#114 七夕IFストーリー2019
お久しぶりです!
作者が現実であくせく働いている間に新元号が発表されましたね!もう七月だけどね!
来年の七夕までに新作が書ききれなかったら、またIFストーリー書くかもですっ!
私は今日も、あの人の代わりに仕事をしています。
私とあの人が神になって、もうかれこれ数世紀になるでしょうか。私の産んだ子どもは寿命を全うし、今はその子孫が世界を内側から、私とあの人は世界の外側から守り、大切に大切に育てています。
「よしっ、そろそろ行くかな」
「え?もうですか?つい最近行ったばかりですよ?」
「いいのいいの。そんなん、適当だし」
「でも……あまり過干渉すると後の処理が…」
「モードレッドに押しつけりゃなんとかなるって。ああ見えて結構、優秀だからさ」
「はぁ……まぁ、アナタがそう言うんでしたら…」
「よーっし、それじゃあ、いざ降臨!」
本当に自由な人ですね。でも、アナタは……彦星さんはそういう人だから、私をこんなに遠くまで連れてきてくれたんですね。
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昔々の大昔。まだ、魔王が世界を脅かしていた頃。武神にして学問の神として崇められる男神ヒコボシと、その対となる叡智神にして幸運の神として崇められる女神ショウコ。
この二人の夫婦神が下界に降臨し、世界に平和と永遠の繁栄をもたらしたのは、万国共通で有名な話だった。そして、その降臨された日を祝して、いつしか祭を開催するようになる。
「……その名も、降臨祭だ!」
「なんで彦星さんが解説してるんですか。というか、いつもの案内役の人は?私のひ孫のひ孫のひ孫のひ孫は?」
「今回は完全にお忍びだからね!そんなのいないヨ?」
「不安しか感じません……」
そう言いつつも、私はどこか嬉しい気持ちでした。よく考えれば、世界を管理する側になってからプライベートなんてありませんでしたし、この前降臨した時も視察で、ずっと仕事で…そう仕事で……あれ?私だけ働いてません?彦星さんの働いているところ、見た事ないような?
「なんだか腹が立って来ました。怒ってもいいですか?」
「なんで!?」
「なんとなくです」
「意味がわからない事で怒らないで欲しいんですけど……まぁいいや。それよりも、ちょっと目を離した隙に、随分と発展したなぁ」
「私達の世界も、百年くらいで結構変わりましたよ」
とはいえ、発展したのはよく分かる。祭の準備期間なのか、所狭しと屋台が並べられ、その位置には夜でも営業出来るように魔灯が……いえ、あれは電灯でしょうか。よく見ると、屋台一つ一つに発電機のような物が備え付けられています。
「あれは……」
「僕の作った発魔機の改良版みたいだな。といっても、永続式じゃなくて魔石式っぽいけど」
後で調べた所、燃料に魔石を投入して動かすそうで。機械には詳しくないのですけれど、動かした機械から魔石以上の魔力を生成してくれるそうです。
「うーん、流石にまだ明るくてお祭りって感じじゃないな。他の店も見て回るか?」
「あ、そうですね。そうしましょうか」
「じゃあ、どこに行きたい?」
「そうですねぇ……」
周囲をくるりと見回して、惹かれるものを探してみます。よく知った立地ですけれど、何年も経てば見知らぬ街に変わってしまいますからね。
「やはり最初は、服から見ていきましょう。いつまでも神衣ですと目立ちますから」
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小子の提案で、服屋を回ることになる。この世界で最も有名な服屋はテスカトール衣服店だ。そう、あのテスカトールさんの店で、今や知らない人はこの世界に存在しないのではなかろうか。
「あっこれ可愛いです」
「むむむ、かなり奇抜な色彩ですね」
「こ、これはちょっと攻めすぎなのではないでしょうか……」
入った瞬間から、小子は商品棚のあちこちを見て回る。そのいくつかを手に取ると、店員に一声かけて試着室へと向かった。
「覗かないでくださいね」
「今更そんな事でのぞかねえよ」
神になってから、そっちの方はご無沙汰だったのだが……下の方がもう反応しなくなっている。おそらく、生物としての役割を終えてしまっているからなのだろうな。
「果たして感情が残っているのも、あとどれくらいなのか……」
徐々に気分の浮き沈みが無くなり、やがては人だった事も忘れてしまうのだろう。小子には言う勇気が無かったけれど……せめて、楽しめるうちは…楽しんでもらいたい。
「どうですか?」
「あ、あぁ……似合ってるよ。やっぱり、そういう落ち着いた雰囲気の方が似合ってるな」
