EP1ACT1-遠夜家-
ご拝見、誠にありがとうございます。
是非CatROSEを堪能して下さいませんん。
いってらしゃいん。
4
・・・え。
其処には何故か誰かの瞳があった。
同時に胸が悲鳴を挙げる。
・・・おっ起きたか、てか寝てたんだな。
すると抵抗し始める少年。
そんな少年に何故か興奮を覚える笑也。
彼の必死な抵抗を抑えて快楽の海へと溺れさせていく。
少年は抵抗を辞めた。
笑也の心には不敵な喜びが滲む。
少年は笑也の胸に手を置き始めた。
「んっんんんん。」
そんな二人にツッコむ二匹。
-おいおい!何やってんだよ!-
-どどどぉどしよ!-
そんな二匹なんぞ知らぬ笑也。
更に熱く深くお互いの思考を酔わせて行く。
だが少年は冷静さを保つ。
・・・餓鬼が何してんだよ。
少年は自身の両手に何らかの力をこめる。
そしてそのまま勢いよく押したのだ。
笑也は突然の出来事に驚くと同時に背中に鋭い痛みが走る。
「くっ!!。」
笑也は顔には苦痛が滲んだ。
まぁ自業自得である。
そして笑也は顔をあげた。
「何すん「んだよじゃないよ?笑也。
君は一体、何をしたんだよ!!。」
笑也はあっとなる。
少年の顔は真っ赤に燃えていた。
・・・あっヤバい。
そして少年は彼にスタンをお見舞いしたのだった。
「この大馬鹿者めがぁぁぁぁぁぁ。」
「ギャァァァァァァァ。」
-つづく-
3
・・・そうだアレやってみるか。
笑也の表情に小悪魔が繁殖し出した。
そして笑也は未だ眠る少年に近づく。
そう時間は掛からない。
そんな彼を「認識」で観察していた。
またまた何らかで精神で語り合う。
-何をする気なんだろ?-
-さぁね興味ない-
ミョーンは心配してるが、ルナは興味無さそうだ。
笑也は幼い頃から毎度のようにこうやって起こしてるのだ。
そんな笑也を見て来たルナは同情さえ覚えてる。
二匹は笑也の行動を見守るように見届けていた。
すると笑也は少年の顔に近づける。
凄く気持ち良さそうに寝ている。
・・・気持ち良さそうに寝やがって、俺はお前の為に毎日起きてんだぞ。
ちょっとぐらい良いよな。
笑也の心に淡い桃色が広がる。
・・・綺麗な顔してるんだなぁ。
今まで別にそこまで興味なかった。
ただの居候でジジイで・・・何だか変な気持ちだ。
そして笑也はその少年に悪戯に口づけをし始める。
・・・気持ち良い。
そのまま堪能し始める笑也。
いけないと分かっているのにそれが動力になっていく。
二匹は唖然としていた。
-ねぇこれって・・・-
-うん・・・-
・・・何やってんだよあの餓鬼。
ルナは余りの馬鹿に絶句していた。
笑也はふっと思考が吹いた。
・・・つうか寝てる口って汚いよな。
でも歯磨きした後なのか。
てかいつ起きてたんだ?。
っと笑也は驚く。
どうやら清潔さを感じていた。
それを分かる笑也も笑也だと思うが。
・・・起こしてやる。
起きてると思い更に加速する笑也。
そのまま笑也は少年の至る所を刺激していく。
あの二人の耳からは激しい淫らな水遊びが聴こえた。
-ねぇ本当に嫌なんだけど-
-仕方ねぇよ俺らはあくまで人形だ-
すると流石に少年の本能も違和感を感じ始める。
現在、彼は夢で海に潜っていたようだ。
急に息苦しくなり、光の射す方へと急ぐ。
そして静かに少年は瞼を開け、瞳を咲かせた。
2
次はミョーンが睨む。
二人の間には不穏な空気を流れる。
お互いを睨む今にもお互い襲い掛かりそうだ。
すると同時に扉が開いた。
直ぐに二匹は寝たふりを実行する。
この部屋に入って来たのはこの家の長男である遠夜 笑也のようだ。
この部屋にはとある少年が未だ眠っている。
笑也は溜息を吐いた。
「何でいつも俺が起こさないと行けねぇんだよ。」
すると目覚ましが鳴り出す。
少しそれにビビるが直ぐに気を取り戻す。
「ったくうるせぇ!!。」
目覚ましは最高の爆音だった。
耳がキーンと鳴るぐらいに...。
あの二匹も何らかの力で耳を塞ぐ。
しかしそれでも少年は起きなかった。
寧ろ気持ち良さそうに寝ているでは無いか。
「何の夢見てんだよ。」
そんな少年を見て笑也は呆れていた。
ついでに耳障りな目覚ましを止めた。
「はぁ...クソジジィめ。」
すると笑也の脳内にある企みが吹く。
1
とある朝。
だいぶと空は温かくなって来た。
どうやら春が来たようだ。
近くには桜並木が満開だ。
少し風が吹くと桜の花弁が散り踊り出す。
そんな住宅地のとある家の部屋には二匹の子狼と子狐が起きた。
子狼はルナ、子狐はミョーンという名だ。
すると二匹は言語を駆使しコミュニケーションを始めた。
ミョーンは未だ眠そうにルナに語りかける。
「ふぁぁぁ・・・ルナ起きてる?。」
「うーん・・・まだ寝る。」
ミョーンは起こそうとルナの頭を突く。
「何すんだんよ。」
ルナは溜息をつきミョーンを睨んだ。
「はぁ...歳を取る度に時なんてあっていう間だねルナ。」
ミョーンは無理やりに話題を変える。
「はぁ・・・そうだねー。」
次はルナが話題を変えた。
「それで?あの方は何時迄、実験してたんだ?。」
「さぁねー寝てたから分かんないー。
ミョーンも眠そうだ。
ルナは小悪魔な笑みを咲かせて仕返したのだ。
ご拝読、誠にありがとうございます。
また是非いらして下さいませんん。
GOOD LuCHUuゥゥゥゥゥゥ。