本当の悪役
「んじゃぁ、白鳥様と?」
「うん」
「………」
「どうしたの?」
「私的には大輔の方が良い気がする」
「?なんで」
「私達は超金持ちの娘だよ?しかも望は3大に入ってるから、この学園に入ってる男子ほとんどが狙ってるからね…」
「でも、白鳥様も金持ちだよ?」
「……学園1金持ちで美人で騙しやすい女だよ?伊集院様も少しは気になってるはずだよ?」
「そういうもん?」
「そうだよ」
「分かんなくなってきた…」
「白鳥様が悪って訳じゃないんだけどね」
「……ん」
「怖いんなら調べてみるよ」
「あっ、うん!」
「白鳥雄馬か…」
なんか、一気に疲れちゃった!
今日は久々に歩いて帰ろー。
ポテトがなくなったからね。
「それじゃ、帰るわ」
「おう!」
漫画あるあるでは、ここで白鳥様が出てきて誘拐とかされるんだろうなぁ…
イヤー、怖い怖い!
日も明るいし、大丈夫っぽいから安心だけど。
「あれ?九条さんじゃん!」
「!白鳥様」
「危ないよ?送っていこうか?」
「…いえ、大丈夫です」
「そんな事いわずに、ね?」
「で、でも…!」
「大丈夫だから…。ダメ?」
「うっ…」
「いいじゃん!」
「な、ならお願いします」
「はーい」
…うぅ。
でも、絶対じゃ無いよね!
だから、大丈夫大丈夫!
「………九条さん、こっちの方が近道なんだよ?」
「え!」
「もうすぐで、暗くなるからね」
「そうですね!」
「…うん」
スタスタスタスタスタスタ
コツコツ…コツコツ…
…ん?足音が増えた?
えーと、何これ怖い。
はっ、まさかの漫画あるある展開…!?
バカなっ!
フラグ回収してしまった
「…白鳥様?」
「気づいた?」
「はい。王道パターンですね」
「正解。実は、転生者なんだ…」
「マジっすか!?」
「ははは、九条望が崩壊していくね」
「お前もな」
「とりあえず、誘拐されてもらうよ」
「…!嫌です」
「んじゃ、捕まえて」
うぉぉぉ、戦闘じゃゃゃ!




