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咲花(さな)ちゃんマスク!?

今回は学校復帰に一歩近づくお話です

俺はいつもの事ながら羽崎さん家に居た。


「今日も来てくれて…ありがとう」


そして相変わらず羽崎さんは箱の中から話しかけてくれる。


「ねぇ、羽崎さん」


「なに…?」


「羽崎さんは俺となら話してくれるけど…他のみんなとは何か違うの?」


「んーなんだろう?……箱の中からなら相手の顔が見えないから…かな」


「なるほど」


俺は納得した。


羽崎さんとか俺もだが、話すのが苦手な人は大抵、相手が見える状態で話すのが苦手なだけなのだ。


「羽崎さん!何か紙とか無いかな?」


「え……確か机の端にスケッチブックならあったはず…」


「使うね!」


俺は机の端に置いてあったスケッチブックを手に取る。


中ぐらいの手のひらサイズでこれなら殆ど切らずに行けそうだ。


ペン立てから一番手前にあった水色のペンを取るとスラスラと書き始める。


描いていたのは目で普通な物の他に泣いているものと、照れの3種類だ。


「羽崎さん!ちょっと箱から出てくれないかな?見てほしい物があるんだ」


「見て欲しい…もの?」


ガサガサ


段ボールを持ち上げて羽崎さんが出てくる。


ボブカットの髪にチョコンと伸びるアホ毛。そして大きな茶色い瞳。


服装は部屋着らしくロボット猫のTシャツに猫のワッペンの着いたジーパンだ。


前見た時も思ったが、少し背が低くて童顔なのもあって幼く見えてそれがまた可愛い。


「猫、好きなの?」


「う、うん//」


羽崎さんは少し恥ずかしそうにする


可愛い……


(違う!違う!)


「これなんだけど…」


俺は作った3枚の横長い紙を渡す。


「これは…?」


「それをアイマスクみたいな感じで持ってくれないかな?」


羽崎さんはゆっくりと紙をアイマスクのようにする。


すると可愛らしいイラストの目にアホ毛が伸びたなかなか可愛い感じだ。


挿絵(By みてみん)


そしてそれを見るだけでもどう思っているのかが分かる。


「そうやって持ってたら箱の中と同じで相手は見えない。そしたら段ボールが無くても話せるようになるだろ」


俺は照れを隠すように頰をかく。


まぁほぼアイマスクな紙を持っている羽崎さんには見えていないのだが……


「今の感情にあった表情の紙を持てば、自然と気持ちも伝わるはずだ。まぁ、まだ表情は3種類しかないけどな」


俺は苦笑する。


まだ表情の種類が少ないが…

まぁ、それは後から作れば何とでもなる。


「でも変じゃない…?」


羽崎さんが聞いてくる


「変じゃないぞ。むしろ可愛いと言うか…」


本心を言ってみる。


「なら…良かった」


羽崎さんはさっそく使いこなして照れの表情の紙に持ち替えている。


気に入ってくれたようで良かった。以前見たアニメで"顔全面を隠すボード"が出てきたから、そこから着想を得て作ったのだが。


顔全部ではなく目だけなのが可愛さに繋がってる気がする。


「これに名前付けない?」


「名前か…何が良いんだろうな」


「んーアイマスクから思い付いたから咲花ちゃんマスク!はどうかな」


羽崎さんは明るく自信満々に言う。


「良いじゃんそれ!」


こうして咲花ちゃんマスク!は生まれた


最後までお読み頂きありがとうございます!

今話で登場した"さなちゃんマスク"は虹ヶ咲スクールアイドル同好会の天王寺璃奈ちゃんがしている"璃奈ちゃんボード"が元ネタだったりします。

と言うかさなちゃんマスクを描くために始めたまであります(笑

そして仲川さんちの四つ子家庭教師は絶賛執筆中です。と言うか今作は他作品の執筆時に気分替えも兼ねて執筆してます。

では次回もお楽しみに!

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