「……それ、いつもは忙しそうだって聞こえるんですけど」
「あー、あー、急に耳がトオクナッター」
「…ぷっ、ふふふ」
「な、なんだよ」
「いいえ、なんでもありません」
そう言って小子は手を差し出しながら、ふわりと笑ってみせる。
「行きましょう、彦星さん」
「あぁ」
やっと勝ち取った、君と出会い、君と笑う、ハッピーエンドのその先。ありきたりで、けれど愛しい、何でもないこの日々が、悠久にも思える日々が、続いてくれると信じて。
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服屋の支払いはエンコボシに請求書を送りつけておいた。お店の人は驚いていたけど、そこは気にしない。
「さぁ、服は揃いました。次は彦星さんの番です」
「え?僕?順番って……?」
「彦星さんのいきたい所ですよ。私のいきたい所に連れて行ってもらいましたから、今度は私が付き合います」
「それなら、いきたい所……というか、やりたい事があるんだけど」
小子が付き合ってくれるらしいので、早速あの場所へ。知っている道を抜け、少し小走りしながらとある施設の扉を開ける。
「道程で憶測はしましたけれど、やっぱりここだったんですね」
「おう。なんと言っても始まりの場所だからな!」
ここは冒険者ギルド。時を経て冒険者は用心棒と名を変えだが、やる事は変わらない。
「ほら、あったぞ。薬草採取に害獣討伐…あははは、お使いの依頼まで!」
「はぁ……全く、子どもみたいに…何を行くんですか?」
「魔物か魔獣がやりたかったんだけどな……流石に無いから、何か滞っている依頼にしようか。神様は全てを平等にしなくてはならないのだよっ!えへん!」
「してるの、私ですけどね。では受付に聞いてみましょうか」
そういう小子の足取りは軽い。なんだかんだで、小子も久しぶりのギルドが嬉しいんだろうな。しばらく受付嬢と話し込んで、こちらに戻ってくる。
「緊急性のある依頼は無いそうですけれど、ずっと放ったらかしになっている依頼があるそうですよ」
「ほほう、話を聞こうじゃないか」
「街の外にある沼に、巨大な魚影を見たそうで、是非とも捕まえて欲しいそうです。依頼主は魚屋さんですね」
「水槽に入れたら映えそうだもんな。よし、やってみるか!」
早速、その依頼を受けることにした。ギルドカードは古かったが、問題なく使えるらしく、受付嬢さんはかなり萎縮していたけれど無事に依頼を受けて出発する。
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ギルドから釣りの道具と地図を受け取り、目的の沼へ。所がこの道中がかなり過酷なものだった。
「な、な、なんで岩が転がってくるんですかああああああっ!」
「お、大昔の攻城兵器か防衛装置じゃないかなっ!」
どうやらそのスイッチを間違えて押してしまったらしい。雑草や苔で覆われて見えにくいが、足元は転がるための溝が掘られている。
「し、小子!左右の茂みに隠れろ!」
「は、はいぃっ!」
追いつかれる間一髪、溝の外に出る事で窮地を脱した。
「はぁ……はぁ…こ、これで一安心です…」
かちり☆
「え?」
「お、おい」
何かを押した音、地面から聞こえる歯車の地響き、突然崩れ始めるレンガ組みの足元。
「ひ、彦星さんんんんん!?!?」
「僕が落ちるのかよっ!?」
これまた間一髪、落とし穴の縁をひっつかんで脱出する。
「「つ、疲れる……」」
そんなこんなで沼に辿り着いたのは昼過ぎになった。釣り針に餌を付け、手頃な場所でアタリを待つ。釣竿は小子に渡し、僕は自分の煌めきの糸を垂らす。チャチャっと終わらせて、街の降臨祭に間に合わせないとね。
「しっかし釣れるのは雑魚ばっかりだなぁ」
「釣れるだけいいじゃないですか。私なんてぴくりともしませんよ」
確かに僕の糸には小魚が沢山食らいつく。けれど小子の釣竿はには、何の反応も無かった。神の権能を使えば一瞬なんだろうけれど、それはズルというか、卑怯だと思う。
「まぁ、僕は小子の幸運に賭けてるからね。夕方くらいまでは粘ろうか」
「……分かりました」
それから二時間くらい粘ったのだが、やはり釣れるのは雑魚ばかりで目的の主らしき魚は釣れそうにない。
「そろそろ帰るか……」
「……ですね…はぁ…」
なんて声をかけてやればいいのか、分からなかったけれど。竿を回収しようとしたその時だった。
「……あれ?」
「どうした、小子」
「竿が重いんです」
「…ちょっと貸してみろ」
まさかと思って、小子から釣竿を受け取って引いてみる。すると、何かが当たっているではないか!
