表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

プロローグ兼世界観

この世界は大きな7つの国が実質に世界を治めている。小国もあるにはあるが、彼らの支配下にある。一つの国を中心にしてぐるっと国が周りを囲む様に存在していてその周りには大きな海が広がっている。


だが、彼らが海に進出することはない。せいぜい、漁をする小舟が陸が見える範囲だけ行き来するぐらいだ。小舟を作る技術力があっても、大きな船が建造されることがない理由は、海の向こうは神の国だとされていることから国で禁じられている為である。


また、空を飛ぶことが出来るのも限られた魔術師か魔人や魔獣ぐらいだった。

個々の国によって差異はあるが、生活に必要なものは魔術で補われるため、技術力にはあまり差が無く、国が違っても同じようなレベルの生活だった。


銃も存在するが、飛距離がない為に銃剣として使用される。これは銃に小剣を着けて接近戦を行う為の武器ではあるが、くせがあるためにあまり人気がない。接近戦を重視する戦士ぐらいしか使わない武器である。


また、国に一つは魔方陣による移動の術が存在しているのだが、一回で金貨1枚という庶民の3年分もの生活費となるほどに高額なので、一部の人々を除いては歩いて旅をすることが基本である。


そして、この世界の中心でもある七つの国はこの世界を作ったとされる最初の神々の七柱の大神を個別に祀っている。


また、東洋と西洋が入り混じったようなこの世界には魔人や魔獣と呼ばれるものが存在する。彼らは人への脅威だが、人に協力的な個体もいる。彼らと契約を結び力を借りることが出来る人々のことを魔人憑きや魔獣使いと呼ぶが、彼らの数はとても少なく、伝説の様な存在だった。


それに反して、魔術師は身近だった。なにしろ、生活を行う為の火や水などは全て魔法によって補われているからだ。この世界に魔力が無い人間はいない。もちろん、能力に差異はあり、魔術師になれるほどの魔力を持つ者は100人に一人ぐらいだ。また、その中でも国に認められた国選魔術師に選ばれるほどの力の持ち主はめったにおらず、10年に一人選ばれれば良い方だった。


そんな世界で唯一の人を召喚する召喚士と伝説の魔獣使いの少年が出会ったことから物語は始まった。


彼らの長い冒険が今、始まったのである。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