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はじまり

全3話くらいの予定です。

初めてなので拙い作品ですがよかったら最後までお付き合いください。

 君は天使を信じているかい?信じてないだろうね。この日本で、地球は丸くて、太陽は昇らず地球が回る、そんな時代に天使を信じてる酔狂な人間は少ないだろう。

 だから、これから私が話すお話は別の世界の出来事で、しかし私の独白だと信じてもらえたら嬉しい。

 まずは私の自己紹介といきたいが、しかし、私自身はどこにでもいる、何者にもなれる可能性を持ちながら、何者でもない普通の人間にすぎない。

 ならば天使である「僕」にしてもらうのが筋だろう。

 

 僕は天使。女神様の下数々の仲間達と共に世界を動かしているんだ。

 僕は太陽を昇らせる仕事をしてる。絶対に欠かせない大切なお仕事。

 そして僕はそれを一度たりとも忘れたことはない。幾千、幾万、幾億もの間一度たりともだよ。それが僕の誇りなんだ。

 他の仲間達は結構忘れるから尚更ね。月のやつなんか特にひどい。1ヶ月に1回は必ず忘れる。それだけじゃなく昼間にあげることもあるんだ。それが理由で日食なんてのがおきるんだ。はた迷惑な話だよ、だから僕は月のやつがあんまり好きじゃない。

 おっといけないいけない、愚痴はよくないよね。お仕事の話はもう十分したからプライベートの事を話そうかな。

 大切な仕事と言えども実はそんなに仕事をしてる時間が長い訳じゃない。夜明け前の数時間だけさ。

 残りの時間は自由なんだ。だから僕は人を、動物を見て回る。

 彼らの変化は、ドラマは、僕達にとって常に面白いものなんだ。これが僕達天使の趣味だね


 とまあ「僕」ならこんな自己紹介をするだろうね。天使というやつは皆、誇り高く、驕り高く、子供だ。

 ただこの自己紹介はさほど大切ではない。大切なのはこれから起きる「出来事」の話なんだから。





振り替えると短けぇ

次またお会い出来たら

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