「お、大きいぞ!うわ、水の中で暴れていやがる!」
「も、もしかして沼の主なんじゃないですか!?」
「つ、釣り上げない事には何とも……っ!」
釣り糸は思っているより頑丈じゃない。逃さず、釣らず、まずは魚の体力を奪う。相手の呼吸に合わせて、釣るための力を強めたり弱めたり。しばらくすると抵抗が弱くなり、釣り上げるのが簡単になった。
「今だっ!ずおおりゃああああっっ!」
全力で引いた釣竿はグンっとしなって、獲物はその反動に負けるように水面から飛び跳ねた。
「「ぬ、ぬ、主だあああああっ!」」
釣られて陸に上がってなおビッタンビッタン跳ねるそいつを抑えつけ、グルグルの簀巻きにして僕の異空間へ。あまりにも一瞬の出来事で言葉を交わす余裕はなかったけれど。
「「は、はは、あはははは、あっはははは」」
びしょ濡れになったお互いを見て、ただただ笑いあったのだった。
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日も傾き、もうすぐ月が昇るような時刻。帰りは特に何事も無く帰ることが出来た。いや、行きが過酷だっただけなんだけどね。
「よし、無事に依頼も達成したし。報酬の金も手に入れたし。祭りを楽しむぞっ!」
今の時代は良いもんだね。日が沈んでも人が動いているから。昔なら日没と同時に寝静まってたよ。
「それにしても、随分と割りの良い依頼でしたね。あのレベルで貰える報酬としては、破格ですよ」
「まぁ、拝むほど感謝されたんだ。少しくらい色が付いていてもおかしくねえよ」
「そんな物なんですかねえ」
夕焼けに染まる街の中を、二人してプラプラと練り歩く。もう屋台が始動しているところもあり、僕たちと同じように屋台巡りをする人もちらほらと見かけた。
「そんじゃまぁ、最初に攻めるべきは……」
「食べ物屋台、ですね」
ソースの香ばしい系や、子どもに人気のお菓子系。スッキリする冷やし果物なんかも、人の少ない内に確保する。それらを全て異空間に保存する事で、いつでも出来たてが食べられるって寸法だ。
鉄板焼きや串焼きの製品を購入し終えた後は、輪投げや射的の屋台をめぐる。もちろん、狙うのは高額商品ではなく。
「やった、やりましたよ彦星さん!あの可愛いぬいぐるみが取れました!」
「良かったな。さておやじさんよ、僕もやってみて良いかな?」
「ど、どうぞどうぞ!なんなら、好きなものを持って行ってもらっても……」
「いや、それはゲーム性に反するだろ……たとえ一番上の景品が倒れない仕組みになってたってさぁ?」
「そ、そのような事はっ!か、神に……あ、いや、えっと、あなた様に誓ってッ!」
「……う、うん。お客様に正直なのは良い事だね」
まぁ、イカサマされてても取れる自信あるけど。だって、要するに棚から落とせば良いんだろ?魔力で強化したエアガンで棚ごと倒せば全部取れるし。しないけど。
「くっ……流石に普通のエアガンでは無理だったか…」
「幸運が足りなかったんじゃないですかねぇ?クスクス」
ほほぉ……ほっほぉぉう。
「なるほど、なるほど。つまり幸運の女神が微笑まなかったのか。納得した」
「ふふん、なんだか私、初めて彦星さんに勝った気がします」
「なぁ小子」
「なんですか?負け犬の彦星さん」
「愛してる」
「………………………………ぷぎゅっ」
久しく言ってなかった言葉を、久しく聞いた小子は、許容限界を超えた挙句に奇声を発して真っ赤になった。その途端、なんの前触れもなく射的の景品棚が崩壊する。
「こんなムードも何も無い言葉で赤面するとは、まだまだ修行が足りんのう、小子さんや」
「い、い、田舎のおじいちゃんですかっ!というか卑怯ですっ!」
「卑怯なもんか!使えるものは全て使えって団長が言ってたろ!」
「いつのどこの誰の話ですかっ!初めて聞きましたよっ!そ、それに、コルク弾は全部撃ち終わった後ですから、無効ですっ!」
「いーや、有効だねっ!僕の目にはしっかりコンテニュー画面が見えてたね!」
「じゃあ分かりましたっ!この勝負は私の負けですっ!でも、次で決着を付けましょう!」
