あふたー結婚式
旦那ちゃんと嫁ちゃんはスーツとウェディングドレスを脱いだ。
非日常の素敵な式は終わったのだ。
ホテルのベッドに旦那ちゃんと嫁ちゃんは横たわり興奮していた。
エロい意味ではなく、結婚式の余韻に浸っていたのだ。
お互いに「良かったね」と言い合いながら、本日の結婚式を自画自賛していた。
少しだけ、まったりする。
旦那ちゃんは嫁ちゃんの脱いだウェディングドレスのスカートを着て、変態ぶりを発揮、いい年こいて、はしゃいでいた。
心地よい疲れが二人を襲い、そのまま寝てしまう。
起きると夕方だった。
二人は、のっそりと起きると、砂浜を歩く。
今は冬って実感できる少しだけ肌寒い、沖縄の海。
次第に薄暗くなる中、結構な距離をたわいもない話をしながら散歩する。
夜は嫁ちゃんの親族と近くのおいしいソーキそば屋さんへ歩いて行く。
これが遠かった。
暗闇のなにもない道をひたすら歩き、みんなは「ここであってるよね」と不安がりながら、沖縄の道を歩いた。
本場の美味しいソーキそばを食べると、ほっこり落ち着く。
帰り道の談笑は楽しかった。
ホテルに戻ると、旦那ちゃん、嫁ちゃん疲労が蓄積しひたすら爆睡する。
だって、中年なんだもん。




