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地球の最新英雄譚  作者: リンリン
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プロローグ

初投稿作品

プロローグ~世界の歴史~


今から500年前に勃発した第三次世界大戦により地球の人口は大幅に落ち込んだ。土地の多くは核の影響により人々が暮らせない死んだ土地になっていた。多くの国は土地も人も金もなくなり戦争を続けることができなくなり戦争は一人の勝者を出すことなく終結した。残った人々は、奇跡的に戦争の被害から逃れた土地に集まり、人種にかかわらず過ごしていた。


それから100年は平和だった。別の土地に逃れた人々とは連絡は取れなかったが凶暴な動物に襲われることもなく日々ギリギリの食料で食いつないで生活していた。そんな生活の終焉は急に訪れた。前触れもなく人々の前に現れた今まで見たことの無い生物。人々の抵抗をものともせずに人々を虐殺していった。奇跡的に生き残った人々は他の生き残った人がいると思われる土地を目指して旅立った。


しかし、その旅路は決して楽なものではなかった。道には動物がほとんどおらず、代わりに土地を襲ってきた生物が多く闊歩していた。最初は多くいた人も他の土地に着く頃には片手で数えることができる人数まで減っていた。そしてたどり着いた土地も襲わた後だった。その後、人類は生物から隠れながら、時には人を囮に使って逃亡し、ギリギリのところで生き残っていた。そんな生活が50年ほど続いたある日だった。人類に希望が現れた。洞窟に追い込まれ逃げることもできず生き残ることを諦めかけたときだった。洞窟の外から一人の男が現れた。その男は手から炎を生み出し生物を倒していった。その男は各地に残っていた人類をまとめ上げ新たな国を作り上げ、王として君臨した。


作られた国は土の壁で回りを囲まれ襲われることはほぼなかった。その国で暮らすうち子供の中に王と同じように特殊な能力を持つ子が生まれ出した。その後は世代を重ねるごとにその割合は増加し、現在ではほぼ全ての人が能力を身に着けるようになった。能力を身に着けた人類は土の壁を越えて魔物と呼ばれる生物を倒し、多くの国を作りだした。人々は自分の考えに合う国に移住した。考えの異なる国同士は対立し、能力者による争いが絶えなかった。争いは激化し気づけば多くの国を巻き込んだ冷戦状態になっていた。二つの国、軍事大国「ホライゾン」と経済大国「アルカディア」の二大国家が中心となって対立していった。


冷戦状態になって10年、小競り合いが多発するようになっていた。その中で新たな国が生まれた。その国は冷戦状態にあった二つの勢力のどちらにも与せずに両国の間に立つようになっていった。その国は次第に中立国「エルキア」と呼ばれだした。その国は決して大きくはなかったが一人あたりの武力は強力でほかの国は太刀打ちできない程だった。そのまま膠着状態になり時間は過ぎた。

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