煽られた僕はみっともなく勝負に乗った。勝ったからと言って何があるわけでも無いけれど、とにかく意地になって巡る。
輪投げ、金魚すくい、型抜き、詰めデュエス早解き勝負、エトセトラ、エトセトラ。
時間いっぱい、全ての屋台を巡ったが、ついぞ勝負はつかなかった。
「はぁ……疲れた」
「……ですね。なんで勝負してたんでしたっけ」
「…忘れた」
降臨祭のメインストリートから離れ、気付けば街を見下ろせる高台にまで登ってきている。太陽はとっくに沈み、発展した街は現代日本のようなネオンで埋め尽くされ、もう数時間もすれば今日だった一日は昨日に変わるのだ。そんな光景を、設置されたベンチに座ってぼうっと眺める。
「……覚えてますか?」
「何が?」
「ずっと昔、こんな場所で、夕日をバックにプロポーズした事」
「…………」
覚えていないはずがない。その記憶はきっと、僕が僕で無くなって、人間だった頃を忘れても、記憶に残し続ける。残してみせる。忘れてやるもんか。
「私、あの時のこと……一生忘れません。絶対に。私が、私で無くなったとしても」
「……知ってたのか」
「もちろんです。お嫁さん歴千年の私に隠し事なんて、一億光年早いですよ」
「…敵わないな、小子には」
「これも勝負しますか?」
「いや、こればっかりは勝てない」
「じゃあ、負けた彦星さんには罰ゲームです」
そう言って小子は、勝ち取った屋台の景品の中から一つのぬいぐるみを取り出す。それは一番初めに射的屋で取った、クマのぬいぐるみだった。
「このぬいぐるみは思い出のテディベアと言って、大切な人に贈ると大切な人との思い出を守ってくれるそうです。罰ゲームは、このぬいぐるみを受け取る事ですよ」
僕は一言も発する事が出来ないまま、渡されたテディベアを見つめた。頭ではあの時の意趣返しだと分かっていても、それを上手く返す言葉が出て来ない。それでもようやく捻り出した答えは、奇しくもあの時の言葉と同じだった。
「……消えるまで…僕が僕で無くなって、いや。僕が僕で無くなっても、大切にする。どうして持っているのかを忘れても、大切にする」
「はい、大切にしてくださいね」
その瞬間、降臨祭のフィナーレと言わんばかりに花火が打ち上がる。闇夜を照らす儚い光が、人であった最後の思い出だというように、僕たちを包んだ。
いっそこのまま、溶け合って一つになってしまえたなら、二柱の神が唯一神になれたなら。そんな馬鹿げた事を考えながら、僕はそっと小子に口付けを……
「やっと見つけたぞ、このクソ神がああああああっ!!!」
「っ、へ!?あ、お前は確か……アルタイル!?なんでここに……」
「ちぇすとお!」
全力疾走からの飛び回し蹴りが綺麗に入り、僕はほんの数メートル吹っ飛ばされる……が、その蹴られた結果を書き換え、回避した事にする。
「あっぶねぇ……何すんだよ」
「こっちのセリフだっ!なんの信託もなく勝手に降臨して方々に迷惑かけやがって……もう十代の少年じゃねーんだよ!」
よくよく見れば、アルタイルは初めて会った十代ではなく、年をとった三十代の姿だった。
「テスカトールさんの店でツケるわ、ギルドで身元を隠さないわ、古代遺跡をめちゃくちゃにするわ、挙句に降臨祭を引っ掻き回すわ…何がしたいんだよ!」
「息抜き」
「息抜きで俺を殺す気かっ!」
他にも言いたい事があるのだろうけれど、アルタイルはそれらをぐっと堪えてため息を吐く。
「はぁ……明日は絶対に筋肉痛だ…祭りにも行けないし、スピカにも嫌われるし、ホンッット疫病神かよてめーは…」
「スピカ……?あ、もしかしてアルタイルの子ども?」
「ああそうだよ。もうすぐ八歳になる愛娘だ」
「そうか……時が経つのは早いなぁ…」
本当に同情するよ。苦労しているんだなぁ。主に僕のせいで。ありがとう。
どうやらまだ僕は、人間に片足を突っ込んでいて良いらしい。
「あっ、流れ星」
「えっどこどこ!」
「人の話を聞けっ!」
アルタイルの悲痛な叫びと、祭りの喧騒が響き渡る。透き通った夜空には、瞬く星が光り輝いているのだった。
ご愛読ありがとうございました。
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