨拶を終えると、クラスのみんなは各々の部活や委員会に行く為にそそくさ教室を出ていった。
「なぁ美優」
「ん?どうしたの、優陽?」
「あのさ、ふゆどこに行ったか知らない?」
あたしが荷物をまとめていると、声をかけてきた優陽。
あたしは、一瞬舞い上がりそうになる気持ちを抑えながら、キョロキョロと周りを見渡した。
「…も、もう委員会に行っちゃったんじゃない?」
「えー…まじか…」
「っていうか、未冬の席は優陽の目の前じゃん…なんで知らないのさ?」
…そう、優陽が探してるのは未冬。
あたしは、できるだけ平静を装ってそう言うと、自分の荷物を担ぎ上げた。
変…じゃなかったよね?嫌な言い方になってなかったかな…
「あー…矢部さんと話してたらいつの間にかいなくなっててさ。委員会終わったら3人で一緒に帰ろうと思って」
「…それ、委員会入ってないあたしに待ちぼうけしてろって言ってる訳?」
「い、いや!別にそんなつもりはないよ!?あ、でも美優は入ってないからそうなのか…」
自分の言葉の意味に気付いたのか、慌てて訂正する優陽。
きっと本当は未冬と帰りたいだけの口実なんだろうけど、浮かれてるあたしって我ながら単純…
「いいよ。未冬にはあたしから言っておくよ」
「え!?マジ!?」
「マジマジ。…どうせ未冬の方が早く終わるだろうし、エントランスに2人で待ってるよ」
「ありがとう美優!んじゃ俺、委員会行ってくるから!」
満面の笑みを浮かべ、足早に教室を出ていく優陽。
多分未冬と帰れることが嬉しくて笑ってるだけなんだろうけど…あたしは自分に向けられたその笑顔に、ニヤつきそうになる口元を必死に抑えた。
美優がどんどんチョロインに…
また、他の作品の進行具合で遅くなるかもしれません。




