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EP1ACT4-とある四人-

いらっしゃいませんGADY CHUuですん。

CatROSE世界へいってらしゃい。

16 ep1Act4-とある四人-


「その吸血鬼は一体なのか?。」

良太は左右に首を振る。

「それは分からないな。

他にも未だ調査中のようだ。

現地の魔術工房経営の遠夜士郎にアクセスするしか無いな。

するとセラが口を開く。


「でもその吸血鬼の位は何でしょうね?。」

吸血鬼には6段階の位がある。

6.最高位である真祖始祖。

遥か昔に月人が降りた。

その者と人の男は結ばれ息子が産まれる。

しかし色々な不幸が重なりその息子は人として死亡。


その息子は魔と契約し吸血鬼となった。

5.始祖。

その真祖始祖の子孫である。

そして吸血鬼だけの世界が今も構築されている。

4.夜皇

始祖と人の濃さと呼ばれる。


3.夜帝

夜人の最高位、同時に親となる存在から独立する。

2.夜人

意思を持ち行動できるようになる。

1.屍躰

ゾンビのように見えグールに見える肉塊人形。


セラは続ける。

「それよりもその工場に行った方が良いと思う。」

すると遂に彼が起きた。

「うーん、って、、、此処どこ?。」

周りを見渡す玖瑠琉。

三人は直ぐに玖瑠琉を起こし準備を済ませて一旦この部屋を後にした。


「もーうゆっくりー。」


そして視点はシュメンツこと凛へ。



15


まぁそんな俺らも仲は五年になる。

「しかしよく寝るなこの吸血狐は。」

暁は呆れるように言う。

セラも溜息する。

「僕も言ったんだよね。

でもまた最近ゲームに火がついたみたいだ。」


良太は呆れるように笑みを咲かせた。

「まぁ仕方ないよなかなりのオタクだからね。」

どうやら玖瑠流は日が昇るまでゲームをしていた。

しかし吸血鬼にとって夜は活動時間だ。

夜が一番の活動期である。

良太はセラを心配する。


「セラは大丈夫なのか?。」

セラは安心させるように口を開く。

「うん大丈夫だよ?...何だろ良太と一緒にいるから同じように...なったのかな。」

徐々に照れるセラ。

良太はクスクスと笑みを咲かせた。


「出逢ってからずっとだな。」

セラは更に顔が熱くなるのを感じた。

そんな二人を見てる暁は何とも言えない顔をしてたのだった。


すると良太のスマホが電話が鳴る。

どうやら詳細が分かったようだ。

直ぐに応答する良太。

二人はそれを見守る。

「はいもしもし・・・はい。」

そして数十分が過ぎ電話が終わった。


良太は詳細を話した。


現在判明したのがその工場は何者かの実験室のカモフラージュだった。

爆発の原因は未だ不明ではある。

またもう一つ分かったのがとある血痕があった。

それは吸血鬼近い者だった。

もしかするとその吸血鬼の脱走かも知れない。


14


セラは彼の表情を見守るように見ていた。

そんな姿を見た暁はセラの頭に手を乗せた。

「大丈夫だ。」

けど良太の表情は雲行きが怪しかった。

良太は丁寧に対応しそれを切る。


「予定変更だ暁。

俺等はついさっき起きたばかりの事件を追う事になった。

今日の朝に此処らのとある工場が爆発したようだ。

詳細は未だ分からないようだ。

取り敢えずホテルに行って待機しよう。」


そして四人は予約したホテルにロビーでチェックインを済ませた。

それから部屋に着きそれぞれ腰を落とした。

当の玖瑠琉は未だ眠っている。

良太は「未だ詳細は分からないようだ。

まぁ直ぐに折り返しは来るだろうな。」


俺と暁とある特務機関に幼い頃から勤務をしている。

それも国際という規模だ。

この世には五大家と呼ばれる一族がある。

判明してるのは八十八家と薔薇院だ。

その五大家と国際が契約に近い条約を結び創設されたのが国際特務機関STAR。


そのSTARのヤマト機関に所属している。

俺らは退魔家出身である。

退魔家とは古来より退魔を生業している一族だ。

俺の一族、矢瀬家は古くから鬼具使用し退魔を生業している。

鬼具とは鬼を封印した武具に力を解放し戦闘する。

まぁかなり難易度は高いね。


そして暁、雪城羽家は古くから口寄せを得意とする一族だ。

その身に神に近い物を召喚し戦闘する。

しかし二人は長らくとある任務を任せられている。

セラと玖瑠琉を監視対象として一生就くという事だ。

二人は真祖と分類される吸血鬼の中でも「月」と

いう最高位吸血鬼の一族だ。


セラは第九真祖序列第二位である。

そして玖瑠流は第九真祖序列第一位であり玉藻家当主である。

つまりは吸血鬼、妖狐の中でも最高位である。

約数千年前から日本を拠点としている。


13


そしてとある四人が此処、奈内市朝倉駅に到着した。

「うーん長い旅だった。」

茶髪短髪の爽やかな青年、矢瀬良太が全身を伸ばしながら陽気に言う。

そんな彼の背後からセラ・クララという美少年が声を掛けた。

「良太ここが例の場所なのか?。」

セラの方を向く良太。 


その表情から向日葵の笑みを咲かせた。

彼の笑みにセラは静かに心が高鳴る。

セラは良太に好意を寄せている。

ふと自分の顔が気になり視線を地面に向けた。

・・・はぁ顔が熱い。

突然の行動に良太は心配しセラの顔を覗く。


その行動にまた高鳴るセラの心。

直ぐに視線を逸らした。

するともう一人の青年が二人に声を掛けた。

「おいお前ら行くぞ。」

彼の名は雪城羽 暁という。

すると暁はある少年を背負っていた。


彼の名は玉藻 玖瑠琉クルルという。

暁は良太に声を掛ける。

「良太、取り敢えず予約してあるホテルに行こう。

此処から徒歩10分だ。」


すると誰かのスマホが鳴る。

どうやら暁からのようだ。

暁は良太に助けを求める。

良太自身も助けを応じた。

暁のズボンのポッケからスマホを取り出す。

「どうやら本部だからな。」


良太は通話ボタンをタップした耳に当てる。

「はいもしもし。」


ご拝読、誠にありがとうございます。

ではGOOD LuCHUuゥゥゥゥゥゥ。

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