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ココロウ  作者: う~やん
1/3

少年が少女に?

 川のほとりに、一人の少女が眠っている。

 風が、吹き抜ける。

それに反応するかのごとく、頭頂部|<・・・>の耳が動き出す。

すると、間も無く少女が目を覚ます。

「んにゅ……」

少しぼうっとした後に、ふるふると頭を振る。

「んっ…」

と同時に腰まではある髪が左右に揺れる。違和感を覚え、髪を取り、眺めてみる。

薄茶色く、光に反射して、高級な絹のようである。

次に、川まで向かう。自分の顔を調べるためである。

肩紐で吊るすタイプのワンピースを着ていたが、それよりも興味を引くものがあった。

 尻尾である。それを、少女は思いっきり掴む。

いきなりだが、動物の尻尾はとても敏感なものである。

それを、掴むと

「うきゅっ!?」

当然、力も抜け変な声も出る。

強烈な刺激の余韻がある体を起こし、川の水面に姿を写す。

と、そこにはキツネ耳を持った、美少女がいた。

手を上げると水面の少女も手を上げる。

そして悟る。これは夢では無いと。

そして、叫ぶ。

「なんでだぁぁぁあぁぁ!?」

───なんでボクが、こうなっている!?|<・・・・・・・・・・>

頭を抱え、悩んでいると。

「あ、あの…」

後ろから、声をかけられた。

振り向くと、和服に近い服を着ている獣耳の少年がいた。

この子、見覚えがある。

「もしかして…」

少年のほうも、見覚えがあるらしく口を開こうとする。

 が、

「おい」

なんか、ゴツイ声に遮られた。

「なんですか?」

少年は、本能的に少女をかばいつつ、聞き返す。

男は、三人組みで、一人は筋肉質、一人は中肉、一人は眼鏡をかけた優男である。

眼鏡をかけた男が口をひらく。

「あぁ、別にどうってことも無いが、ボスが君たちに話があるらしい。其処まで来てくれないかい?」

「いや、でもココがどこだかもわからないのに…」

少女が、不安を口にする。

「いいから、来いってんだろ!!」

いきなり、筋肉質な男に細い腕を掴まれる。

「にゃ!?ちょっと!?」

─何するの!?

と言おうとしたが、言えなかった。

なぜなら、

「ゴアっ!!」

少年が、筋肉質な男に、飛び蹴りをぶちかましたからだ。

着地して、一言。

「こいつには、指一本触れさせないよ。」

男三人が、立ち上がり構える。

「マッシュ、大丈夫か?」

眼鏡男が問いかける。

「ああ。大丈夫だ。それよりガイア気をつけろ。コイツなかなか、やるぞ。」

「わかってる。オルテガも気をつけろ。」

眼鏡男─ガイアが、中肉男─オルテガにはなす。

……なに、このガン○ムの三人衆…



はじめまして。

受験生です。素人です。馬鹿です。


これからも、ボチボチ書いていくんで、読んで頂けたら幸いです

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